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ZOMBIO・死霊のしたたり

さて、今回は「ZOMBIO・死霊のしたたり(以下「死霊」)」と「フロムビヨンド(以下「フロム」)」である。まず「死霊」がSFなのか?と言われる方がいらっしゃると思う(笑)確かに分類上は、ホラー映画に分類されると思うが、私に言わせると、これは立派なSFスプラッター変態ホラー映画なのである(笑、スプラッター変態ホラーは余計だ!と聞こえそうだが、でも昔は、欧米においては「SF映画」は「怪奇映画」の仲間であったのだよ)さてさ て、まずは「死霊」であるが、その前に、この「死霊」と「フロム」の共通点をおさらいしておこう。まず、原作者が「クトゥルー神話」で有名な、H・P・ラブクラフトである。「死霊」は「死体蘇生人ハーバード・ウェスト」、「フロム」は「彼方より」のそれぞれの映画化である(原作に忠実に映画化しているかどうかは・・ ・う~ん、やめておこう(笑))ラブクラフトのSF怪奇小説の映画化はこれまでにも、「襲い狂う呪い(TV放映タイトル「悪霊の棲む館」)」や「ダンウィッチの怪」「ヘルハザード」「ネクロノミカン」「ダゴン」などがあった。このうち、「悪霊の棲む館」と「ダンウィッチの怪」の2作品は、昔は、地方局などで、夜中に たまに、放映されていたりしたことがあったので、見た方もいらっしゃるのではないかと思う。そして、これらの映画化作品は内容に多少、不満はあるにせよ、どれもみんな、超駄作ではなかった(と思う(笑))それから、製作会社が「エンパイアピクチャーズ(「以下、エンパイア」)」で、監督がスチュワート・ゴードンであ る。スチュワート・ゴードンは、主な活躍先であった、この「エンパイア」が倒産してからは、めっきり監督作品が少なくなったが(最新作であると思う「マスターズ・オブ・ホラー」第2シーズンの「黒猫」はみんな見た?)私としてはディズニーの「ミクロキッズ」と「ジャイアントベビー」の原案と製作総指揮を手掛けてから 一気にメジャーになって、SF変態ホラー映画の旋風を巻き起こしてほしかったと思った(笑)「エンパイア」のことで、もう少し述べておくと、「エンパイア」は、80年代のAIPと呼ばれ、マニアックな一部のSFホラー映画ファンからは大いに期待されて、B級SF&ホラー&アクション映画を大量に生産するはずだ った。が、実際に製作されたのは企画された、何分の一かの本数であった。旧版「スターログ」誌に、かなりの本数の、その企画ポスターが掲載されたことがあったが、個人的には、サイボーグと思われる人間が、頭部を外して両手で持っている姿のポスターが印象に残った「デキャピトロン」が見たいと思った。それでは本題に入ろう。「死霊」は「エンパイア」の作品で唯一、日本で公開された (東映クラシックフィルム配給)作品である。(「2」と「3」は日本未公開、 ビデオ&DVDは発売されているが、現在は絶版かも知れない。因みに「死霊」と「フロム」は大阪の読売テレビで、いつごろだったか忘れたが2本立てで、確か、夜中に、放送されたと思うのだが、関西在住で覚えている方、いらっしゃいますか?)死体の蘇生を可能にする、液体の薬 品を発明した医学生が、実験を重ねるうちに、 死体がゾンビ化して暴れ出し、病院内で、地獄絵図(オーバーかな?)のようなスプラッター騒動が巻き起きる。ホラー映画を昔から、 見て来ている者なら理解できる、 怖さとコミカルさが、紙一重である、場面、場面を随所に挿入しながら、無理矢理、 相棒にし た、同じ医学生のケインの恋人メグを、 ウェストの液体蘇生薬を盗もうとして、 ウェストにスコップで(笑)頭部を切断されたヒル教授が、反対に液体蘇生薬を利用して、見た人なら、みんな言っている(笑)「マジンガーZ」 のブロッケン伯爵となりながら(笑) 裸にして想いを遂げようとする場面も、浅ま しいと言うか、羨ましいが(笑)ウェスト& ケインVSヒル教授のロボトミー・ゾンビ軍団の凄惨な戦いは、 この手の映画のシーンの白眉である(笑、ヒル教授の胴体から、大腸?小腸?が飛び出して、ウェストの首を締め付けるシーンはいいねえ!)そして、 そのシーンの最後に描かれる、ロボトミー・ゾンビと化 したメグの父親である学長が(名前忘れた)メグの叫びで正気を取り戻し、 メグを助けようとしてヒル教授の頭部を両手で押し潰すが、 後ろからヒル教授の胴体が、学長の頭部を締め付けるところは、 何度見ても素晴らしい構図であると思う(笑、やっぱり私は変態か?)だが、残念ながら映画として、キチッと成 立しているのはこの「1」だけで、「2」は首の下にコウモリの羽を付けて空を飛ぶ( 笑)ヒル教授(「1」で頭部を押し潰されたのに何で生きてんの?って思うけど(笑))が、フリークスの化物軍団を率いて、ウェスト&ケインに復讐を挑むが、いいのはスクリーミング・マッド・ジョージの特殊メイクだけでストーリーは、原題の「ブライド・オブ・リ ・アニメーター」にあるように「フランケンシュタインの花嫁」に対するオマージュとなってはいる(?)が、今ひとつであった。「3」は刑務所が舞台であるが、私は未見である。が、スプラッター度は低いということらしいので、今だにDVDをレンタルしようかどうか迷っている(笑)お次は 「フロムビヨンド」である。これも、東映クラシックフィルムが配給しようとしたらしいが、残念ながら日本未公開で、 ビデオのみが発売された(日本ではDVD未発売)、SF変態グロホラーの大傑作である(笑) SM趣味を持つ(笑)科学者ブリトリアス博士は、 この世界とは違う、異次元の世界を行ったり来たりすることが、できる装置を発明し、 異次元へ行ったまま戻ってこなくなるが、そこで、 奇怪な怪物の姿に変身できる力を身に付けた博士は、実は、 異次元からこの世界を支配しようと企んでいた。そして、 助手であ るクロフォードと、何の理由で登場したか忘れた(笑) 精神科医のカテリーナを、供だって、怪物に変身して異次元へ連れて行こうとするが、 二人は博士の屋敷から逃げることを決意し、何とか脱出に成功する、しかし 異次元を発生させる装置は誰の手を借りることなく、勝手に作動を始 めていた。そして・・・というス トーリーを低予算ながら4人も(!)特撮監督を起用して描いてい く。本国アメリカでは、アンレイテッドのDC版のDVDが発売 されているらしいが、公開当時(アメリカでは)は、グロいせいで、 かなりカットを強要されて公開したということで、 現時点で、長尺版を見られるのは日本だけらしいのだが、残念ながら、 それもビデオで のみの話で、しかも レンタルできるビデオ店も現在では少ないと思うが、 探して見るだけの価値は、私はあると思うので(笑)お薦めするしだいである。ブリトリアス博士が変身する、不気味な軟体ヌルヌル怪物は、特撮監督を4人も起用した割には、イマイチ出来が悪いかも知れないが、気持ち悪さから言えば、物体Xと唯一、タイマンを張れるのではないかと思うのだ(笑)また、当時、この映画のビデオを、マキノ氏の旧宅に持ち込んで、マキノ氏と一緒に、そのコントロール・ルームで見たのだが見ている最中に、マキノ氏のお父様である血車魔神斎卿が、映画を見て一言、「キ×ガ×の映画やな」と仰せられたのが、非常に懐かしい(笑)私にはいい思い出である(笑)とまあ、そんなこんなで、今回は終了である(笑)次回は「日本のSF映画~東宝編~」(仮題)です。

「ビー・ムービー」を見ながら
バルカン星のダース・ベイダー





     
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テーマ : ホラー
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SFをこよなく愛するペーパークラフトクリエイター
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