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トワイライトゾーン

という訳で今回は「トワイライトゾーン」である。言うまでもなくこれは、日本でもNTV系やTBS系で60年から放映された日本語版タイトルが「未知の世界」と「ミステリーゾーン」という、一話完結のSFテレビドラマの映画版である。この「SFテレビドラマ」という意味では、私はこの日本では「製作されるのは永久に無理だろう」という、あきらめの境地に達している。その理由は、ただ単に、SFを理解してドラマを作るスタッフがいないとか、放映しても視聴率が取れないだろう、ということではなくて(今でもたまに放映されている、KTV系のタモリ がストーリーテラーの「世にも奇妙な物語」は成功していると思うが)根本的に考え方が違うからである。例えば日本でも71年からNHKで放映された、あの「刑事コロンボ」の脚本家は1本脚本を書くと、半年間は食べていけたそうである。「え~っ!」と驚かれるかも知れない。確かに、コロンボのエピソードの全てがおもしろ いとは言えないと思うし、全ての海外ドラマ製作の担い手たちが、全員、高給取りかどうかもわからないと思う。しかし、クリエイターが、それだけ考えて練り上げ、自信を持って形にしたものに対して、正当に評価し対価を支払う環境が、日本のドラマ界には皆無だとは言わないが、少なくとも海外の方が、ドラマを製作する、あ らゆる意味においての制度や環境の成熟度は断然、違うと思うのだ。それはエンタテイメントに対する考え方の差かも知れないが。だから決して、SFだからと言って、刑事ドラマだからと言って、医療ドラマだからと言って、手を抜いて作ることが絶対にないと思うのである。
いつもの長い、プロローグはこれぐらいにして(笑)まず、例によって私が「トワイライトゾーン(以下「TZ」)」の原型の「ミステリーゾーン(以下「MZ」)」を初めてテレビで見たのは、もう20年以上ぐらい前になるだろうか。KTV系の関西ローカルである、関西テレビで月曜から金曜の午前1時ぐらいか らやっていたと思う。(確か「アウターリミッツ」も「MZ」の放映終了後に始まったような気がするが)が、しかし、これは本当に、たまに見ていたものばかりだった。録画してまではなぜか、見ようとは思わなかった。本格的に見出したのは、家内と結婚してからケーブルテレビで「スーパードラマ!TV」(当時はスーパーチャン ネル)で放映されたものからで、これも月曜から金曜の朝6時からやっていたものをビデオテープに録画をして見ていた。さすがに古い作品なので、特撮は期待できなかったが、ストーリーは前評判通りのものでおもしろい話が多かった。大分、前に見たものなので記憶がおぼろげだが、印象に残っているのは「合成人間の家」と「 素晴らしき未来」「遠来の客」である。映画版のセグメント2、3、4のオリジナルも放映されたので、バッチリ比較できたのはうれしかった。その後は、CSの「AXN」で200?年の何月か忘れたが、月曜から木曜の朝8時から放映された。これはHDDに録って見ていた。そして今年、チャンネル銀河で、この4月より第1シーズンから放映されるのだが、うちは「スカパー!」には加入しているのだが、残念ながら「ス カパー!e2」の方でしか見れないので、せっかくのチャンスなのに見れないので非常に悔しい。また、どこかのCSチャンネルで放映されるとは思うが、チャンネル銀河に加入、もしくは見れるケーブルTVに加入している人は、是非、見てほしいと思う。
さて、映画版である。昔から、この手のオムニバス映画は、どちらかというとSFよりホラーの方が多かった。代表的なところでは、有名なジョージ・A・ロメロの「クリープショウ1&2」やロメロが脚本のみ参加している、これもテレビからの映画化の「フロム・ザ・ダークサイド」、古いところでは、E・A・ポ ーの原作をアラン・ドロンやジェーン・フォンダ出演で映画化した「世にも怪奇な物語」、私の大好きな、イギリス・アミカスプロの「テラー博士の恐怖」や「残酷の沼」「怪奇!血のしたたる夜」である。一方、SFの方では、最近、テレビシリーズのシーズン1のDVD-BOXが発売され、スピルバーグがプロデュースを担当 し製作費を湯水の如く注ぎ込んだことでも有名な、映画版「世にも不思議なアメージングストーリー」だろう。日本でも私は未見だが、イラストレ―ターの和田誠が監督した「怖がる人々」があるが、よく企画が通ったと思う。さてさて(笑)映画版はスティーブン・スピルバーグがジョン・ランディスと共にプロデュースを行って いるが、スピルバーグがプロデュースを行うので、ワーナーがこの映画化に乗ったのは明白である。また、ランディスやジョー・ダンテ、ジョージ・ミラーと言った他の監督たちも、スピルバーグがプロデュースを行うので、この映画化に乗ったのは明白だろう。そうして作り上げた結果、ランディスが監督をした映画オリジナルの セグメント1で、主演のビッグ・モローの不幸な事故があったものの、SF映画的にはかなりの水準作になったと思う。個人的にはミラーが、テレビ版のエピソード123、「2万フィートの戦慄」を同じ脚本家、リチャード・マシスンがリライトしたものを監督したセグメント4が、バレンタインに扮したジョン・リスゴウの熱演と、登場するグレムリンの造形、操演のよさや雷を伴う暴風雨 の特撮のよさも手伝って1番ハラハラドキドキして、おもしろかったが、ランディスが脚本を書き監督をしたプロローグの「リアリー・スケアリー」から始まる、セグメント1が、ありきたりかも知れないが、アイデア勝負のSF短編小説の味があって好きである。人種差別主義の男がパブを出た瞬間から、色々な時代の場所に飛ば されて、その姿形には関係なく、逆に差別される側になってしまう話は展開が小刻みよく、いい意味での笑みがこぼれた。ナチスの軍人に、ユダヤ人の強制連行列車に無理矢理、乗せられ、列車の中からの次元の裂け目(?)に見える、主人公のビルを捜す、飲み友達に助けを求めるが聞こえないというラストも、余韻が残っていい と思う。残りのセグメント2&3について語ろう。スピルバーグが監督した、セグメント2はオリジナルのエピソード86、「真夜中の遊戯」を元にしている。が、あのピカピカの何の缶かわからない(笑)缶を持っていた、神なのか天使なのか、正体が最後までわからない(笑)ブルームは映画版のオリジナルである(アメリ カと大阪ではこうも、缶ケリのやり方が違うのかとこの話で私は初めて知った)。スピルバーグは、最初はマシスンのオリジナル脚本を監督するはずであったが、製作コストの関係で「真夜中の遊戯」を元にした話を撮影したのだが、彼がこれを選んだ気持ちは、この手のジャンルの映画に肯定的な評論家の言うように、私もよくわ かる。どういうことかは敢えて書かない(笑)多分、この文章を、お読みになっている「あなた」なら、お分かりになるだろう。ジョー・ダンテが監督したセグメント3は、エピソード73の「こどもの世界」の後日談である。このセグメントで登場する、失意の女教師ヘレンは設定が27歳らしいが、私にはそう見えなかった。もっと何かオバハンに見えた。まあ、それはいいとして、道に迷った ヘレンが個人でやっているデニーズのような店を出て車をバックさせると、そこへアンソニーがワザと自転車をぶつけて、ケガをしたかのように見せて、彼の言う両親や姉のいる自分の家にヘレンを連れて行くのだが、そこでヘレンが見たものは・・・・という話であるが、まず、デニーズのような安レストランの主人を演じてい る、ディック・ミラーやアンソニーに無理矢理、山高帽子で手品をやらされる「おじさん」を演じているケビン・マッカーシーを起用しているというのが、B級SF&ホラー映画通のファンに取ってはうれしいところである。そう言えば最近、二人ともスクリーンで見ないが
どうしているのだろう。アンソニーが実の両親に罰を与えて消すシーンや口を塞がれた実の姉の口を塞ぐシーンなど、最初は脚本にはあったらしいが、その与える罰の内容が、少しグロいという理由で撮影されなかったそうである。う~ん、どんな罰か見たかったと思う。このセグメントで1番の見せ場はアンソニ ーが超能力で具象化する、ロブ・ボーディン、デザイン&造形のカートゥーンの化け物たちであるが、私はこれは、あまりいい出来栄えとは思わなかった。「もうひとりの姉」のエセルがテレビのカートゥーンの世界に放り込まれて、喰われてしまうシーンの方がよかったと思う(例によってここは何回もDVDを見ています(笑) )それからラスト。「みんな消えてしまえ!」とアンソニーが叫んだあとに、ヘレンの説得にアンソニーが応じて、希望を持ってヘレンの車(笑)で未来へこれから進んで行くという、走る車のあとから沿道に、花が咲いて行くハッピーエンドはええねんけど、「みんな消えてしまえ!」ということは、取り合えず、その時点での地 球人はヘレンとアンソニーの二人しかいないということなのだろうか?誰か教えて下さい。前から気になっているんです(笑)ラストのラストであるエピローグはもうひと捻り欲しかったなあと思う。ということで最後は、少し駆け足になってしまったが、これで「トワイライトゾーン」を終わろうと思う。次回は「スーパーマン」 (当然、クリストファー・リーブ版!)でしゅ。
 
トミカヒーロー・レスキューフォースを見ながら
バルカン星のダース・ベイダー







 

 
 


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