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ゴジラシリーズ~ミレニアム編

ではでは、ミレニアム編に行ってみよう。1本目は「ゴジラ2000ミレニアム」である。映画の内容云々よりも、観た人ならわかってくれるとは思うが、なぜ、途中で終わりにしてしまうのだろうか?ゴジラが、まだ、放射能火炎光線を吐いて、街を破壊しているのに、エンディング・ロールが流れるのにはビックリした !アホかと言いたくなる映画である。観る価値など無い。ただ、ビオランテ以降、ずっと課題であった、モスラやキングギドラと言った旧怪獣人気から脱却するべく新たな発想で行った、アニメ風デザインを取り入れたというオルガは、その心意気は買いたいと思う。が、個人的にはいいとは思いません。ゴメンナサイ(笑)
2本目 、「ゴジラ×メガギラスG消滅作戦」ゴジラをブラックホールに飛ばしてしまうという発想はいいと思う。だが、それだけである。田中美里が演じる桐子が、ゴジラの背中に乗って発信弾を撃つシーンなども迫力があっていいと思うのだが、ねえ・・・。
3本目、「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」(以下「GMK」)明らかに「東宝特撮怪獣映画」の匂いがする、平成ガメラ3部作を撮った金子修介が、遂に「ゴジラ映画」を監督をするということで、当初から大変、期待された映画であったが、何故か「とっとこハム太郎」と2本立てで上映する事になっていたので、何の予備知識も入れないで観る事にしていた私は正直、不安でいっぱいであった。しかし!その心配は杞憂に終わった!観てビックリ!何と「GMK」は、瞳孔が無い白目のゴジラが、太平洋戦争で死んでいった人間たちの怨念を晴らすべく、人間を殺しまくる一大残酷怪獣映画であった!なので、「ハム太郎」も観に来た子供たちが 泣き出してしまったり、「いつもと違う、凄惨な内容のゴジラ映画」に、途中で劇場から出たりする親子がいたりしたのだが、私はまさか、死ぬまでに(ちょっとオーバーかな?)こんなに「怖いゴジラ」が観れるなんて、思いもしなかったので、もう、凄く、嬉しかった(笑)唯一の不満は、意外と正義の味方がよく似合う(笑) キングギドラの変身シーンがカッコよいのであるが、明らかにCGであるのが、よくわかるのと音楽が大谷幸であることだが(笑)それはいいとして、思うに、私のような意外性を求めるようなファンは嬉しいが、恐らく異色作である、この怖いゴジラの成功は、脚本を金子修介と共同で書いた長谷川圭一と横谷昌宏の参加に寄ると ころが大きいだろう。人間の目線で見た「ゴジラ」の怪獣としての怖さが、よく表現出来ていると思う。この2人は、すでに、過去の作品では「ウルトラマンティガ」や「名探偵コナン」、最近では「仮面ライダーW」や「ケロロ軍曹」といったテレビ特撮やアニメの脚本を手掛けているが、たまには同じような業界の違う「血」を 入れることは、やはり必要なのだ。(横谷昌宏は「クロスファイア」なんかを共同で、すでに書いていたりするけど)現にこのような「異色作」であるはずの「GMK」がミレニアムシリーズの中では1番、大ヒットしており、2002年度の邦画の興行収入でも「ハム太郎」の人気もあるかも知れないが、第3位を記録しているの だ。み~んな!怖いゴジラが観たいのだ!(って、言い過ぎかな?)
4本目、「ゴジラ×メカゴジラ」最初に、この映画の製作を知った時は「えっ?また、メカゴジラ!?しかも、また、同時上映がハム太郎!?」と思ったが、西川伸司のデザインの74年版や75年版をブラッシュアップさせたようなメカゴジラは「カッコエエ! 」と喜んだ。だが、しかし!やはり、メカゴジラだけしか観るところが無い映画であった(笑)
5本目、「ゴジラ×メカゴジラ東京SOS」一般的に、怪獣映画好きな世間と(笑)メカゴジラが好きな私のようなヤツは、この映画を前作の後編と呼んでいるが、正にそう呼ぶに等しい、これもメカゴジラだけを観る映画である(笑)
そして6本目が、現在のところ、最終作である「ゴジラ・ファイナル・ウォーズ」である。生頼大先生の描く「帝国の逆襲」のような構図の告知用ポスターの復活が、まず、うれしかったが(笑)洋泉社刊「東宝特撮総進撃」にも書いてあったが、この映画は正しくリメイク版「怪獣総進撃」である(因みに、私は、別にジェット・ ジャガーを登場させようと、させまいとどっちでもいいんですが(笑))しかも、ライブフィルムで登場した怪獣たちも含めると、何と!21匹も、怪獣たちが登場するのである!内容で言えば、轟天号は、ワタクシ的には、何とも言えないデザインだと思ったけれど(笑)テキサス・チェーン・ソー・ガイガンはカッコヨカッタねえ!それと、北村一輝のX星人も怪演で、ヨカッタ?オカシカッタ?ねえ!まあ色々、文句を言われ、興行成績も、よくなかった映画であるが(笑)北村龍平のホンマに、開き直りのような演出は、私は非常に好感を覚えた。確かに「マトリックス」のような、外国SF映画もどきのアクションシーンがふんだんにあるので、純粋な 怪獣映画ファン(でなくても?)が嫌がる気持ちもよく判るのだが、外様の監督でなければ、こんな映画は出来ないことも事実である。惜しいのは、もう少し早く「大怪獣総攻撃」と共に、こういう異色作を製作してくれれば、マンネリ化の打破及びシリーズの活性化に繋がったのではないかと思うのだが、ねえ・・・・・。
さて、富山省吾プロデューサーは、2013年ぐらいにゴジラの復活を明言しているが、果たして本当に復活するのだろうか?私は別にゴジラの復活は悪くないと思うが、もうそろそろ、本当に、本格的な和製SF映画の製作に臨んで欲しいと思うのだが、それはやはり夢に終わってしまうのだろうか・・・・。
と、ここまで来て、ニュースが飛び込んで来た。すでに、ご存知の方も、いらっしゃるかも知れないが、「ゴジラ対ヘドラ」の坂野義光監督が、東宝とは直接の関係なく(日本の配給は東宝が行うそうだが)以前から製作を始めていたが、完成が危ぶまれていた一部の報道で「ゴジラ対ヘドラ」の続編と言われていた「ゴジラ映画」が、アメリカのレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザーズが組んで、坂野義光監督が製作総指揮を行い、2012年12月公開に向けて製作を開始した、というのだ。しかも3Dでの公開ということらしいが、少なくとも、ローランド・エメリッヒ版の二の舞は避けてもらいたいものだと思う。

J・J・エイブラムス版「スタートレック」を見ながら
バルカン星のダース・ベイダー




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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

ゴジラシリーズ~平成編~

☆ご無沙汰しておりましたが、皆様、こんにちは。お元気でしたでしょうか?さあ、それでは今回は、ゴジラシリーズの「平成編」である。まずは、1本目「ゴジラ(84年版)」である。「メカゴジラの逆襲」が、惨憺たる結果に終わったので、東宝は遂に、怪獣映画の製作を中止するのであるが、当時、大人では無い私は(笑)当然、そういう事を知る由も無く、「最近、全然、ゴジラ(映画館で)やれへんなあ」と思って、更に、数年が過ぎて行ったある年の年末か、その明けた年の年始の朝刊か夕刊に、東宝の製作ラインアップが掲載してあったのだが(私の記憶が確かならばであるが(笑))その中に「ゴジラ」(仮題)と 「続・日本沈没」と「ネッシー」があって、やはり、当時、大人では無い私は(笑)その記事を見て、「ゴジラ?ゴジラだけ出るのを作るんか?」「続・日本沈没?また、日本沈没するんか?」「ネッシー?ネッシーが街で暴れるんか?」と疑問に思った(笑)後年、それらは例えば、日本が沈没した、その後の世界に散らばったユダヤ人と化した日本人の姿を描く、小松左京が本当にやりたかったのはこちらの「続・日本沈没」も、イギリスのハマー・プロとの合作で、東宝が特撮だけを担当(?)する予定だった「ネッシー」も、企画倒れに終わってしまう。だが、「ゴジラ」は、その当時の「ゴジラ復活委員会」などと言った、数多くの特撮ファンダムの強力な後押しなど、紆余曲折を経て遂に、84年に復活をする。この当時の「ゴジラ」の生頼範義大先生が描いた「告知用ポスター」はカッコイイ!の一語に尽き、平井和正大先生がポスターの中で述べられていた「ゴジラの前にゴジラなし!ゴジラの後にゴジラなし!」とか何とか言った献辞も正にその通り!と言った感じで、「特撮怪獣映画」が好きな私のような野郎たちには、モノスゴイ期待で胸が膨らんでいった。だが、しかし!である。公開された映画を見て、ビックリした!全く、しょうむない(って大阪弁?)のである。何じゃあ、あの出来の悪い、着ぐるみ&「サイボット・ゴジラ」は。脚本もせっかく永原秀一が書いているのに下らん話やし。「 ホンマに脚本通りに映画化したのか?」と思ってしまった。ハッキリ言って観る価値は無いと思う。2本目は「ゴジラVSビオランテ」である。前作の「ゴジラ」から何故か、5年後に製作されたこの映画は、ストーリーを一般から広く公募をしたものが原案になっているのは、まあ、いいとして、ハッキリ言って面白かった(笑) 脚本も書いた大森一樹監督は、映画が分かっていない(怪獣映画と言う意味ではなく)とかと言う声もあるが、巨大企業バイオメジャーやサラジア共和国のエージェントSSS9、そして日本の自衛隊が絡んだゴジラの細胞(G細胞)のスパイアクションの要素を盛り込んだ争奪戦から、白神博士によるビオランテの誕生とビオランテVSゴジラの戦い&自衛隊VSゴジラの戦いは、怪獣映画好きを十分喜ばせてくれるものであった。因みに私は、この映画で好きな撮影エピソードがあって、それは、高橋幸治が演じる白神博士が、芦ノ湖に 出現したビオランテを見て「ビオランテだ・・・。」と呟くシーンで、監督を始め、スタッフの間で「いきなり何の前触れもなく名前を知っている(或いは言うのは)のはおかしい。」と最初はなったのだが、「昔の怪獣映画のセリフにも多少?って言うのがあるからええか!」という事になって、結局、変更されずにそのままになったという事に、それが、いいかどうかは別にして、私はスタッフの怪獣映画に対する「思い」を感じられずにいられないのである。(「それが、どうした!」と言われば困るのだが(笑))ただ、生頼大先生が描いた、この映画の告知用ポスターは、確かに、幻想的ではあるけれど私はあ まり好きではない(笑)3本目、「ゴジラVSキングギドラ」この映画の脚本と監督も大森一樹だったので、キャッチコピーの「お前だけには、絶対負けない!」と共に、大いに期待した。だが、しかし!である。あの不細工なメカ・キングギドラは何じゃあ!?チャック・ウィルソンの未来人には笑ってしまったし。それに、ゴジラにタイム・パラドックスを持ち込んだのは、確かに新鮮であったが、残念ながら消化しきれていなかったねえ。因みに生頼大先生が描いた、この映画の告知用ポスターも私はあまり好きではない。大先生が描いた割には何となく「ありきたり」だと思うんよ(笑)4本目、「ゴジラVSモスラ」う~ん、内容的には、前作ぐらいからファミリー層を意識し始めたせいか、ファンの感想は、可もなく不可もなくといったところであると思うのだが、モスラは幅広い層に人気があるのか、女性や子供たちには大好評であった。私は少し複雑で(笑)まあ、たまにはこんなんでもええかな。と思った(笑)因みに生頼大先生の告知用ポスターは(笑)やっぱり戦う相手が「モスラ」のせいか、凄く優しいタッチになっていると思う(笑)そして、5本目が「ゴジラVSメカゴジラ」である。「ゴジラVSモスラ」の終了後、スクリーンに「ゴジラ5」と出てそれから「ゴジラVSメカゴジラ」と文字だけの予告を観て思わず「ウオオオオオ!メカゴジラや!」と叫んだのだが(笑)生頼大先生が描いた、この映画の 告知用ポスターの頭からノズルのようなものが2本出ていて、腕も巨大な「エイリアン2(完全版)」に登場したセントガンのようなマシンガンを構えているような、ブットク太いメカゴジラが、また、カッコよかった!個人的には、生頼大先生が描いたゴジラのポスターの中でこの映画のポスターが、私は1番好きである。で、映画も面白かった。メカゴジラの顔だけは74年版や75年版の方が私は好きだが(笑)「~VSキングギドラ」で海中に沈んだメカキングギドラを引き上げ、23世紀の科学技術を解析して造り上げたというメカゴジラの設定は好感が持てるし、(三重県)四日市市にお ける、ゴジラがメカゴジラに圧勝する第1ラウンドから、(千葉県)幕張で繰り広げられる、戦闘機ガルーダと合体してスーパーメカゴジラと化した「メカゴジラ」が、ゴジラを倒したと思いきや、何しに出て来てんねん!と思っていたラドンが、メカゴジラを倒さなあかん!と考えて(ホンマにそう考えたかどうかわかりませんが (笑))「動物の本能」でゴジラと合体(或いは吸収されて?)して「スーパーゴジラ(映画の中ではそんな風には呼ばれていません。念の為)」と化して、メカゴジラを粉砕するまでをスピーディーに描いていて大変、満足する仕上がりになっていると思う。惜しいのは、やはりベビーゴジラの存在(造形がもう少しリアルならよ かったと思うんだけどねえ)とゴジラと共に海へ帰って行くラストだろう。怪獣映画は、ほのぼのした感じで終ったらやっぱりアカンと思うんやけど。6本目、「ゴジラVSスペースゴジラ」トライスターのローランド・エメリッヒ版「ゴジラ」の製作が遅れていたために急遽、製作されたせいか、柏原寛司が脚本を書いているのに 、何故か非常に面白くない。何やねん、あのスペースゴジラって。あまりにも安直すぎるぞ。観る価値ありません。7本目は、平成編の最後となる「ゴジラVSデストロイア」である。ゴジラの「死」を描いているものは、今のところ、これと昭和編の「ゴジラ(54年版)」の2本だけであるが、「ゴジラ(54年版)」に絡んだ登場人物やエピソードが描かれるのは、オールド・ゴジラファンにとっては感慨深いものであった。また、あちこちの雑誌でも述べられていたが、54年版のゴジラの咆哮と共に、544年版のタイトルとして使用された「ゴジラ」の3文字が現れて爆発し、オキシジェン・デストロイヤーに飲み込まれてから海に沈んで、その上から新たに「ゴジラVSデストロイア」のタイトルが現れるのは、なかなか凝っていたと思う。惜しいのは、こう言うと、ミもフタも無いのだが(笑)デストロイアを登場させる必要は無かったのではないかと思うのだ。あの、いつ核爆発を起こしかねない、バーニング・ゴジラを描くのであれば、それだけで凄いサスペンスフルな物語が十分、成立すると思うので、あえて今回で一応、ゴジラを死なすというのであれば 、1匹だけの登場でよかったのではないかと思う。8本目(?)は番外編であるが(笑)ミレニアムシリーズが始まるまでに公開されたローランド・エメリッヒ版「GODZILLA」である。当初、伝えられてきた情報はトライスター映画が、「ゴジラ」をヤン・デ・ボン監督、テッド・エリオット&テリー・ロッシオ脚本で、映画化しようというもので、しかも、宇宙怪獣と戦うらしいといった内容であったため、「スピード」のヤン・デ・ボンと「アラジン」(ディズニー・アニメ)を書いた、テッド・エリオット&テリー・ロッシオなら期待できるぞ!と喜んでいたのだが、 そのうち、ヤン・デ・ボンは莫大な製作費を要求したため降板させられ、トライスターは、映画製作に掛る時間から逆算して、東宝との公開期限の約束が迫ってくる中で焦って、変わりに起用した監督&プロデューサーが「インデペンデンス・デイ」を大ヒットさせたローランド・エメリッヒとディーン・デブリンのコンビであった 。2人は、テッド・エリオットとテリー・ロッシオの書いた脚本の骨子だけ残して、54年版のような怖い「GODZILLA」にすると発言していたが、出来上がった映画は、残念ながら全然怖くない、巨大なイグアナが、少しだけ暴れると言っても過言ではない、単なるモンスター・パニック・ムービーであった(後年、観たJ ・J・エイブラムスの「クローバー・フィールド」も文句はあるが、こちらの方がまだ、怪獣映画らしいと思った)放射能火炎放射も吐かないし、ニューヨークの街並みを破壊しまくる事もしない、挙句の果てにはF/A-18戦闘機のミサイルでアッサリやられてしまう。極端に言えば、ただただ、ウロウロするだけで(走ったり もするけどね(笑))面白くも何ともなかった。観ていて私は腹が立ってきて、この映画を製作した連中は、ホンマに過去のゴジラシリーズを見て勉強したんか!?と疑問に思った。いくら「怪獣」に対する考え方が西洋人違うとは言え、本家本元の「ゴジラ」ムービーズからリスペクトするものは何もなかったのだろうか?それで も予告編で「インデペンデンス・デイのスタッフが総力を結集!」と流れてから両眼がカッと開いて、上手くその姿を見せないようにしながら、海からゴジラが上陸するシーンは、なかなかよく出来ていたので期待していたのだが、結局、この映画の中で、私が好きなシーンは、そこだけである(笑)そして、世界的にも興行的には 失敗?(一応、ヒットしたと言う話もあるが、定かではない)したので、続編は作られずじまいに終わってしまったが、できれば力のある監督でもう1度、作ってほしいと思う。個人的には、ポール・バーホーベン何かがいいと思うのだが。(ゴジラの造型は、やっぱり、ロブ・ボッディンでしょう!)

それでは次回、ミレニアム編でお会いしましょう。
バルカン星のダース・ベイダー

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

ゴジラシリーズ~昭和編~

もう2月ですが、あけましておめでとうございます。皆様、大変、長い間ご無沙汰しておりました。おはこんばちわ。バルカン星のダース・ベイダーです。今回から、また、「SF映画を熱く語れ!」を、かった!らっして!頂きますので、どうかよろしくお願い致します。さて、再開した今回は、ディアゴスティ ーニからも、東宝特撮が発売されているからではないが(笑)「ゴジラシリーズ」をいわゆる昭和、平成、ミレニアムの3期のシリーズごとに語ってみようと思う。今回は昭和編である(急にエラそうにモノ言うな(笑))まずは、1本目「ゴジラ」(54年版)である。これが公開された年は、当然、私は生まれていないのである が(笑)私はこの「ゴジラ」を2回観ている。1回目は、行ったり行かなかったりしていた予備校生時代にバイトをしていたレンタルビデオ店に置いてあったビデオで観たのと2回目は、今も多分、形を変えて継続していると思うが、大阪の読売テレビで夜中にやっていた「CINEMAだいすき!」の第7シリーズで放映された時 である。しかし、どっちで観た時も思ったのだが1954年に製作された事を考えると、よくやっているとは思うが、せいぜいそこまでなのである。「仕方がない」とはわかっていても、なぜか、どうしてもチープさが拭えない。比較するのはカワイソウかも知れないが、海外で50年代に製作された「宇宙戦争」などのSF映画と 、あくまで「SF映画」として比較すると、残念ながらどうしてもストーリーも特撮もチャチに見えてしまう(「怪獣」や「怪物」と言った存在自体が欧米と日本では考え方に違いがあるとは思うが)とは言え、単順に1匹だけが登場する大映や日活、松竹が製作した「大怪獣ガメラ」や「大巨獣ガッパ」それに「宇宙大怪獣ギララ 」と比較すると、この「ゴジラ」の方が断然、面白いと思う。詳しい比較はまたやりたいと思うが(笑)それはやはり、プロデューサーの田中友幸、監督の本多猪四郎、特撮監督の円谷英二の3人の、今更、何を言っていると思われるかも知れないが「SF・特撮・怪獣映画」に対する真剣な製作姿勢から来るものだろう。それから 、全ゴジラシリーズの中で、原水爆のテーマが反映されているこの第1作目の「ゴジラ」だけを高く評価する人がいるが、私はそういう人は大嫌いである。そういう人は、大体、「2作目の「ゴジラの逆襲」以降は「怪獣プロレス映画」になってしまった。」と言うのだが、そもそも「怪獣」の存在自体が「ウソの世界」のお話であ るのに怪獣が2匹登場すると、いきなりダメになるのが私にはよくわからない(笑)で、2本目はその「ゴジラの逆襲」である。ゴジラとメカゴジラとキングコングの「逆襲」があって、なぜ、キングギドラの「逆襲」がないのか?以前から不満に思っていたのだが、それはいいとして、この「ゴジラの逆襲」もそんなに語る事はな い(笑)アンギラスはかわいそうにこれだけで終わってしまった(笑)3本目は「キングコング対ゴジラ」である。映画評論家の石上三登志氏は、当初、「モデルアニメ」のキングコングと着ぐるみのゴジラが戦うと思われ、映画を見てガックリされたらしいが(笑)東宝創立30周年記念映画第1弾として製作されたこの映画は、 有名な話だが、かつての「ルー・テールズ対力道山」のプロレス世界選手権争奪戦にあやかり、世界の怪獣王座決定戦をやると言った発想とストーリーをゴジラ+「社長シリーズ」のようなコメディタッチを程よく、やりすぎにならないように加味した事が功を成し、日本映画が絶頂期にあった60年代に公開されたことも相まって 、観客動員数を1255万人と現在でも恐らくその記録は破られていないと思う大ヒットとなった。この映画がキッカケで、良くも悪くも、以後のゴジラシリーズは無論の事、他社で製作される怪獣映画も、VS対決ものになっていくのだが、この映画は、数あるゴジラ映画の中でも「家族」で鑑賞(笑)しても「怪獣映画ファン」が見 ても充分に楽しめる稀有な、と言えば怒られるかも知れないが(笑)存在の怪獣映画である。だが、同じ「特撮」を使用した「地球防衛軍」や「宇宙大戦争」には、それが成功しているかどうかは別にしてSFマインドを注入した「跡」が覗えるにも関わらず、こと「怪獣映画」になるとなぜ、もう少し「SF映画」的な感じが出せ ないのだろうか?まあ、怪獣映画に対するSF考証について追及していくとドツボにハマるのでやめにするが(笑)俗に言う、この「キンゴジ」のゴジラが好きなファンは非常に多い。私もそのうちの1人だが、そのほとんどのファンの言う通り、三白眼を持つ造形と背びれを光らせながら放射能火炎光線を吐くゴジラのカッコ良さ は1番だと思う。キングコングの方は、私的には「ウルトラQ」の「五郎とゴロー」を先にテレビで見ていたせいか、どうしてもその延長で見てしまい、又、少し、あれが当時としては限界なのかも知れないが造形の悪さもあって(笑)イマイチ感情移入ができないのであるが、鉄搭に流した100万ボルトの高圧電流で帯電体質に なってゴジラと戦うキングコングは、恐らく全ての「キングコング・ムービー」に登場したキングコングの中で1番強いだろう。いずれにしてもこの映画は痛快娯楽怪獣映画であるのは間違いない(笑)4本目は「モスラ対ゴジラ」である。オプチカルプリンターの導入で前作のキンゴジより多くの合成カットが生まれたものの、残 念ながらそれだけしかない。この映画に登場した悪役ゴジラが好きなファンも多いが、それならば私に言わせると別に無理にモスラを登場させる必要はないと思う。カラー版「ゴジラ」にすれば良かったのではないかと思う。5本目、「三大怪獣 地球最大の決戦」口から出される光線をエリアル合成で行うなど、これはもう、キン グギドラだけしか見る価値はないだろう。キングギドラは必見である。6本目、「怪獣大戦争」私的には、子供心にも前作の「三大怪獣 地球最大の決戦」が何となく、ほんわかとしたタッチになっていたような感じがしたのだが、この「怪獣大戦争」では完全に安心して見られる怪獣映画になっていた(笑)この映画で良かったの は、前作フィルムを流用したキングギドラの一連のシーン(!)とAサイクル光戦車がX星人の円盤を攻撃するクライマックス。それに水野久美の波川女史である。ああ、7本目は「ゴジラエビラモスラ 南海の大決闘」である。当初、アメリカ向けに企画された「キングコング対エビラ」がアメリカ側が難色を示したため、急遽、 企画変更されたというが、もう、話にならんぜよ。8本目、「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」ミニラには罪はないし、かわいいのだが・・・・・。9本目、「怪獣総進撃」ムーンライトSY-3号はカッコいいのだが・・・・。10本目、「ゴジラ・ミニラ・ ガバラ オール怪獣大進撃」ガバラがミニラの母親や!と子供の当時は 話題(?)になっていたのだが・・・・。11本目、「ゴジラ対ヘドラ」製作期間がたったの2週間で、本編と特撮を分けず、1チームで撮影が行われたにも関わらず完成されたこの映画は、オープニングの麻里圭子with ハニーナイツ& ムーンドロップス が歌う「かえせ!太陽を」からブッ飛ぶ、すでにあちこちで言われているが、かなり異色の、暗くて汚いゴジラ映画である(笑)残念ながら2週間で製作されたせいか、やはり全体的にチープな感じは否めないが、しかしヘドラは、それまでの(全てがそうだとは言えないかも知れないが)魅力的な生物感に溢れる東宝怪獣のデザ インとは全然違う、グロテスクで不気味な、化け物じみたデザインと造形であった。ひょっとすれば、ギーガーの「エイリアン」のデザインと唯一、対抗できるかも知れない(笑、いやいや、ホンマにそう思うよ!)因みに私の家にはヘドラのフィギュアがあるのだが、子供らには「変や」と言われて人気が無い (笑)そして賛否両論あるゴジラの飛行シーンは、私も否定派である。12本目は「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」である。これは知る人ぞ知る、故・円谷英二の遺言を無視した作りになっている映画で、見る価値など無い。13本目、「ゴジラ対メガロ」♪~ゴジラとジャガーでパンチ、パンチ、パ~ンチ!~♪子門真人の主 題歌レコードが昔、家にあった。ただ、それだけである。他は何も言えない映画である。14本目、「ゴジラ対メカゴジラ」ゴジラ誕生20周年記念として製作されたこの映画は、とにかくもう、メカゴジラが子供心にカッコ良かったのであった。しかし、この映画はメカゴジラだけしか見るところがない映画でもあった。だが、こ の映画でも、故・円谷英二の遺言は無視した作りになっていたのだ。15本目、「メカゴジラの逆襲」昭和ゴジラシリーズの最終作であるこの映画は、ゴジラシリーズ観客動員数のワースト記録である97万人を記録した。しかし私にとってはそんな事はどうでもよく(笑)ブラックホール第3惑星人の陰謀に加担する、真船博士を 演じた故・平田昭彦の熱演と藍とも子が演じたサイボーグ少女(少女?)桂の改造手術シーンでニセのオッパイが写るシーンも忘れ難いが(笑)やっぱりメカゴジラはカッコいいのであった、と言うかやっぱりこの映画もメカゴジラしか見るところがない映画なのである。「メカゴジラの作動装置を桂さんに繋ぎます!」というテレ ビCMが大人になった今でも強く頭に残っている(笑)ということで冒頭にも述べました通り、連載再開に当たり、これからもよろしくお願い致します。次回は「ゴジラシリーズ~平成編~」の予定です。ところで話は違うが(又、急にエラそうにモノを言ってる(笑))ここ何カ月か、映画館でSFやファンタジイやホラー(マニ アックなホラーも一部の映画館ではやってまっけど)映画をやらない時があんまりない状態が続いていると思うので非常にうれしい(シネコンの弊害はもちろんあると思うが)巷ではやはり「アバター」の話題が一番だが、私的にはティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」とやっと大阪で公開される「処刑山デッド卍スノウ」が楽しみである。
 
「遊星からの物体X」を見ながら、バルカン星のダースベイダー



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さよならジュピター

日本SF映画史上もっとも最低の作品と言われている「さよならジュピター」。もはやそれに異論を唱える者はいるまい。念のためネットをぐぐってみたが、どこもかしこもボロカスに書かれてました。Wikiには「壊滅的につまらない」とまで書かれています。まあ、あたりまえでしょう。おバカにもほどがあります。どうがんばればこれだけひどい映画ができるのでしょうか。当時日本中のSFファンは泣いてこう思いました「日本SF映画に明日はない」と。
ああ、私の尊敬する小松左京氏よ。なぜこんな大失敗をなされたのでしょう!?

確かにもっとつまらないSF映画はありますが、この映画は高い志で作られたにもかかわらず、出来上がってみると目も当てられない出来になってしまったのが、いっそう評価を下げている理由です。この映画、公開前までとにかく期待されていました。当然私もかなり期待していました。なにしろ総監督、小松左京の陣頭指揮のもと野田昌宏、 豊田有恒、田中光二、山田正紀、鏡明、伊藤典夫、井口健二、横田順彌、高千穂遥という超豪華SF作家メンバーによるブレーンストーミングを行い、ハードSF作家の石原藤夫に科学考証を協力するなど製作準備段階から念の入れよう。和製『2001年宇宙の旅』を目指すという今考えればあり得ないほどの無謀さなのですが、このメンバーをみると出来そうな気がしたものでした。しかし餅は餅屋。所詮作家に映画は撮れないのです。なにしろ脚本まで小松左京が書いてしまた。これがこの作品の失敗の最大の要因の一つ。撮影の事がわかっていなくて且つ思い入れがあるため、詰め込みすぎのストーリーとなってしまった。ヒッピーまがいのカルト集団との抗争(一応これがメインなのだが、一番必要ない)世界レベルのプロジェクトがなぜこんな弱小集団に手こずるのか全然理解できません。そもそも木星太陽化計画に反対する必要性も伝わってきません。そしてイルカの死でまぬけな歌を歌う教祖、もう怒りが込み上げてくる程の超度級的最低な演出。それを強く希望した小松左京氏。それから何よりも一番酷評された「無重力SEX」これほど無意味なシーンはないほどのおバカぶりです。ほんとにただの飯事です。スタッフのみなさん誰も異論をとなえなかったのでしょうか?それほど当時の小松左京の力は巨大だったのでしょうか?確かに1970年の大阪万博でのサブ・プロデューサーという功績は素晴らしいものですが、博覧会と映画はまったく違うのです。このひどいSEXシーンを小松左京は自身たっぷりに語っていたからもう目もあてられません。まだ無意味なストーリーは続きます。何の為に登場したのかわからないジュピターゴースト。火星の宇宙人のメッセージなどなど。ストーリーとまったく関係のないおそまつなシーンを全部カットしたら少しは良くなったかもしれません。確かにノベライズではちゃんと説明があり意味があるのですが、映画では何の説明も無いので意味不明なのです。ダースベーダー氏も語ってましたが、この映画はストーリーが大変わかりずらい。それは上記のようにどうでもよいシーンがてんこ盛りのためなのだが、簡単に説明すれば「地球めがけて襲ってくるブラックホールの軌道を変えるため木星を爆破する」という簡単な話なのです。それだったら「妖星ゴラス」が何十倍も面白いし、同じ木星太陽化テーマの「2010」の方がまだましだ。
さてキャスティングもひどいものである。なんと主演は三浦友和。マジですか!?と思いましたよ。これほどSFに似合わない人もいない。そして、とってつけたような天才少年役、マーク・パンサー。もう見ている方がはずかしい。それにもともとアニメ用の企画を転用したのでしかたのないことなのかもしれません。アニメと実写ではその全ての作業が根本的に違うということをまったく理解していなかったのでしょう。
さて、制作費もおどろきです。公式発表は10億円。宣伝費等を除く実質製作費はたった6億円。なんと『宇宙からのメッセージ』よりもはるかに少ないのである。いくら制作費云々ではないといってもこれではまともな特撮など出来る訳が無い。本当に2001年宇宙の旅を目指したのであろうか!?さらに制作期間もたった6ヶ月。これは以前書いた「惑星大戦争」「宇宙からのメッセージ」における大失敗がもたらした結果であり、その後のSF映画作りに大きく影響しているのだ。つまりSFの信用度は著しく低下していたのです。(しかしこの「さよならジュピター」でさらに立ち直れないほどのダメージをSF映画界は受けることになります。)案の定、日本製のモーションコントロール撮影はひどいもので、合成のズレが非常に目立っていた。話題になった宇宙船等のメカ群も宮武一貴のすばらしいデザインを生かしているとは言いがたい。たしかにそれまでのミニチュアに比較すれば格段に精密だが、単に細かいパーツをごてごてとはりつけただけにすぎない。スターウォーズという前例があるのだからもっとディティールを研究してほしかった、と思うのは贅沢だろうか。それでも当時日本としては最高の模型である。その模型をひどい撮影でさらに台無しにしている。ただのおもちゃにしか見えないのだ。模型の窓などに人物動画を合成するがんばりはみとめるものの、長時間露光を惜しんだ為にちゃちいのである。これならば人物合成はなかったほうがまだいい。おもちゃに合成してはよけいおもちゃ感を強調するだけである。最悪は一番重要なシーンのはずの木星爆破のCG。あまりに貧弱である。NASA提供のボイジャー探査機の画像データを基に作ったというふれこみだが、そんなことはどうでもいいのである。本物の映像を使えばリアルだと思い込むのはあまりにもあさはかだ。当時のNASAの映像を見れば分かるが、けして良いものではない。あの映像で迫力あるシーンなど撮れるはずもないことなど明白だと思うのだが、盲目的になっていたのだろうか。
マキノ


 
 
 

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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他のも語ろう!東宝SF(後編)

という訳で、今回は他の東宝SFの「後編」を、お送りしようと思う。まずは、いきなりだが、お詫びを!何やねんと言いますと、78年の「ブルークリスマス」が抜けていましたので、先にこちらをやってから行きたいと思います。ごめんなさいです。では10本目「ブルークリスマス」特撮を一切使わないSF映画という触れ込みで公開されたのはいいが、私にはただ長いだけで退屈極まりないSF映画であった。UFOを目撃した人間の血が青くなるというのだが、それなら、主人公の勝野洋の恋人?の竹下景子の唇は、なぜ赤いのだろうか?ほとんどストーリーに関係なく現れる、天本英世と岸田森の存在も、なかなか 不気味な感じでいいのだが、よくわからない。前半と後半が明らかに別れていて、二部構成のようになっているのも、よくわからない。何しかよくわからない映画であった(笑)
11本目は「帝都物語」である。
第8回日本SF小説大賞を受賞した、荒俣宏のデビュー小説を映像化したこの作品は、製作費18億円(一説によると、なぜか100億円)の87年の正月映画として公開された。脚本の林海象は、まあ、いいとして、正直言って、監督の実相寺昭雄と特殊視覚効果スーパーバイザーである、大木淳吉には、今までテレビのウルトラシリーズで数々の傑作を見させてもらって来たが、ここまでのスケールの大きい「幻想映画」が撮れるのかどうか不安であった。しかも、美術監督に日本映画美術の大巨匠、木村威夫を始めとして、コンセプトデザインにギーガーが起用されたり、人形アニメーションを大ベテランの真賀里文子が行ったり(古い話やけど、旧版「コメットさん」のペータンをアニメイトしたのもこの人よ)と、書けば長くなるのでやめるが、他にも結構、この手が好きな人間には、期待をさせる人材がスタッフに名を連ねている。キャストも「火の鳥」に近いぐらいの豪華さだ。何てたって主演が、兄のミスター拝一刀、若山富三郎と共に、私が尊敬するスーパー・スプラッター・チャンバラ・アクション・スター勝新太郎である。だが、その勝新太郎も、今回は嶋田久作の「加藤保憲」には勝てなかった(笑)誰もがそう思うだろうが、この加藤保憲は本当に存在感があった。一度、見れば忘れらないぐらいだ。で、結局、映画全体としては、特撮は頑張っていたのだが、原作の1巻から4巻までを映画化しようとしたのが災いとなって、どうしてもダイジェスト版の印象が拭えず、おもしろくなかった。 もったいない話だと思う。そして12本目は、「帝都大戦」である(笑)原作の11巻である「戦争(ウォーズ)編」を映画化したこの作品は、前作の反省を踏まえたものなのか、太平洋戦争の終わりを舞台に、戦争による被害の広がりを防ぐために、時の内閣が霊能力者の力で、連合軍の幹部たちを呪い殺す計 画を進める話と加藤保憲VS中村雄昴&辰宮雪子の霊能力者コンビの超能力合戦に、ストーリーを集約しているので、「大戦」ではないが、そこそこ楽しめる作りにはなっている。ただ、私は原作を読んでいないのでわからないのですが、加藤昌也が演じている、中村雄昴て、何か弱いと思いませんか?(笑)
13本目「ス ウィートホーム」。これは、厳密に言うとSF映画ではではなく、ホラー映画なのだが、ディック・スミスが特殊メイクアップをしているので取り上げました(笑)それで、どうなのかというと、黒沢清は後に私が大好きな、「CURE キュア」を監督するが、この時点では、黒沢清よりは、伊丹十三が演出した方 がよかったような気がする。クライマックスは盛り上がりを見せたと思うが、何となく見せ方が下手なのである。ディック・スミスの特殊メイクも、予算が少なかったのか、助手にやらせているような出来であった。残念ながら、この映画は、ご存知の方もいると思うが、訴訟沙汰となり、現在は中古ビデオでしか見る方法がないのだが、必死になって探すほどの映画ではないだろう(笑)
14本目、遂に来ました「ガンヘッド」サンライズが、本当のところは「機動戦士ガンダム」を実写映画化したくて持ち込んだ企画が、紆余曲折を経て、東宝、東宝映画、角川書店、サンリオ、バンダイ、イマジカ、サン ライズの以上7社が、製作委員会を立ち上げて製作した、これも当初は大期待していた、SFロボットアクション映画であった。なのに、である。味方が何かわからないうちに、どんどん死んでいくところは好きなのだが、日本人俳優が喋る日本語と外国人俳優が喋る英語で、話が通じてしまうのは、やっぱり、おかしくないかい? 期待していたロボット同士の対決も、ロボットであるがゆえの「腕」や「足」を思い切り、生かす描写がなかったり、当時としては仕方がないのかも知れないが、特撮の演出における「ロボット」の見せ方と「怪獣」の見せ方が同じなのも、どうかと思う(当時の特撮の限界なのか、よくあれで、サンライズ側が黙っていたと思う) また、一部にヌイグルミを使用しているのには目をつぶるとしても、ただ、ぶつかっているだけで、おもしろくも何ともない。あーあ、である。作品の持っている雰囲気は、確かに、原田監督、イギリスやアメリカで映画の勉強をしてきたせいかどうかはわからないが、今までの東宝SFとは違う感じを醸し出していたとは思う。
15本目「ジパング」です。よく言われるが、「仮面の忍者赤影」の世界観が、好きな私のような人間には、この映画はいいと思うのだが、でもそれは、これもよく言われるが、前半までの話である(笑)後半の展開のせいで、せっかくの「冒険活劇」の面白さが、ブッ壊れてしまった。惜しいことである。
16本目「超少女REIKO」新人脚本家を発掘する目的で創設された、城戸賞の第13回の準入選作となった、大河原孝夫のオリジナル脚本を、大河原自身が監督をした意欲作である。
特に、幽霊が自らの意思で出現しているのではなく、実は超能力者に操られていた、という発想が、私は素晴らしいと思う(私はですよ、私は、笑)何か、やっとちょっと、オススメできる映画が出て来て嬉しく思うので。
17本目「ミカドロイド」新ガメラ三部作の特撮監督である、樋口真嗣の「 特撮監督」デビュー作であるが、実は、これは、東宝シネパックというところが制作のビデオ映画である。内容的にはいかにも特撮オタクが作ったという感じのものなのであるが、何か「ターミネーター」と「ロボコップ」を合したような映画なのには、う~ん、という感じである(笑)
18本目は忘れていました「首都消失」でも、雲の映画なんて誰も見たくないよ。小松左京も、何で元ネタの「物体O」の方を映画化させへんかってんやろ?
19本目「ヤマトタケル」です。「ゴジラVSビオランテ」以降の平成ゴジラシリーズのヒットに気をよくした東宝は、集まって来る客層に対して、更に新たな特撮映画で、囲い込みを行おうとした。具体的には、例えば当年の盆か正月に、ゴジラをやれば、来年の同時期には、違う特撮映画をやる、という感じである。そして、その第1弾が、当初は三部作の製作予定だった「ヤマトタケル」なのである。だが、見に行ってガッカリした。おもしろくなかった。私が映画館で見た時は、日曜日だったのに、私を 入れてたった5人しか観客が、いなかったのである。
20本目「ジュブナイル」イタリアのジフォーニ映画祭で、子供映画部門のグランプリを受賞するなど、子供と一緒に見るのならば、夢があって(笑)何の問題もなく見れるのが、いいのか悪いのか、意見が分かれるところだろう。私は前者の方ですが(笑) 白組やMotor/Iiez、IMAGICA、ROBOTの特撮とCGは頑張ってたと思う。勿論、監督・脚本・VFXの山崎貴は当然である(それはそうと、山崎貴は「ゴジラ」を撮らないのだろうか。「続・三丁目の夕日」で見せたゴジラは「俺にゴジラをやらせてくれ!」と言う東宝へのアピールだと私は思うのだが)
さあ、取りあえずラストの21本目「クロスファイア」である。宮部みゆきの原作の映画化ではあるが、念動発火能力の持ち主を初めて、本格的に描いた、この映画は、同じ主人公の青木淳子が登場する、短編集の一編である、「燔祭(はんさい)」と単行本の「クロスファイア」の内容を再構成している ような内容であった。原作を読まれている方なら、ご存知のように、ラストなど色々と変更点は多いが、淳子の内面を中心に作品世界をよく描いていたと思う(あのガキ共はホンマに憎たらしかったからねえ)また、何と言っても、 ビジュアルエフェクトスーパーバイザーの松本肇、根岸義幸、杉木信章の3人が奏でる、特撮の炎は圧巻で、見た人なら、みんな、平成ガメラシリーズを思い出すこと請け合いだ(いい意味で、笑)因みに私は異論はあろうが、金子修介は現在の日本において、SF特撮映画を「まとも」に撮ることができる貴重な監督だと思う。ぜひ、ぜひ、もっとSF特撮映画を作っ てほしいと思う。というわけで、駆け足であったが、前回と今回、その他の東宝SFについて語らせていただきました。「クロスファイア」以降の分は、また、機会をあらためてということで、次回は未定です!

朝の4時から「仮面ライダーディケイド」を見ようとしている
バルカン星のダースベイダー








     
     

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