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宇宙水爆戦

「禁断の惑星」も前日譚ではあるが、ジョエル・シルバーがプロデュースを行うことでリメイクが決まった今、(脚本をクリント・イーストウッドの『チェンジリング』を書いた、J・マイケル・ストラジンスキーが、現在のところ執筆することになっているらしいので、これは期待できまっせ!)リメイクが、まだ、されていない50年代SF映画の中で、「宇宙水爆戦」も私はぜひ、リメイクをと思っているのだが、さてさて、今回はその「宇宙水爆戦」である。その昔、レンタルビデオ店でアルバイトをしていた私は、例によって(笑)客が、あんまり来ないので、顔はヤクザのような顔をしているが、心優しい店長が、何か自分が(関西では相手のことを『自分』と言うのです)好きなビデオでいいので見よう、ということになり、この「宇宙水爆戦」を一緒に見たのだが、その時に店長が「こうやって見ると、これと『スターウォーズ』て、あんまり大して変わらんなあ」と言ったのを聞いて、ひっくり返りそうになった。が、相手は一応、雇い主であるので、ご機嫌を損ねてもいけないと思ったし、レンタルビデオ店の店長ではあるが、SF映画には全然、興味がないので、まあ、仕方がないか(笑)と思ったので、私は「はあ、そうですね・・・。」としか言いようがなかったのであった。なので、今でもこの映画についてのスチールや文章を見たり読んだりすると、その時のことを思い出すのだが、ま あ、それはいいとして、レイモンド・F・ジョーンズの短編(タイトル名、忘れましたが確か、この短編を含めた短編集が角川文庫から邦訳が出ていたと思うけど、残念ながら現在は絶版)の原作を脚色したこの映画は、ユニバーサルが53年の「イット・ケイム・フロム・アフター・スペース」に続いて公開した、2作目のSF映画で、もう、すでにお話は、ご存知の方が多いとは思うが、これは、メタルーナ星とゼーコン星の星間戦争に巻き込まれた2人の男女の科学者がメタルーナ星から、改心したメタルーナ星人の力を借りて、命からがら地球に脱出するまでを描いた話である。ジョセフ・M・ニューマン監督は生涯で手掛けたSF映画が、この1本だけなのであるが、 まずは、現在から見ればチープであるかも知れないが、作品世界の美術デザインが、なかなかいいと思う。このユニークでカラフルなデザインを行った、美術監督はスタンリー・キューブリックが嫌々、監督をした「スパルタカス」などで3度のアカデミー賞を受賞した、アレキサンダー・ゴリツェンとリチャード・H・リーデルの2人である。SF映画における美術の重要性は今更、語るまでもないが、ここまでイメージ出来たのは、やはり大したものだろう。そして、メタルーナ・ミュータントのデザインは、何と「大アマゾンの半魚人」でギルマンをデザインしたミリセント・パトリック!元ディズニー出身のアニメーターである「彼女」がメタルーナ・ミュータントもデザインしたなんて、やっぱり才能がある人は違いますねえ(笑)それからこの映画は、原作付きではあるが、当時製作されたSF映画としては、太陽系を遠く、何万光年も離れた大宇宙の、未知の惑星が舞台の物語というのは、かなり飛躍したSF映画の代表作であるような気がする。加えてSF映画の中で初めて、宇宙で輝く星々やその中を飛ぶ円盤型宇宙船、また、茫漠たる時間や距離が表現されたのは画 期的だった。また、何と言っても、惑星間の戦争をガミラス星の遊星爆弾のようなって言うか、ほとんど同じの(笑)「流星」爆弾の攻防で描いていて、しかもメタルーナ星でバリヤが破られて、地表に穴が開けられたところから、実は本当の地表が見えるというシーンは斬新であったと思われるし、今、見てもよく出来ていると思 う。ゼーコン星からの攻撃でメタルーナ星内で色々、揉めている描写も然りである。特撮は、円盤型宇宙船を吊っているピアノ線が見えなくはないシーンもあったが(笑)年代のことを考えるとよく頑張っていると思う。マット・ペインティングも同じくである。テレビシリーズなので、一概に比較は出来ないが、かつての「宇宙刑事ギャバン」の特撮技術?のスーパーイラスト何か逆に言えば、この50年代から全然、進んでいないと思いますわ。ただ、難点を、野暮も承知で上げるとすると、私は原作の短編を読 んでいないので、よくわからないが、例えばエクセターがインターロシターのディスクを目盛りもついていないのに「18度回せ」って、そんなことが出来るのか?(笑)と思ったり、そもそも、なぜ、地球人の科学力より数千年、優れている科学力を持つメタルーナ人が、地球人の科学力に頼らなければならないのかがわからない (笑)確かに「(ゼーコン星との)戦争で科学者が減って、研究室も破壊されたから」という説明があるが、数千年も進んでいる社会に住んでいる科学者ならば、何人か、いや1人でもいれば、地球で最高に、頭脳が優れている科学者よりも事が足りるのではないだろうか?また、そんなに追い詰められるまで、状況をほったらかしにするのも、おかしいと思 うのだが、考えすぎかな(笑)まあまあ、そうは言っても多分、この「宇宙水爆戦」は異論があるかも知れないが、太陽系を遠く離れた、大宇宙を舞台にして描いた、スペース・オペラの元祖であることには間違いないだろう。それにしても「宇宙水爆戦」は、VHSもLDも出ているのになぜ、DVDだけ出ないのだろうか?もし かして、いきなり、ブルーレイディスクになるのだろうか?いやいや、やめてくれ。まだ、うちは当分、ブルーレイディスク・プレーヤーを購入する予定はないのだよ。だから、早く「宇宙水爆戦」のDVDを出して欲しいのだ。余談ついでに、このあいだNHK-BSで「宇宙水爆戦」が放映されたことは前回に述べたが、まあ、地デジに なれば関係はないのだが、現時点においてはテレビで放映される映画で一番、きれいな画質で放映するのは、NHK-BSとWOWOWである。特にNHK-BSは特殊法人のせいかどうかわからないが、映画のみならず、必殺シリーズやウルトラシリーズといったテレビ番組も、版権会社とどんな交渉をするのかわからないが(笑)恐ろしいほど、 きれいなのである。と、まあ、そういうことで今回もこれにて終了であります。次回は未定です!エへヘ。

「アポロ13」を見ながら バルカン星のダース・ベイダー
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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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