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スーパーマン

アメコミの代表作とも言えるスーパーマン。本作もその名に恥じぬ超大作になっています。スターウォーズの直後だけあって、当時の技術の結集的特撮で見せてくれます。
まずオープニングのクレジットが立体で飛び出すのに度肝を抜かれます。CGなど無かった時代にこんなのを目にすると、もうびっくり仰天です。
そしてなんと言ってもあの青タイツに赤パンツにマント。超ダサイはずなのにカッコ良いのです。このスーツを作るのに相当苦労したそうですが、単純そうですが、しかし凄まじく計算された結果です。あとクリストファー・リーブがカッコ良いのなんのって。
子供からの成長過程の描きかたもアメリカの雄大さが出ていて好感度です。
この映画で一番良いのは特撮やアクションではなく、中西部の田舎町での成長期を描いた、まるで印象派の絵画のような美しい大自然での物語です。これがこの映画を格調高くしらしめています。
しかし、ほとんどの人が納得しなかったラストの時間を戻す超人ぶりは、いくらなんでもそれをやっちゃいけないでしょ。とは思いますが、おそらくアメコミ史上最強の設定だったはずなので仕方の無いとこですか。そのわりには人間相手にてこずったりします。そこは人間に育てられたからでしょうか。そういう解釈でいいと思います。なんたってヒーロー物コミック映画の原点ですから。
あとは、あいかわらずジョンウイリアムスのスコアはかっこ良いです。

こんなとこです。ほとんどバルカン星のダースベーダー氏が書いてくれているので今回僕はあまり言う事ないです。
(マキノ)








 
   

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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

スーパーマン2・冒険篇

という訳で今回は「スーパーマン2・冒険篇(以下「2」)」である。これは当時、中学生だった私は、大変期待して映画館に足を運んで見たのだが、期待通りのおもしろさで喜んで帰ったのを覚えている。何せ、当時は得られる情報は、テレビや一部の雑誌でからしかなかったので、私は日本テレビの関西ローカルの、よみうりテレビで土曜の朝からやっていた「映画ダイジェスト」という主に、大阪が中心の関西における映画上映予定の紹介を、予告編を交えて放映していた番組を食い入るようにいつも見ていて、そこから情報を得ていた。情報を得ると言っても、長さで言えば1分からよくても2分ぐらいの、中にはテレビCMスポットに毛が生えた程度のものも多かったが、それでもそこから自分なりにイメージを膨らませて喜んでいたものだった(笑)「2」については、例の三悪人と夜の街中でスーパーマンが戦うシーンで、コカコーラの電飾ネオンサインに、どっちか忘れたが(笑)ぶつけられるところを、やたら見せていたと思う。また、テレビCMのナレーションを声優の故・富山敬氏と故・小山田崇徳氏、それに小林清志氏がやっていて、アニメやテレビの洋画劇場のファンでもあった私は、お三人の格調ある声が響く予告編のテレビCMを見て、興奮していたものだった。「2」は「1」の名場面を挿入しながらの、オープニングタイトルがスタートし、三悪人が逮捕され、裁判に掛けられ有罪となり、あの四角いアクリル板のような(笑)「ファントムゾーン」に閉じ込められて宇宙に追放されるところから始まる。一方、地球ではテロリストが水爆を、パリのエッフェル塔のエレベーターに積み入れたのを、爆発寸前でスーパーマンが宇宙の彼方に放り投げるが、爆発の衝撃でファントムゾーンが壊れて、三悪人が解放され(先に月面基地を破壊するが)地球に攻めて来ることになるのだが、この地球での三悪人との戦いは、当時としてはあれが精一杯の展開であったと思う。確かに、スーパーマンと同等の力を持っている三悪人とスーパーマンがまともに戦えば、三悪人の方が勝ってしまうと思うが、そこはあれでいいのではないかと思う(笑)北極の基地での、あの勝利の仕方は素直すぎるだろうが(笑)むしろ、この映画が本当に言いたかったことはロイス・レーンとの「恋愛」を描いた一連の出来事ではないかと思うのだ。中でも、北極の基地で、クラーク・ケントが、お母さんに「人間と一緒になりたかったら、お前も人間にならなあかん」と言われて本当に、人間になってしまったのを見て、「お前、人間の女と地球と天秤に掛けて、女の方を取るんか!」と、中学生心(笑)にもビックリした。で、最後は結局、地球を三悪人から救うべく、もう一度、クリスタルで元の力を得るのだが、後でロイス・レーンと「辛い再会」を行いキスをした時に、クラーク・ケントが記憶を吸い取ったというのがファンの意見なのだが、どうなのだろうか?確かに、そのあとロイスは何事もなかったように行動していたので・・・。う~む、わからん。誰か教えてくれ!ところで「1」から「2」「3」「4」へとシリーズが進むたびに、隠された主題が現れていったのをご存知だろうか?実は、スーパーマンは「隠れコメディ映画」だったのですよ。事実、「1」のスタッフは全員、「フランク・キャプラ(SFには縁もゆかりもないけれど、有名な映画監督。詳細は、ご自分で調べて下さい(笑))の喜劇映画のような感じで作るんだ」と発言しているのだ。で、私が思うに、「1」については、キャプラの持つ「マインド」だけ上手く取り入れて、成功させていると思う。「2」については、少々、ひねくれているとは思うし、他の映画を見る限りであるが、独自のヒーロー論を持つ、リチャード・レスター監督の妙味が出ていると思うのだ。が、よく見てみると、夜の街中で三悪人と戦うスーパーマンのシーンとかは、どこか牧歌的で、コメディ的な匂いの感じがしないでもない。また、先程述べた、クラークがキスでロイスの記憶を吸い取る(?)シーンも、そう見れなくもない。極め付けは「コメディ」そのものである、超人に戻ったクラークがレストランで、おっさんに行う「復讐」シーンである(笑)そして「3」から「4」と、その加減は、どんどんエスカレートしていく。特に、映画そのものは、あんまり好きではないが3の「電子の要塞」のオープニングシーンは爆笑ものである。まあ、「スーパーマン」は「隠れコメディ映画だ!」という主張はこれぐらいにして(?)総体的には、私もそうであるが「1」と「2」が好きな人が多いと思う。実際、見る人が見ればわかる、コメディ色が強い「3」の宣伝に配給会社は、何とか「1」「2」と同じく、大作のイメージで売ろうと必死だったという。「4」になると、サルキンドプロが「サンタクロース」の失敗で、映画化権利をキャノンフィルムに売却してしまい、キャノンフィルムが製作を行うものの、監督である、シドニー・J・フューリーは、コメディタッチは、継承されているものの(笑)明らかに人選ミスであると思われる。私は「3」も「4」も映画館まで見に行ったが、やはり、単順に言って、おもしろくなかった(「3」に出演して「ベルサイユのばら」でオスカルをやった、アネット・オトゥールはきれいやったけど)。そして、その時はこの「コメディタッチ」が理解できなかった。が、したくもなかった。やっぱり「1」から続く作風で描いて欲しかったと思う。因みに、クリストファー・リーブは、みなさんもご存知のように他の映画にはあんまり出ていないが、カーペンターのリメイク版「光る眼」よりも、SFではないが、「デストラップ・死の罠」はおもしろいので、お薦めであります。というわけで、今回はこれにて終了。短く終われる時は短く終わろうと思う。そうでないと、ダース・マキノ氏から「北斗千手殺」をされてしまうからだ(笑)おっと、次回は「スーパーマン・リターンズ」です。では、みなさん、ごきげんよう、さようなら~♪

「時の支配者」か「デリカテッセン」のどっちを見ようか迷っている
バルカン星のダース・ベイダー







 

 
 

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

スーパーマン

SUPERMAN(クリストファー・リーブ版)
 という訳で今回は「スーパーマン」である。実は私も知らなかったのだが、現時点で公開されている全てのアメコミヒーロー映画の中の最大のヒット作が、現在の金額に換算すると公表されていないせいもあるが、幾らかは不明だが、この「スーパーマン」であるというのだ。当時は、もちろんCGなんか無かった時 代であるから、これはやっぱり凄いことだと思う。で、そのヒットの理由は多分、この手のジャンルがよくわからないが、やるからには真剣に作らねばならないと感じた、イリヤ・サルキンド父子プロデューサーが「わからない」が故に製作スタッフを、実に細々としたところまでSF映画や怪奇映画に携わってきたプロを起用してい たからであると思う。特にその中でも私が重要だと思うところは、スーパーマンが空を飛ぶシーンだけ(!)を「2001年宇宙の旅」の特撮マンのひとりであるウォーリー・ビーバーズが。本編と特撮の撮影を同じく「2001年~」の名カメラマン、ジェフリー・アンスワースが。ミニチュア特撮監督を「007」シリーズや「サンダーバード」のデレク・メディングスが。美術監督を「スターウォーズ」のジョン・バリーが、それぞれ担当しているのが、まず特撮パートでは重要だと思う。また、本編パートは「ゴッド ファーザー」の原作者、マリオ・プーゾォがストーリーと脚本を書き、その脚本を「俺達に明日はない」のデビッド&レスリー・ニューマン、ロバート・ベントンが共同脚色を行い、更にクリエイティブ・コンサルタントとして、初期の「007」シリーズの名脚本家、トム・マンキーウィッツが手を入れる念の入れようであるが、それにより、決して、ウソ臭さを感じさせない「スーパーマンて本当にいるんだよ」と錯覚させるほどの威力を持った(少なくとも私にはであるが(笑))一種の「伝記映画」と して仕上がったのが何と言ってもスゴイと思うのだ。特に、前半の地球に辿り着いて、ジョナサン&マーサ・ケント夫妻に育てられ、デイリー・プラネットに入社するまでの、成人し、就職(笑)するまでの、その過程で描かれる、本当は凄い能力があるのに、その力が使えないという「超人」としての苦悩や、それらを乗り越えて 「超人」としての使命を自覚するところは、納得、感動させられるものであったが、誰かも言っていたが、それらの前半で、上手く感情移入させられるシーンの成功が、後半の実際に、Sのマークを付けて登場するスーパーマンの存在や活躍にリアリティを与えているのだと思う。そして最終的に、それら本編(ドラマ)や特撮の全 てを、他人が作るものは関係ないとは思うが、それまでは駄作ばかりであり、優れた成功例となるアメコミヒーロー映画が皆無であったにも関わらず、圧倒的な迫力と重厚な雰囲気で上手くまとめることができた、当時は「オーメン」で有名だったリチャード・ドナー監督の手腕はやはり大称賛に値するものだと思う。あえて(笑) ひとつだけ、腑に落ちないところを述べると、見ていた時は何も思わなかったが、ジーン・ハックマンが熱演したレックス・ルーサーが、ロスアンゼルスに放ったミサイルをスーパーマンが追い掛けるシーンがあるが「五次元最強の男」であるのだから、もっと早く追い着けるの思うのだが・・・。あっ、もうひとつ(笑)ロイス・ レーンのマーコッド・ギターやけど、もうちょっとキレイな人を起用して欲しかったなあと思う・・・。それから、忘れてはいけないのが、ジョン・ウィリアムスが作曲し、ロンドン交響楽団が演奏する、オープニングタイトル曲とそれに伴って登場する、あの「シャーッ!」という余韻の音がたまらない「スーパーマン」という偉大な存在をよく表現した、立体タイトル・アニメーションだ。もう、これを見るだけで幸せな気 分に浸ってしまうのは私だけだろうか(笑)オープニングタイトルだけで言えば、映画史上最高最強のオープニングタイトルだと思う(笑)因みに私は、現在、第2弾が宙に浮いてしまっている、ブライアン・シンガーの「スーパーマン・リターンズ」はリチャード・ドナー版をよく研究していると思うし、上手くリメイクしている と思う。よって、嫌いではないのだが、何か同じ事をやっているような気がしてあまり関心しない。どうせやるならCGを駆使して、テラ・マンとかブレイアニックを登場させた方が、今風でおもしろかったのではないかと思う。しかし、私は本当を言えば、ティム・バートンが監督をする予定で脚本も完成、ニコラス・ケイジが主演 の第一候補で計画されていた、マントを着ずに真っ黒けのバットマンのようなコスチュームの胸の真ん中に赤いSのマークがあって空を飛ぶ、スーパーマンのヒーローとしての苦悩と戦いを描く、ダークな展開が満載の「スーパーマン・ザ・デプス」が見たかったのだがワーナーのお偉方が、内容に激怒したようで製作される可能性 は永久にないようである(笑)しかし、テレビ版の「新スーパーマン」や「ヤング・スーパーマン」は数えるぐらいしか見ていないが、なぜ、人気があるのかよくわからない。私的には全然おもしろくないと思うのだが(笑)
という訳で次回は「スーパーマン2・冒険篇&リターンズ」の予定です。
 
録画してたまってる「宇宙大作戦」を今から見ようと思っている
バルカン星のダース・ベイダー







 

 

 

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

SF映画を熱く語れ!特別編 SF映画ベスト20(マキノ編)

ということで「SF映画ベスト20」のマキノ編です。2人ともコアなSFファンなので大きな違いのはない結果になりましたが、SFに対するスタンスの違いや好みなどが反映され、その違いが面白いなと思います。
もちろんこれをご覧になっている皆さんも違う結果のベスト20をお持ちのことだと思います。しかしながら「スターウォーズ世代」という枠組みの人達にはおおむね了解を得れそうな結果だと思うのですがいかがでしょう?
もちろん現在の20代、30代はスターウォーズのカルチャーショックを受けていないので、全然違う意見だと思います。今の目でスターウォーズを見ても何も感じないかもしれませんが、スターウォーズがなかったら、今日の映画も無かったことを心の片隅にでもとどめていただければ幸いです。それでは行ってみましょう。

1位 スターウォーズ(旧3部作)(1978~1983)
SFファンにとって1位は当然でしょう。すべてはこの映画から始まったのです。好みはそれぞれありますが、しかしこの映画に限っては、面白くないと思うのであれば、自分の感性を疑ったほうが良いでしょう。それほどの革命的、映画史上を塗り替えた映画です。まさにスペースオペラの最高傑作。

2位 2001年宇宙の旅(1968年)
この映画の素晴らしさを上げたらきりが有りません。一切の妥協を許さず完璧主義を通した映画は、後にも先にもこの作品のみでしょう。まさにSF映画の金字塔。特にビジュアル、デザイン。本当に良いデザンはいつまでも衰えません。信じられますか?この映画が40年以上も以前に作られたなんて!

3位 ブレードランナー(1982年)
SFフィルムノワールとしては最高傑作。カルト的人気を誇る。この作品の混沌とした未来像が以降の映画に与えた影響は計り知れない。

4位 ターミネーター(1984年)
5位 ロボコップ(1987年)
この2作品でロボットジャンルの金字塔です。劇中でターミネーターをサイボーグ、ロボコップをロボットと、逆転の扱いなのはご愛嬌。

6位 マトリックス(1999年)
スタイリッシュなアクションと映像革命とまで言わしめた新しいアプローチてんこもりの撮影技術で、エポックメイキングな作品です。2、3も好きなのですが、1あっての作品ということで。サイバーパンクの最高傑作。

7位 バック・トゥ・ザ・フューチャー(3部作)(1985年~1990年)
誰が観ても楽しめる完成度を誇るエンターテイメント傑作映画。タイムマシンとして改造された車デロリアンは古い実在車だが、メカに詳しくない女性等は未来の車と思い込んでいるのはご愛嬌。これぞタイムトラベル物の最高傑作。

8位 アイアンマン(2008年)
マーベルのヒーロー物でNO.1だと思う。悩むヒーローなどいらない。ストーリーは完璧に王道。丁寧に描かれたパワードスーツ。脚本、演出、実にすばらしい。おそらくメカ物では現時点では最高水準だと思います。CG全盛期の現在においてアナログとデジタルが本当にバランスよくまとまった特撮は必見。スタン・ウインストンとILMの功績は素晴らしい。

9位 スタートレック(1979年)
ある意味スターウォーズと対局に位置する作品で、宇宙探査というSFの本質を貫いたシリーズの壮大な映画化。ある意味、スタートレックと呼べる映画はこの作品だけかもしれない。以降はどんどん軍隊色が強くなり、パトロール艇だったエンタープライズは宇宙戦艦扱いになってしまう。

10位 スーパーマン(1978年)
何が良いかって、普通の映画としても、よく出来ています。アメコミの映画化としては今だ、随一なんじゃないでしょうか。

11位 トランスフォーマー(2007年)
巨大ロボット物の最高傑作。圧倒的な迫力で描かれるロボットはまさにアトラクションムービー。
トランスフォーマーとアイアンマンは本当は日本が作らなければいけないような作品です。しかしそれを凄まじい完成度で映像化してくれたハリウッドに感謝!日本では絶対出来ないでしょう。特に演出と脚本はSFに限って言えば今だ50年は遅れてます。

12位 未来世紀ブラジル(1985年)
一応「バンデットQ」「バロン」の間に位置する3部作である。この映画は考えてはいけない、視覚を楽しむ映画だ。なにしろダクトの映画だ(階級社会の比喩)。人を選ぶ作品だがハマればすごく良い。

13位 アンドリューNDR114(1999年)
以外とアシモフの三原則を描いた映画は少ないです。アンドリューが人間へとなる過程を描いた、ある意味(A.I.よりも)ピノキオテーマの原点かもしれません。

14位 禁断の惑星(1956年)
今更何を言わんや、です。間違い無く古典SFの最高傑作です。

15位 スターウォーズ(新3部作)(1999年~2005年)
とりあえずベスト20のどこかには入れなくては。ジョージ・ルーカスよ、完成させてくれてありがとう。

16位 エイリアン(1979年)
とにかくビジュアルが凄い。閉鎖空間でのサスペンスはSF界で1級品。

17位 アルゴ探検隊の大冒険(1963年)
レイ・ハリーハウゼンの最高傑作。まさに特撮の為だけに作られた映画。まようことなくぶった切ったような編集はあの時代において超スピード感をもたらし、退屈させない。

18位 CUBE(1998年)
ある意味「やられた!」って感じ。ワンセット物では最初で最後の傑作。密室物で、これ以上は作れないでしょう。監督はもとデザイナーだけあって密室のデザインは素晴らしい。
SFか?と思われる人もいるかもしれませんが、こういったシチュエーションはまさにSFの定番です。

19位 銀河ヒッチハイクガイド(2005年)
まさにセンス・オブ・ワンダー。壮大なスケール感とぶっ飛んだストーリーは、これぞSFって感じでビジュアル化されています。

20位 ダークシティー(1998年)
閉ざされた世界感、謎を追って行くサスペンスストーリー展開、斬新なビジュアルセンス、意外とかなりの傑作映画です。

とりあえず順位を振ってますが、どれも順位など付けたくない好きな作品ばかりです。各テーマごとに最高傑作であて、テーマの違う作品と比べてもしかたがないのです。ここにエントリーされなかった作品でも、ちょっと視点を変えればベスト10に入ってくる作品はいくらでもあります。
それについては、また、いつか。

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

SF映画を熱く語れ!特別編 SF映画ベスト20(バルカン星のダースベーダー編)

☆さてさて、今回は特別編ということで、私ことバルカン星のダース・ベイダーと、このブログの支配者、マキノ氏の思う「SF映画ベスト20」をひとことコメントをつけて、大大大大大発表!しようと思う。
これからのご鑑賞の参考になるかどうかはわからないが(笑)一応、考えて作成してみた。なお、選んだ基準は、もちろん独断と偏見(笑)で選んだわけではあるが、私について言うと、11位以下についてはほとんど順位的に差がないことを、ひとこと申し述べておこうと思う。
 
 
第1位「スターウォーズ・旧三部作」
☆あらゆる意味でのアナログ特撮を駆使して描かれる「スペース・オペラ」の決定版。昔、何とかという(笑)アメリカのSF作家も言っていたが、映画界は、この「スターウォーズ」のおかげでやっと50年代のアメリカSF小説界に追い着いたのである。そういう意味でも、この映画はやはり画期的であったのだ。これを見 ずにしてSF映画は語れない。ダース・ベイダーは私が思うSF映画のスーパー・ビィラン(悪役)ベスト1である。
 
第2位「トランスフォーマー」
☆マジンガーZやゲッターロボに夢中になった40代のオッサンなら、「よう、こんなん作ってくれた!」とスピルバーグとマイケル・ベイに足を向けて寝る事ができなくなり、あらためて日本映画界の不甲斐なさに、溜息をつくが、大興奮まちがいなしの、現在のところ他に例がない、変形ロボットアクションのナンバー 1である。日本語版のオプティマスプライムを玄田哲章氏が吹き替えているのも泣かせる配役でええぞ。
 
第3位「エイリアン1&2」
☆圧倒的なSF的ディテールと息苦しいほどの閉塞感が溢れる宇宙船内で展開されるSFホラーの金字塔。とは「1」のことだが(笑)比較されて色々、言われている「2」も割り切って見ればおもしろいよ(笑)
 
第4位「ターミネーター2」
☆機械体のT-800がジョン・コナーを守り、人間性の意味を学びながら、液体金属体のT-1000に絶望的な決意で挑む戦いを、ある時はサスペンスフルに、ある時は感動的に描くアンドロイドものの決定版。よく見ていればわかるが、T-800のシュワちゃんとT-1000のR・パトリックの「善」と「悪」のアン ドロイドの演技合戦とD・ミューレン率いるILMが描くT-1000の視覚効果は必見。ラストでT-800が頭にあるチップの処理をある理由でサラ・コナーに頼むその姿は涙なしでは見られない。
 
第5位「ロボコップ」
☆バーホーベンの過激な暴力描写とロブ・ボーディンの驚異的な特殊メイクとエドワード・ニューマイヤーのロボットもののマインド溢れる脚本が合体して完成したロボット刑事もの(笑)の大傑作。ギャングに無残に殺され、ロボットに改造された、平凡なひとりの警官を主人公として、血生臭い熾烈なアクションを軸に 、悲劇的な運命に翻弄されながらも、最後に「人間」を取り戻していく姿までを感動的に描く。ロボコップ・マーフィー対ロボット刑事Kの戦いを見たかったのは、私だけではあるまい(笑)
 
第6位 「ブレードランナー」
☆汚染された空気と酸性雨がひたすら降り続ける、予算が半分だったとは信じられない、造り込まれた未来世界の中で、繰り広げられる逃亡レプリカントと捜査官(ブレードランナー)の死闘を描く、SFハードボイルドの傑作。だが、ハードボイルドは、決してデッカードのことではなく、レプリカント側のことである。後 に出たバージョンでそれが解決されているが、ディレクターズカットを含む、5バージョンのDVD‐BOXが発売されたものの、まだ違うバージョンが出る可能性があるので(笑)最終的な判断が下せない(少なくとも私は)のが欠点である。因みに私はR・スコットが嫌いだと言っている、H・フォードのナレーションが入ってい る初公開版が、一番好きである(笑)
 
第7位「禁断の惑星」
☆一般的には「ロビー」が有名だが、50年代に作られたとはとても思えないハードSF映画の大傑作。イドの怪物の設定は今、見ても十分、斬新だし恐怖を感じる。因みに子供の時にテレビで見たSF映画で、これと「宇宙水爆戦」と「宇宙戦争」の3本がベスト1である(笑)
 
第8位「未来世紀ブラジル」
☆何て言ったらいいかわからないが(笑)この手が好きな奴には堪らない、悪夢の未来のビジュアルイメージのつるべ打ちである(笑)もう、私なんか何時間でも、この世界に浸っていたいと思う。そういう映画である。しかし万人にはお薦めできない(笑)ヘタをするとこういう映画が好きだと見せると「おかしな人 間」だと思われる。まあ、私は、おかしい奴だと言われても、思われても一興に平気である(笑)
 
第9位「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー・三部作」
☆おおよそ製作されるのは、ほぼ不可能であると思われるSFコメディを、しかもタイムパラドックスを絡ませながら描く、ある意味、ルーカスやキューブリックでも、できるかどうかわからない、SF映画ファンもコメディ映画ファンも、そして音楽ファンも、思わずニヤリとしてしまう奇蹟の大傑作。脚本を書いたR・ ゼメキスとB・ゲイルには、もっとSF映画の脚本を書いて欲しいと願っているのは私だけでないだろう。そしてM・マクフライの役を当初のE・ストルツではなく、M・J・フォックスになってよかったと思っているのも私だけではないだろう(笑)
 
第10位「ロード・オブ・ザ・リング・三部作」
☆原作を損なう事なく、その、高尚なストーリーが反映された脚本と圧倒的なビジュアルエフェクトで描く、言わずと知れた「指輪物語」の実写映画版。究極のオタク映画と陰口を言われてもいるが、言いたい輩には言わせておけばよい。100年経っても日本ではこういう映画は作れない。とにかく一日何もすること がない人には、一日掛けて三部作を続けて見るのをお薦めする。きっと生きていてよかったと思うはずだ(笑)
 
第11位「スーパーマン1&2」
☆今でこそCG全盛時代に合わせて、アメコミ・ヒーロー映画がたくさん製作されているが、そういったものが無かった時代に、アナログの、当時の、SF・怪奇映画のスペシャリストたちが結集して作ったアメコミ・ヒーロー映画の白眉がこれである。全くウソ臭さを感じさせない、一種の伝記映画のような感じで展開さ れるその物語は、今、見ても色褪せていない。J・ウィリアムスの壮大なテーマ曲と共に流れて来る、立体タイトル・アニメーションも必見である。
 
第12位「ジュラシック・パーク1&3」
☆現在における、CG全盛のSF映画時代を築き上げたのは、まちがいなく、この「ジュラシック・パーク」の功績によるものだと思うが、とにかくそのリアルな恐竜の姿、形、動きと画面との合成テクニックにビックリした。そして怖かった(笑)恐竜しか見るところがないと言う意見もあるが、これだけ見せて、暴れ てくれたら、それだけで、もう十分だと思う。そして何よりも大事なことは、原作者のM・クライトンはスピルバーグが監督をするならということで映画化を許諾したということを忘れてはいけないと思う。
 
第13位「デューン砂の惑星」
☆原作者及びファンから総スカンを喰らった、これを入れるかどうか迷ったが(笑)D・リンチの悪趣味が炸裂している変形版(実際、そうらしい(笑))として、原作を読まずに見れば、特撮もタップリ入っているので、変に感動するのは間違いない(笑)また、アナログでのこの規模のSF映画は(砂の惑星が)成 功しているかどうかは別にして(笑)今や大変、貴重だと思う。そして、その際はできれば、DVDやビデオが絶版だが、アラン・スミシー名義のアメリカでの、テレビ放映長尺版を合わせて見ることをお勧めする。余程、偏屈な人でない限り、印象が絶対、変わって来るのが間違いないのである。
 
第14位「遊星からの物体X」
☆これも入れるかどうか、実は迷ったのであるが(笑)怪物好きの私に取ってはどうしても外せない一作であったので入れてしまったしだいである(笑)ストーリーとかは、もう、どうでもいいのである(笑)ひたすら、天才特殊メイクアップ・アーティスト、ロブ・ボーディンが、デザインして造り上げた不定形の怪 物たちの饗宴を楽しめばいいのである(笑)
 
第15位「マトリックス・リローデッド」
☆正直、マトリックスは「マトリックス」だけなら良かったと思うのだが「~リローデッド」「~レボリューションズ」と三部作ある中で、三部作ともにやっていることが、ほとんど同じだと思うし無理に話を引き延ばしている感じがするのだ(笑)しかし、現実の世界が実はコンピューターの反乱で作られた仮想現実 の世界で、本当の現実の世界では人類が養殖されているという発想は素晴らしいと思う。そんな三部作の中で一作挙げろと言われて好きなのが、この「~リローデッド」である。特に、ツインズと戦いながらキーメイカーを護送する一連のシーンは、うちの双子の子供たちも大好きなのである(笑)そして体を透明化させて、物体を 素通りしていくツインズの姿に、三面怪人ダダを思い起こすのは私だけではないと思う(笑)
 
第16位「シンドバッド7回目の航海」
☆1957年に製作されたとはとても思えない、レイ・ハリーハウゼンが描くダイナメーションの決定版。一つ目巨人サイクロプスが唸り、巨竜ドラゴンが火を噴く魔法の世界は、いつまでも童心に返って見ていたい夢の世界だ。ハリー・ハウゼンが手掛けたダイナメーションは他にも色々あり、特に「アルゴ探検隊の 大冒険」は捨てがたいと思うが、一番トータル的にバランスが取れていて、娯楽映画としても一級品であるのはこれである。
 
第17位「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」
☆T・バートンが、自身で考えたオタクなストーリーを、ハリーハウゼンのテイストで料理して、そこにホラーとファンタジーの味付けを行い、隠し味にデジタル技術を加えた、決して幼児向けではない、ちょっと大人びた子供たちへのための、それでいて子供の心を失っていない大人たちにも(笑)楽しめる、好きな 人には、もう堪らない魅力に溢れた、ダーク・ファンタジー人形アニメの傑作である。因みに私の家には、この映画のポスターを額縁に入れて飾ってある(笑)
 
第18位「ザ・フライ1&2」
☆ある意味において「エイリアン」と双壁をなすSFホラー映画の大傑作(私はそう思う(笑))ブランドル親子が二代に渡って繰り広げる、蝿男への変態の悲劇を、監督と脚本家が代わっても守られた、粘着質な演出と脚本と、いい意味で(笑)吐き気を催すほどのリアルな特殊メイクアップで、見る者を圧倒する。個 人的には「1」が好きだが「2」は、あの「フリークス」に対するオマージュも随所に散りばめられており、それを発見する楽しみもある。また、見方によっては50年代~60年代(かな?)によく作られた、科学者の悲劇を描いたSF映画に対するオマージュへとも見れなくもないので、やはり必見である(笑)
 
第19位「ロスト・チルドレン」
☆ジャン=ピエール・ジュネがマルク・キャロと作り上げた、フランス産ダーク・ファンタジーの大傑作。闇で覆われた、近未来の世界。そこには、水槽の中で生き続ける頭痛が持病の脳味噌や孤児院をアジトにして、孤児たちに盗みを強いるシャム双生児の姉妹、6人が同じ姿をして夢を見ることが出来ないために、 老化が急激に進んでいくクローンの人間、盲目で特殊なレンズの第三の眼を着けることで隠された真実を暴こうと企む「一つ目教団。そういった奴らが蠢く中で、繰り広げられる、少女ミエットと怪力男ワンの誘拐された、ワンの弟であるダンレーの救出劇を何とも言えない(笑)独特なタッチで描く。これも見る人を選ぶ映画であ る(笑)そして、これを見ればわかると思うが、決して「エイリアン」のマインドとは一至しないと思うのだ。
 
第20位「グリーンマイル」
☆「ショーシャンクの空に」や「ミスト」を見ればわかると思うが、今のところ、S・キングの映画化は、このフランク・ダラボン以外に右に出る監督はいないと思う。それだけキングの映画化は難しいという事なのだろうが、とにかく(笑)この「グリーンマイル」を見て何も思わない人は、ちょっと困った人だろう (笑)ジョン・コーフィとミスター・ジングルズが紡ぎ出す
「不思議な物語」は日本人には到底、考えつく事ができない見事な「お話」である。私はこの「お話」の物語をいつでも読める幸せと、映像化したDVDをいつでも見る事ができる幸せを神に感謝する。
 
次点 「マッドマックス2」
☆近未来の、ある国を舞台に描く「北斗の拳」の元ネタでも有名な、正にスタント版「スターウォーズ」である。巨大石油精製施設の奪い合いを軸に、バックで音楽が常にガンガン鳴りながら(笑)展開される、凄さまじいカー・スタント・アクションの連続は、何回見てもワクワクする。プロデューサーのB・ケネデ ィの早すぎた逝去は、やはり惜しまれる。それは「サンダードーム」がおもしろくなかったことや原点に戻った「4」の企画が流れたことでも明らかだ。
 
★終りに
今回、惜しくもベスト20に漏れた作品が、ワタクシ的には何本かあったので(笑)機会をあらためて、いずれ、裏ベスト10とか、やってみたいと思う。また、もうちょっとホラー色を加えたり、全然、普通の映画だが、SFマインドが見え隠れするので入れたい映画だとか、超個人的なベスト10とかもやってみた いと思うので、期待してくれる奇特な人が、もし、いらっしゃったら期待して欲しいと思う(笑)
最後に、この場をお借りしてどうしても言っておきたいことがある。それは、世の中には、色々な映画がたくさんあるが、私は普通の映画だけを見て、SFやファンタジイやホラーの映画を毛嫌いしている人や、その逆で、SFやファンタジイやホラーの映画ばかりを見て、普通の映画を全然、見ない人の両方の人種が嫌い である。なぜかと言うと、今までそういった人たちと、たくさん会い話をしてきたが、ほとんどの人が偏った主張ばかりしているからだ。だが、現在のところ私は常に、SF&ホラー&ファンタジイ映画の擁護積極推進派(笑)でいることにしている。理由は、この手のジャンルの映画を作る人や見る人に対して、明らかに馬鹿に している言動の人たちが、今の時代でも、実は生粋の映画ファンたちに凄く多いからである。そして、それは悲しいことに、この日本だけがそういう状況なのである。そういった人たちは、フランスのルーブル美術館に「マグネット新鉄人28号」の玩具や、ニューヨーク近代美術館に「悪魔のいけにえ」の初号フィルムが厳重に保 管されているということを、どうのように思うのだろうか?世界がこの手のジャンルを認めているという現実があるのに、だ。ホンマに困ったもんである(笑)まあ、わからん、他人の言うことは、どうでもええねんけどね(って、どっちやねん!笑)
というわけで、次回、取り上げる映画は何かわかりませんが、また、お会いしましょう(笑)
 
「ヤッターマン」旧版、第1話を見ながら
バルカン星のダース・ベイダー

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トワイライトゾーン

という訳で今回は「トワイライトゾーン」である。言うまでもなくこれは、日本でもNTV系やTBS系で60年から放映された日本語版タイトルが「未知の世界」と「ミステリーゾーン」という、一話完結のSFテレビドラマの映画版である。この「SFテレビドラマ」という意味では、私はこの日本では「製作されるのは永久に無理だろう」という、あきらめの境地に達している。その理由は、ただ単に、SFを理解してドラマを作るスタッフがいないとか、放映しても視聴率が取れないだろう、ということではなくて(今でもたまに放映されている、KTV系のタモリ がストーリーテラーの「世にも奇妙な物語」は成功していると思うが)根本的に考え方が違うからである。例えば日本でも71年からNHKで放映された、あの「刑事コロンボ」の脚本家は1本脚本を書くと、半年間は食べていけたそうである。「え~っ!」と驚かれるかも知れない。確かに、コロンボのエピソードの全てがおもしろ いとは言えないと思うし、全ての海外ドラマ製作の担い手たちが、全員、高給取りかどうかもわからないと思う。しかし、クリエイターが、それだけ考えて練り上げ、自信を持って形にしたものに対して、正当に評価し対価を支払う環境が、日本のドラマ界には皆無だとは言わないが、少なくとも海外の方が、ドラマを製作する、あ らゆる意味においての制度や環境の成熟度は断然、違うと思うのだ。それはエンタテイメントに対する考え方の差かも知れないが。だから決して、SFだからと言って、刑事ドラマだからと言って、医療ドラマだからと言って、手を抜いて作ることが絶対にないと思うのである。
いつもの長い、プロローグはこれぐらいにして(笑)まず、例によって私が「トワイライトゾーン(以下「TZ」)」の原型の「ミステリーゾーン(以下「MZ」)」を初めてテレビで見たのは、もう20年以上ぐらい前になるだろうか。KTV系の関西ローカルである、関西テレビで月曜から金曜の午前1時ぐらいか らやっていたと思う。(確か「アウターリミッツ」も「MZ」の放映終了後に始まったような気がするが)が、しかし、これは本当に、たまに見ていたものばかりだった。録画してまではなぜか、見ようとは思わなかった。本格的に見出したのは、家内と結婚してからケーブルテレビで「スーパードラマ!TV」(当時はスーパーチャン ネル)で放映されたものからで、これも月曜から金曜の朝6時からやっていたものをビデオテープに録画をして見ていた。さすがに古い作品なので、特撮は期待できなかったが、ストーリーは前評判通りのものでおもしろい話が多かった。大分、前に見たものなので記憶がおぼろげだが、印象に残っているのは「合成人間の家」と「 素晴らしき未来」「遠来の客」である。映画版のセグメント2、3、4のオリジナルも放映されたので、バッチリ比較できたのはうれしかった。その後は、CSの「AXN」で200?年の何月か忘れたが、月曜から木曜の朝8時から放映された。これはHDDに録って見ていた。そして今年、チャンネル銀河で、この4月より第1シーズンから放映されるのだが、うちは「スカパー!」には加入しているのだが、残念ながら「ス カパー!e2」の方でしか見れないので、せっかくのチャンスなのに見れないので非常に悔しい。また、どこかのCSチャンネルで放映されるとは思うが、チャンネル銀河に加入、もしくは見れるケーブルTVに加入している人は、是非、見てほしいと思う。
さて、映画版である。昔から、この手のオムニバス映画は、どちらかというとSFよりホラーの方が多かった。代表的なところでは、有名なジョージ・A・ロメロの「クリープショウ1&2」やロメロが脚本のみ参加している、これもテレビからの映画化の「フロム・ザ・ダークサイド」、古いところでは、E・A・ポ ーの原作をアラン・ドロンやジェーン・フォンダ出演で映画化した「世にも怪奇な物語」、私の大好きな、イギリス・アミカスプロの「テラー博士の恐怖」や「残酷の沼」「怪奇!血のしたたる夜」である。一方、SFの方では、最近、テレビシリーズのシーズン1のDVD-BOXが発売され、スピルバーグがプロデュースを担当 し製作費を湯水の如く注ぎ込んだことでも有名な、映画版「世にも不思議なアメージングストーリー」だろう。日本でも私は未見だが、イラストレ―ターの和田誠が監督した「怖がる人々」があるが、よく企画が通ったと思う。さてさて(笑)映画版はスティーブン・スピルバーグがジョン・ランディスと共にプロデュースを行って いるが、スピルバーグがプロデュースを行うので、ワーナーがこの映画化に乗ったのは明白である。また、ランディスやジョー・ダンテ、ジョージ・ミラーと言った他の監督たちも、スピルバーグがプロデュースを行うので、この映画化に乗ったのは明白だろう。そうして作り上げた結果、ランディスが監督をした映画オリジナルの セグメント1で、主演のビッグ・モローの不幸な事故があったものの、SF映画的にはかなりの水準作になったと思う。個人的にはミラーが、テレビ版のエピソード123、「2万フィートの戦慄」を同じ脚本家、リチャード・マシスンがリライトしたものを監督したセグメント4が、バレンタインに扮したジョン・リスゴウの熱演と、登場するグレムリンの造形、操演のよさや雷を伴う暴風雨 の特撮のよさも手伝って1番ハラハラドキドキして、おもしろかったが、ランディスが脚本を書き監督をしたプロローグの「リアリー・スケアリー」から始まる、セグメント1が、ありきたりかも知れないが、アイデア勝負のSF短編小説の味があって好きである。人種差別主義の男がパブを出た瞬間から、色々な時代の場所に飛ば されて、その姿形には関係なく、逆に差別される側になってしまう話は展開が小刻みよく、いい意味での笑みがこぼれた。ナチスの軍人に、ユダヤ人の強制連行列車に無理矢理、乗せられ、列車の中からの次元の裂け目(?)に見える、主人公のビルを捜す、飲み友達に助けを求めるが聞こえないというラストも、余韻が残っていい と思う。残りのセグメント2&3について語ろう。スピルバーグが監督した、セグメント2はオリジナルのエピソード86、「真夜中の遊戯」を元にしている。が、あのピカピカの何の缶かわからない(笑)缶を持っていた、神なのか天使なのか、正体が最後までわからない(笑)ブルームは映画版のオリジナルである(アメリ カと大阪ではこうも、缶ケリのやり方が違うのかとこの話で私は初めて知った)。スピルバーグは、最初はマシスンのオリジナル脚本を監督するはずであったが、製作コストの関係で「真夜中の遊戯」を元にした話を撮影したのだが、彼がこれを選んだ気持ちは、この手のジャンルの映画に肯定的な評論家の言うように、私もよくわ かる。どういうことかは敢えて書かない(笑)多分、この文章を、お読みになっている「あなた」なら、お分かりになるだろう。ジョー・ダンテが監督したセグメント3は、エピソード73の「こどもの世界」の後日談である。このセグメントで登場する、失意の女教師ヘレンは設定が27歳らしいが、私にはそう見えなかった。もっと何かオバハンに見えた。まあ、それはいいとして、道に迷った ヘレンが個人でやっているデニーズのような店を出て車をバックさせると、そこへアンソニーがワザと自転車をぶつけて、ケガをしたかのように見せて、彼の言う両親や姉のいる自分の家にヘレンを連れて行くのだが、そこでヘレンが見たものは・・・・という話であるが、まず、デニーズのような安レストランの主人を演じてい る、ディック・ミラーやアンソニーに無理矢理、山高帽子で手品をやらされる「おじさん」を演じているケビン・マッカーシーを起用しているというのが、B級SF&ホラー映画通のファンに取ってはうれしいところである。そう言えば最近、二人ともスクリーンで見ないが
どうしているのだろう。アンソニーが実の両親に罰を与えて消すシーンや口を塞がれた実の姉の口を塞ぐシーンなど、最初は脚本にはあったらしいが、その与える罰の内容が、少しグロいという理由で撮影されなかったそうである。う~ん、どんな罰か見たかったと思う。このセグメントで1番の見せ場はアンソニ ーが超能力で具象化する、ロブ・ボーディン、デザイン&造形のカートゥーンの化け物たちであるが、私はこれは、あまりいい出来栄えとは思わなかった。「もうひとりの姉」のエセルがテレビのカートゥーンの世界に放り込まれて、喰われてしまうシーンの方がよかったと思う(例によってここは何回もDVDを見ています(笑) )それからラスト。「みんな消えてしまえ!」とアンソニーが叫んだあとに、ヘレンの説得にアンソニーが応じて、希望を持ってヘレンの車(笑)で未来へこれから進んで行くという、走る車のあとから沿道に、花が咲いて行くハッピーエンドはええねんけど、「みんな消えてしまえ!」ということは、取り合えず、その時点での地 球人はヘレンとアンソニーの二人しかいないということなのだろうか?誰か教えて下さい。前から気になっているんです(笑)ラストのラストであるエピローグはもうひと捻り欲しかったなあと思う。ということで最後は、少し駆け足になってしまったが、これで「トワイライトゾーン」を終わろうと思う。次回は「スーパーマン」 (当然、クリストファー・リーブ版!)でしゅ。
 
トミカヒーロー・レスキューフォースを見ながら
バルカン星のダース・ベイダー







 

 
 


テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

「アルゴ探検隊の大冒険」と「タイタンの戦い」

レイ・ハリーハウゼン大全をまだじっくり読んでないのですが、筆者にとってのレイ・ハリーハウゼン(以下レイ)は「アルゴ探検隊の大冒険」(以下アルゴ~)で終わっているのです。人形アニメは生まれた時から先が見えていた。結局「アルゴ~」以上のものは不可能なのです。技法が技法なだけに限界もすでに内包している撮影技術なのです。CGをうまくとりこんだいわゆるアニメとは違い袋小路な技法なのです。
「アルゴ~」が大好きだった筆者は、期待して観に行った「タイタンの戦い」で非常にがっかりして劇場を後にしたのを今でも覚えています。やはり「アルゴ~」以上のものは何も見いだせなかった、というか、時代に対して(他にすぐれた特撮映画が山のように作られた時代なので)退化すらしたかのように見えてしまったのだ。ストップモーション・アニメはもは過去の技術なのだと実感しました。もちろんオマージュ的にスターウォーズに登場したチェスシーンや、複合技術で素晴らしい映像をみせた帝国の逆襲のトーントーンのシーンなど、短カットでの使用はまだ利用価値はありましたが、それが昇華しなかったのはその後の映画業界を見ればわかるとおりです。とにかく「タイタンの戦い」はとても古い映画を観たような感じがしました。「帝国の逆襲」という特撮技術のてんこもり映画を観た後に、やはり「タイタンの戦い」は辛い。もう時代は変わっているのである。つまり特撮は映画を良くするための一つの技術にすぎず、技術そのものを売りにする時代では無くなっていたのだ。フレームレートの少ない人形と人間の競演など、もう、見ていて辛いのです。
「アルゴ~」がCGなら面白くもなんともないだろう。
逆に「タイタンの戦い」はCGに向いている作品である。アルゴとタイタンはその表現において似て否なる映画なのだ。タイタンはストップモーション・アニメの限界を露呈し、その技法に終焉をもたらした皮肉な作品となってしまいました。

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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レイ・ハリーハウゼン PART2

という訳で今回は、「レイ・ハリーハウゼン(以下「レイ」)PART2である。
日本で初めて公開された「レイ」の映画は、54年公開の日本初の劇場用怪獣映画「ゴジラ」の公開1ヵ月と何日後かに、大映配給で公開された、レイ・ブラッドベリ原作の「霧笛」を映画化した「原始怪獣現わる」であるが、これと、「恐竜グワンジ」「恐竜100万年」は昔、子供のころ、よくテレビでやっていたので見ていた人も多かったのではないかと思う。
特に私は「恐竜100万年」が好きだった(コアなファンは「ジュラシック・パークの恐竜より、こっちの恐竜の方がリアルだと言っているそうだが・・・・)。後年、この恐竜と骸骨(アルゴの)の特撮が同じ人がやっていたと知って、びっくりしたのだが(笑)一方、「SF巨大生物の島」と「HGウェルズの月世界探検」はテレビで何回かやったそうだが、見た記憶がない。両方共、ビデオで見たのだが、見た方なら、おわかりだと思うが、前者はジュール・ベルヌの「神秘島」が原作で、ネモ船長とノーチラス号が登場する「海底二万哩」の続編である。ストーリーは素直な空想冒険活劇としてそれなりに楽しめる。しかしアニメートは見事だが、巨大な蟹や鳥(フォロラコス)、蜂、アンモナイトでは、やはり物足りなさは 否めない(蜂の体毛が風でなびくところまでダイナメーションで見せるのは凄いと思うが)。日本未公開は仕方がないと思う。後者はHG・ウェルズの「月世界最初の人間」を原作にしている。私は手塚治虫の漫画と子供向けのSFの全集でこれを読んでいたが、映画を見た感想は、割と忠実に、そのイメージを映画化しているものだっ たので非常に好感を得たものだった。特に、重力遮断合金セイバーライトを使用して宇宙船が、屋敷の屋根を破って宇宙へ飛び出していくシーンとその宇宙船のデザイン、それに月の人間セレナイトはよかったと思う。それから、「世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す」と「地球へ2千万マイル」「水爆と深海の怪物」は、みんなCSで見たと思うのだが「世紀の謎~」 はティム・バートンの「マーズ・アタック!」でもパロディになっていたので、知っている人には有名。でもそれだけである(笑)「地球へ~」は、数十年前すでに、故・大伴昌司氏が紹介していて、金星竜イーマはそれで有名になった。が、ストーリーが33年版の「キングコング」にオマージュを捧げたものであったり、象と格 闘するシーンがあったりするが、これも見どころはそれぐらいである。「水爆~」は予算がないため8本足のタコを6本足で描いて見せたという話が有名であるが、それはさすがに上手く見せていたと思う。しかし、う~ん、まあ(笑)語るものがあるとすれば、それぐらいである。いずれにせよ、古い映画なので仕方がないと思う(笑)そしてそして、「シンドバッド虎の眼大冒険」(以下「虎の目」)と「タイタンの戦い」(以下「タイタン」)である。「レイ」の映画はいつも、ヒロイン役の女優の起用の仕方が上手いと思う。この「虎の目」のジェーン・セイモアもそうだと思う。だが、映画自体は、魔法使いを女にしたり、舞台を北極地の秘境にしたり、また、ミナト ンを着ぐるみとダイナメーションを融合させたものにしたりと、新機軸を打ち出そうとしたが、他の登場する怪物たちが残念ながらインパクトに欠けるものだったので、尻すぼみに終わってしまったと思う。「タイタン」は「レイ」の作品で、ロードショーで見た、最初で最後の映画である。これは元々、アルゴの続編として企画されたものだが、配給のコロンビアが下りたため、MGMと組んで製作されたものである。ゼウスが人間の女に生ませた子供を助けたり、助けろ!と、他の神に命令 したりとアルゴの続編として企画された影響か、ストーリーは、何となく嫌な感じではあったが(笑)これはおもしろかった。ローレンス・オリビエやクレア・ブルーム、マギー・スミスにウルスラ・アンドレス、バージェス・メレディスと言った大物が出演していたせいもあったからかも知れないが、当時は新人の主演のハリー・ ハムリンとジュディ・バウカーが、まずは頑張っていたからだと思う。ダイナメーションも、一見地味な(笑)サソリに始まって半人半獣のカリボスとの戦いに、クライマックスのメデューサとの死闘と大怪獣クラーケンとの激突を、見方によればテンポが遅いとも見えなくもないが、時間を掛けてタップリと見せてくれた。特にメデューサとの死闘は、これを見るまではハマープロの怪奇映画 「妖女ゴーゴン」(一応、メデューサの姉ね)ぐらいしか、イメージ的にはなかったのだが、これは私に取ってはベスト3に入るぐらい好きなシーンになった(例によってここはDVDで何回も繰り返して見ている)。あのチチチかジジジといった音を尻尾で鳴らしながら、不気味に身をくねらせながら突き進んでくるメデューサの姿 は1度見れば忘れることはできないだろう。
さて、現在、この「タイタンの戦い」は「インクレディブル・ ハルク」のルイ・レテリエ監督がリメイクに挑戦している。私は「 ~ハルク」が怪獣映画のような感じがして、 なかなかおもしろかったと思うので期待していいと思う。 ところで、ジョン・シングルトン監督が企画していた「 シンド バッド火星に行く」はどうなったのだろう。ハリーハウゼンが当初、 企画していていて断念したものだけに是非、 実現してほしいと思うのだが・・・・・・。
え~と、そんなわけで次回は「エイリアン3&4」ではなくて「 トワイライトゾーン」へ行ってみます(笑)
 
「地球防衛軍」を見ながら。
バルカン星のダース・ベイダー








 

 

 

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レイ・ハリーハウゼン

という訳で、今回は、「エイリアン3&4」でもなく、「トワイライトゾーン」でもない、そして、SFでもない!ファンタジーの「レイ・ハリーハウゼン(以下、レイね)」である(笑)理由は「レイ・ハリーハウゼン大全」という本が、私の大好きな、「奇想コレクション」(知ってる?)を出している 河出書房新社から発売されたからです。その記念という訳で取り上げた次第である。しかし、こ の際、述べておきたいが、本来ファンタジーは、そしてホラーも(只の殺人鬼が人間を、殺しまくる話では無くて、超自然的な存在とかが出るという意味ね)SFとは、三位一体であるのだ。ということを、残念ながら、なかなかわかってくれる人がいないのが、悲しい現実である。
例によってであるが(笑)私がレイのいわゆる、ダイナメーションをスクリーンで見たのは、今から15、6年ぐらい前のことだろうか。当時、大阪のキタに、毎日新聞社が運営する「毎日文化ホール」(これも今はもうない)というのがあって、中は狭くておまけに座る椅子はパイプ椅子を連結(笑)しているものだった が、450円(!) で二本立ての映画が見れるので、映画好きには何とも有り難い存在だった。そしてそこで見たのが、当然、リバイバルではあるが、『シンドバッド7回目の航海(以下『7回目』)』と『アルゴ探検隊の大冒険(以下『アルゴ』)』だったのだ。そのあくる日も、『シンドバッド黄金の航海』(以下『黄金』)』と『アルゴ』を見 たのだが、映すスクリーンが小さかったのが玉のキズだが、嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。勿論、昔はテレビでも『7回目』を始めとするシンドバッドシリーズや『アルゴ』も、たまにやっていたので、やっていた時は食い入るように見ていた。また、私の住んでいる関西のUHF局は、昔は「宇宙戦争」やら「地球最後の日」 、「黒い絨毯」「灼熱の怪」「恐怖!戦慄の怪人」など古典SFから、動物パニックにハマープロの怪奇物、長編SFテレビムービーなど、バラエティに富んだ内容だったので、それはそれは、幸せな毎日を送っていたのだが(笑)、「レイ」のやつは、どちらかと言えば、VHF局でやっていたのが、まだ、多かったのではないかと思う 。一番記憶に残っているのは、故・水野晴郎の「水曜(最初は金曜じゃないよ!)ロードショー」でやった『アルゴ』だろうか。『アルゴ』は、バーナード・ハーマンのテーマ曲に乗って動き出すタロス(旧DVD版だけか?字幕はティロス)もよかったが、クライマックスの、ヒドラ?ヒュドラ?の歯を撒いた地面から生まれる7人の骸骨剣士集団との激闘シーンは、ありきたりの表現で申し訳ないが(笑)、何度見ても素晴らしいと思う。私なんか、あのもう倍ぐらいの時間、骸骨剣士集団との戦いを見ても全然、飽きないね(笑)因みに人間が演じた、ポセイドン?トリトン?のおじさん(笑)は当初、ダイナメーションでやろうとしたのだが、水との合成シーンに困難が予想されるため、取りやめになったそうである。『7回目』を初めて見たのも、当然、テレビなのであるが、やはり印象に残ったのは、一つ目巨人のサイクロプス(我が家で、バルタン星人以外で唯一、フィギュアが2体以上あるのだ)である。あの、籠ったような、叫び声は一度聞けば忘れることはできない。当時、4歳だった、うちの双子に、私がDVDを元にして編集 した、『7回目』のビデオテープをサイクロプスのシーンだけ、見せてやると「怖い」と言って泣き出してしまったが(笑)、この、サイクロプスが、レイの考えたモンスターで、人気がナンバーワンなのだが、当のレイは、なぜだか、わからないそうである。火を噴く、ドラゴンも好きだ。あの皮膚感は、とても1957年に作られたものとは思えないぐらい、よくできている。ラスト近くのサイクロプスとの戦いも怪獣映画が好きな私は、興奮 して見ていたが、ドラゴンが、なぜ、火を噴いてサイクロプスをやっつけないのだろう?と不思議に思い(まあ、これもダイナメーションと炎を絡ませた合成が難しいためだと思うが)大きな、弓矢一本でやられてしまうのは、惜しい存在だと思った。また、その他のダイナメーションとしても、「サイボーグ009(漫画の方で、 ちょっとだけやけど)」にも登場した、首が二つある、巨大なロック鳥。『アルゴ』への布石とも言える、一人骸骨剣士(笑)物語の初めで、女とコブラ(?)の合体魔法で誕生する、体が緑色で腕が4本ある、蛇女などが、観客を退屈させない、絶妙なタイミングで登場する(って思ってるのは私だけかも知れないが(笑))加えて、見るからにうさん臭そうな、ジャン=リュック・ピカードの先祖のような、ハゲのオッサンの魔術師ソクラやソクラに命令されて、サイクロプスを「とうせんぼ」するためのバリアを、わざわざ倒立して行って 張りに行く(笑)ランプの精のガキと言えば、失礼か、ランプの精の子供(名前忘れた)も、役柄的にピッタリだと思った。だから、というわけではないが、『レイ・ハリーハウゼン』の全作品中で、この『シンドバッド7回目の航海』が、私は一番、バランスが取れていて好きである(レイ自身は確か『アルゴ』が一番好きだと言っていたと思う)。それから、話が前後して、申し訳ないが『アルゴ』は、神様が、回数は限定されるものの、他力本願であるイアソンたちの危機を助けたりするせいもあって(笑)というか、助けてやるから、他力本願になるのかな?まあ、いいとして(笑)怪物や骸骨以外に登場するやつで、あまり好きなやつが、いないのだが(笑)それ は、やはり、脚本が悪いせいだと思うので、結局、私は、ダイナメーションのモンスターたちは好きだが、登場人物や神様たちに、魅力を感じないので、『アルゴ』はおもしろくないと思うのである。
お次は『黄金』であるが、「バーバレラ」で、天使のような羽がある眼が見えない男を演じていた、ジョン・フィリップ・ローが、キャプテン・シン(ド)バットを演じていたのだが、私に取っては、「ドラキュラ72」や「地底王国」「007・私を愛したスパイ」のムチムチねえちゃん、キャロライン・マンロー(でも 、今年か来年還暦のはず(笑))が出演していた事実の方が重大な、一作なのである(笑)なので、その、キャロラインが演じた、女の奴隷、マルギアナ(やったっけ?)に比べれば、6本の腕を駆使して、大チャンバラを行った、陰母神カーリも、一つ目巨人サイクロプスの親戚のような、一つ目半人半獣のケンタウロス(アーッ !)も、私が東宝特撮の中でベスト3に上げる、『緯度0大作戦』にも登場した、グリフォンも、敵わないのである!アーッ!ハッハッハッハッ!(アクション仮面風に)と言うのは、勿論、ウソであるが(笑)私が特に思い入れをしているせいだろうか?『7回目』に比べるとどうも、全体的に落ちるような気がする。 人によっては、陰母神カーリが最高傑作と呼ぶ人もいるようだが、確かにあの剣戟もよかったが、最高傑作ではないと思うのだが。
で、次の『シンドバッド虎の眼大冒険』(以下『虎の目』)になると、「え~っ!」と思うほど、出来が悪くなる。金を掛ければいいという訳では無いがナンボか忘れたが、『タイタンの戦い』(以下『タイタン』)を除いて一番製作費を掛けたにも関わらずだ。と、ここまで書いて、相変わらず文章が、非常に長くなって いるのに気が付くのが遅いが気が付いた(笑)これ以上書くと、また、ダース・マキノ氏に波動砲を撃たれるので、『虎の目』と『タイタン』を含めた、その他の「レイ・ハリーハウゼン」の作品を次回に語ってみようと思う。なので、次回は『レイ・ハリーハウゼンPART2」です。
 
「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」を見ながら。
バルカン星のダース・ベイダー








 

 

 

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エイリアン SF&ホラー考察

「エイリアン」がホラー映画か否かは非常に難しい問題ですが、映画全体の構成から考えると「ホラー映画の手法で撮られたSF映画」というのが正解だと思います。「エイリアン」によってSFホラーなるジャンルが定義されたような感がありますが、もともとSFにはホラー的要素があるので、怖さを前面に押し出したからと言ってこの映画を特別視しなくてもよいのではないか、単にSF映画でよいのではと思うのです。
ホラー映画の定義はもともと恐怖感を楽しむ、誤解を恐れず言ってしまえば、お化け屋敷的なアトラクション映画であり、いわゆるB級映画の王道として進化してきました。アトラクション映画という意味ではSFもまた然りで、多くのB級映画がつくられてきて、「2001年宇宙の旅」「スターウォーズ」「未知との遭遇」等で大作メジャー主義にい転ずることになりますが、ホラー映画も同様に「エクソシスト」「オーメン」等で大作映画(エクソシストはエイリアンよりも制作費が高額)として成り立つようになっていきます。
で、エイリアンですが、一般の人には、やたら怖い映画なのでホラー映画という印象がつよく残ってしまい、ホラーのレッテルを貼られてしまいますが、ホラーと呼ぶにはあまりにもSF的完成度が高く、確かに怖がらせるという意味ではホラーなのかもしれませんが、それ以外はそこらへんのSF映画がふっとぶほどのSF映画です。あまりにもSF純度が高いので、筆者的には全然ホラーには思えなくて単にSFにしか見えないのですが。

「バルカン星のダースベーダー」氏の評で映倫によるエイリアンの姿が映るシーンのカットに関する話がありますが、この話を筆者は知らなかったのですが、それ以前に(筆者の資料によれば)リドリー・スコット監督はエイリアンのデザインが非常に人間っぽいのを嫌がっていたそうです。、事実、エイリアンスーツを使用しての撮影なので、着ぐるみ感は否めません。人の入った着ぐるみなど興醒にしかならないので、リドリー監督は全身をはっきり映すことを嫌いました。部分アップや、ライトの点滅によりはっきり姿を見せない。これによりどんな相手なのかわからないことで、より恐怖感が高められたのです。もしエイリアンの姿がはっきり映っていたならば、エイリアン2のように恐怖感とは無縁の映画になっていたことでしょう。そうそう、「SFホラー」はエイリアンだけで、後の2、3、4は全然ホラーではなく普通にSFです。特にエイリアン2は単体として見るならば良い作品なのでしょうが、続編と考えるとあまりに1と違いすぎて(あまりに普通すぎて)やはり1だけを特別扱いしたくなります。筆者的には2はダメ映画です(エイリアンという冠を付けている限りにおいて)。せっかく「SFホラー」なる新ジャンルを開拓した1作目を全然活かしていません。これは言ってしまえば1作目に対する冒涜です。こういう場合にいおいてアプローチの変更は許されないと思います。とにかくエイリアンの扱いがたんなる怪獣であり、恐怖のかけらもありません。また奇才ギーガーも製作にまったく絡んでいないので、エイリアンのデザインが良くないです。キャメロンによるエイリアンのデザインは普通に異性生物であり、「1」でこだわった「悪夢の中にでてくるイメージ」感はまったくないです。それでも筆者はエイリアン2が好きです。それはパワーローダーが登場するからです。「無類のパワードスーツ好き」を公言している筆者はそれが登場するだけでOKなのです。エイリアン2の世界感でのテクノロジー文化において、パワーローダーはあまりにローテクなのですが(だって合成人間をつくれるテクノロジーがあるのにですよ)そんなことはどうでもいいです。しかしパワーローダーの撮影もパワーローダー自身が着ぐるみであり、リプリーとの二人羽織で撮影されたのはおどろきのローテクです。
(マキノ)








 

 

 

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エイリアン2

さてさて今回は、「エイリアン2」である。前作の「エイリアン」が、世界中で大ヒットしたので、当然、第2作目が企画されたわけであるが、ウォルター・ヒルを始めとする、プロデューサーたちは、絶対にヒットさせなければならないということで「自分たちの思い」と「会社からの命令」を含めて考えて、慎 重に監督を選んだのが、ジェームズ・キャメロンであった。その結果、ご存じのように映画は大ヒットしたのだが、マキノ氏のような、「1」が好きなファンからは総スカンを喰らってしまった。確かに、「1」の好きなファンの言うこともわかる。あんなに、バンバン登場させるというか見せてしまうと、エイリアンが持 つ「神秘性」が無くなってしまうからだ。ねえ!マキノ氏!、しかし、「2」の方が好きだと言うファンの「アプローチが違うから」、と言うことも理解できる。「1」の「宇宙ではあなたの叫びは誰にも聞こえない」に対して「2」は正に、対異星人の白兵戦を描いた「今度は戦争だ!」であるからだ。で、私はどないや ねんと言うと、冷静に「2」を見た場合、見ている時はおもしろいが、「SF&ホラー映画」として見た場合は残念ながら、そのディテールの差から、「1」の方に軍配が上がると思う。その前に私は157分の、いわゆる完全版を基に話を進めることを、初めにお断りしておくが、まず、「2」は「1」より、57後の世界なのである。なのに、あの、第二次世界大戦の兵士のような、「宇宙海兵隊」の出で立ちは何なのだろう?もう少し、まともな宇宙服のような戦闘服は無いのだろうか?武器にしても、マシンガンのお化けのような、M56スマートガンか何か知らないが、鉛で出来ている弾丸など いつまでも使うのだろうか?相手は異星人なのに、だ。光線銃(レイガン)の方がシックリ来ると思うが。それに、今ですら、すでに、ピストルで原子爆弾が撃てる時代が来ると言われているのに、わざわざ軌道上からの核攻撃というのも解せない(結局、出来なかったけど)。エイリアンを倒せるかどうかわからんが、生物のみを殺傷できる中性子爆 弾を知らんのか?核融合炉と同じ仕組みになっていると言う、環境システムの施設も、57年後の世界やったらクリーンなエネルギーで制御できると思うし、軍人と民間人だけで出発して、科学者を連れて行かないのも、よくわからない。みんな科学者並みに頭がよければ別だが、不測の事態が起きればどうするのだろうか?初代「 ウルトラマン」に出て来た、岩本博士のような人を連れて行けば、あの「宇宙恐竜ゼットン」を倒した「マルス133(これ、試作品やったんでっせ!)」のような爆弾を即席で作ってくれて助けてくれるかも知れないではないか。飛行機?戦闘機?爆撃機?を遠隔操作せな、あかんかったにしても、非常用で携帯できて操作できる もんぐらいないのか?ビショップも、わざわざ、あんな、「ダイ・ハード2」のジョン・マクレーンみたいにパイプ(やったっけ?)の中を這って行くようなことせんでも、57年も経ってるんやから、ジェット噴射で空を飛べるぐらいなってなかったら、あかんと思うよ。「ロケッティア」て、いつの時代の話か知ってる?そうそ う、忘れてた。あの、リプリーとニュートと海兵隊が乗ってた装甲車も、あれでは納得できません。レーザービームまでとは言いませんが、ミサイルかバルカン砲ぐらい発射しろよ、て思います。あれでは、さっきの「2」じゃなくて「1」の「ダイ・ハード」とか「西部警察」に出た装甲車とほとんど同じです。東宝自衛隊なんか 、遥か昔の60年代に、「メーサー殺獣光線車」とか持っているのにです。でも、ホンマに嫌やったのは(笑)あの、クイーン・エイリアンだ。キャメロンが自らデザインしたのもあって、威厳さがあって強そうだが、エイリアンを蜂か蟻のような存在にしてしまうのは、何か下等な感じがするのだが、どうだろうか?やはり、その 正体は謎のままにしておいた方が、よかったのではないかと思う。
最初の方にも書いたが、確かに、見ている時はおもしろかった。ドレイクが、エイリアンを撃ったのはいいが、血液が跳ね返ってきて、顔面や戦闘服が溶けるところや、寄生されている住民の腹部から、チェスト・バスターが出てきて仕方なく殺すのはいいが、大事な「赤ん坊」を殺されたと知って「ウォーリアー」たちが 一斉に襲ってくるところ、一体、エイリアンが何匹おるかわからないという恐怖を表している、動体探知器の存在やバリバリ撃ちまくって、弾丸がみるみるうちに激減していくセントリーガンの発砲描写。バークの策略で医務室に閉じ込められた、リプリーとニュートのフェイス・ハガーとの死闘。それに、クイーンが尻尾でビショ ップの背中を突き刺して体液を撒き散らし、両腕で体を引き裂くシーンから始まる、方や子供を死守する、リプリーのパワーローダー対、方や子供を殺された怒りに燃える、クイーン・エイリアンの大肉弾戦!(パワーローダーが歩いて響く足音が、旧版「新造人間キャシャーン」のブライキング・ボスのロボット軍団の、響く足音 と似ていると思ってるのは俺だけや!)最初の方にも書いたが、見ている時は、即ち、SFアクション映画として見ればいいとは思うのだが、「エイリアン」の続編として見ると、今一つか二つではないかと思う。当のキャメロンも「リドリー・スコットには敵わない」と言っているで、仕方がないのかな、と思わないでもない。だが 、しかし、「ターミネーター1&2」であれだけ、SFマインドを見せてくれた彼のことである。この「エイリアン2」でも彼なりのSFマインドを見せてくれようとしていたのではないかと思うのだ。とすれば、そこは、「ターミネーター」をスマッシュヒットさせたものの、プロデューサーたちとすれば、少し不安な部分があったの で脚本作りに介入し、誰でもわかる、普通の(笑)SFアクションに仕上げていったのではないかと思うのだが、私の考え過ぎだろうか?(キャメロンが脚本を書いた「ランボー2・怒りの脱出」でも、最終的にスタローンが書き換えて全然、違う趣旨の映画になったのは有名)そして、「エイリアン2」は、そのチャチな宇宙船の描写にも関わらず、他の特撮シーンが優秀であると判断されたのか、ロバート&デニス・スコタック兄弟とスタン・ウィンストンとジョン・リチャードソンは、アカデミー視覚効果賞を受賞するのである。また、この「2」からエイリアンシリーズは、どんどん悪くなっ ていくのである。個人的にはそう思う(笑)

当時、旧雑誌「宇宙船」で「エイリアン2」の公開時に「エイリアン2」は原題が、「ALIEN2」でなく「ALIENS」だから「ALIEN³」の方を「エイリアン2」にしなければならない、とあったのだが、何を言わんやである。そんなもん、普通に映画を見る人たち に取っては2本目が「2」で3本目が「3」なのである。マニアは、たまに訳のわからんことを言うので困る。えっ?お前もそうや!って、ごめんなさい。というわけで、当然、次回は「エイリアン³&4」になると思いきや、「トワイライトゾーン」にしようかなと思いますが、さて、どうなることやら・・・・・。
(バルカン星のダース・ベイダー)







 

 
 


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エイリアン(後編)

一般的に「エイリアン」はSF映画だと言われているが、厳密に言うと、それは少し違う。正しくはSFホラー映画である。この「SFホラー」の「SF」の部分が実は「エイリアン」において大変、重要な役割を果たしている。
それが、即ち、冒頭のブリザードが吹き荒れる惑星にそびえる奇怪な宇宙船と、その宇宙船の内部の描写や、実はアッシュが会社の密命を遂行する合成人間で、リプリーを襲いパーカー&ランバートと死闘を演じ破壊されるところ、ノストロモ号の巨大感を現す描写やDVDの日本語吹き替え版は見ていないので、わからないが 、テレビ版では『おふくろさん』(モリシンイチか!)になっていた搭載コンピューターのマザーとの会話、そして極めつけは、ノストロモ号の思いっ切り時間が掛かる(笑)爆破セットと凄くリアルな、その爆破シーンである。特にこの爆破セットと爆破シーンは、本当に、例え否応なくであっても、船を爆破するというのは 「ヤッターマン」のボヤッキー風に「ポチっとな!」でボタンを押されて爆破すれば、とんでもないことになるので、あんな大きな貨物船を爆破しようとすれば、あれぐらいの長い手順は必要なのだが、その描写を取り入れたのは、やはり斬新で凄いと思うし、爆破シーンも船の規模から考えて、あれぐらいの余韻のようなものが残る必要性があると感じて、取り入れたそれは、「STARWARS」をも越えていると思う。人によってはまだあるぞ!と言われるかも知れないが、これらのシーンは、爆破シーンは別にして(笑)本筋であるエイリアンとの戦いには、直接的には関係が無いし無くても充分、通用する。にも関わらず、これ らのシーンをリアルに丁寧に描いている理由はスタッフが、「怪奇」であるはずのエイリアンの存在を「SF」の表現でもって浮かび上がらすことと、最初にも述べたがSFや怪奇映画が好きだから、本当はここまで見せたいという気持ちの現れ、だと思うのだ。そのスタッフとは脚本のダン・オバノンとロナルド・シャセットの事だ(リドリー・スコットが入っていないのは、彼はこの映画でSF映画に目覚めたが、この映画を撮影するまではSF映画には全然、興味が無かったからである。因みに彼がこの映画の監督を引き受けた一番大きな理由はギーガーの絵が好きだからだそうだ。)二人が共同もしくは、単独で関わっているSF、怪奇映画をちょっと思い出しても 「ブルーサンダー」「ゾンゲリア」「トータルリコール」「バタリアン」「スペースバンパイア」「スペースインベーダー」「マイノリティ・リポート」、カルト作の「ダークスター」等と、確かにみんながみんな、おもしろいとは言えないが、これだけあるのだ。好きであるのは間違いないだろう 。やっぱり、好きなヒトがストーリーを考えると違うのだ。ねえ、ダース・マキノ氏!
そして、「スターウォーズ」の大成功で、もう、いっちょ、やったろか!と思った20世紀FOXは、当然の成り行きで、特撮に、そして美術にもかなりの予算を投じた。結果は、その年のアカデミー視覚効果賞を、同じくノミネートされた「ブラックホール」「007・ムーンレイカー」「1941」「スタートレック」を押さえて受賞するのである。その中で有名な話だが、HR・ギーガーとC・ランバルティ、B・ジョンソン、N・アルダーの4人が表立って受賞したのだが、実はR・ディッケンも受賞している。しかし彼は、ケインの腹を喰い破って飛び出して来る、チェスト・バスターのシーンだけを担当して受賞したそうである。また、アカデミー美術賞には至らなかったが、M・セイモアが美術監督を担当して作った、手の込んだセットも忘れてはならないだろう。これも有名な話だが、あの冒頭に登場する宇宙船とその内部は、宇宙人の死骸と共に、発抱スチロールで、できているというのだから、凄いの一語に尽きる。だが、煙草の不始末で燃えてしまったそうだ。

さて、ご存じの方も多いと思うが、どうやら「エイリアン5」が、リドリー・スコット監督、シガニー・ウィーバー主演で作られるようだ。個人的には、私も一般的に評価が高い「1」や「2」が好きだが「3」も「4」も、好きではないが、そんなにムチャクチャ嫌いではない。ただ、 20世紀FOXの原則としている、シガニー・ウィーバーのリプリーが出なければ作らないというのはやめてほしいと思うのだ。せっかく「3」で死んだのに、無理矢理、「4」でクローンの設定なんか出してきやがって、もう、ええ加減、リプリーはやめてほしい。以前、SF小説、「ニューロマンサー」を書いた、ウイリアム・ギブ スンが脚本を執筆した、本来、「3」の予定であった、ありとあらゆる地球の生物にエイリアンが寄生し、そこから誕生する、六道衆の八葉の老師(これ、何かわかる?)のような怪物エイリアン(しかも、クライマックスで全エイリアンが合体して超巨大化け物になるのだ!嘘ではない!)VS合成人間ビショップ&ヒックス伍長(死んでもたけど)率いる地球チームの一大戦争バトルSFアクションの方が絶対におもしろいと思うから作ってほしいなあ。それと、宇宙船のシーンが「1」以外はなぜか、チャチく思うのでその辺も、きちっと描いてほしいと思う。まあ、リドリー・スコットがやるんやったら期待できそうやから、いいとしよう!
それでは、みなさん、さ~よ~な~ら~♪

バルカン星のダースベーダー
「新スタートレック・第144話・ギャラクシーロマンス」を見ながら。

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エイリアン(前編)

と言う訳で、今回は「エイリアン」である。さて、私がこの映画を初めて見た時も、ちょっとした「出来事」があった。当時、私は中学生であったが叔父から、東宝の株主券をもらったので、大阪ミナミにある「南街会館」(ここも今はもうないのだ)にアニメ映画「がんばれ!タブチくん!」(懐かしいなあ)を見に行ったのだ。ところが何を勘違いしたのか、今でもわからないのだが(笑)入って見たのが「エイリアン」だったのだ。そして思った。「スターウォーズ」も「未知との遭遇」も「スーパ ーマン」も凄かったけど、これも「すっごい!なあ!」と。中でも特に気に入ったのは「エイリアン」の造形で、映画やテレビに出て来る、怪獣や怪物、妖怪、化け物が大好きな私は「うおおおっ!」と心の中で歓声を上げていた。だが、その当時でも「もう、ちょっと、ばっちし(エイリアンを)見せてほしかったなあ」と感じていたのだが、後にそれは、当時の映倫が「キモチ悪い」と言う非常に勝手な、むかつく理由でカットされていたためであるという事がわかる。(今はDC版があるから、「青影」風に、大丈夫!)「エイリアン」の造形の事でもう少し書くと、ギーガーに全てデザインを任せていたのはいいと思うが、尻尾があるのはどうなのだろうか?この第1作でも、パーカーを殺したあとに、ボロボロと涙を流すランバートを尻尾で逃げられなくしようとしたり、後に作られた続編やスピンオフでも、武器になっていたりしたので、あった方がよかったのかな?とも、思ったのだが、尻尾があると何か下等なイメージがするのだが、そう思うのは 私だけだろうか?ついでに言うと「卵」から生まれると言うのも、何かもうひとつシックリけえへんねんけどなあ。「エイリアン2」では、その「親」が出てくるけど・・・。造形で不満があるとすれば、それぐらいである。不気味だが硬質で幽玄さが漂う、全体のフォルムは言うに及ばず、更に不気味さを出 す意味だと思う、眼が無いところや、流れ出て来る唾液との相乗効果で、噛まれると強烈に痛そうな歯茎(?)ごと飛び出す歯(笑)、何か意味がありそうだが今のところ何の意味もない背中の突起物(笑)など、それは、本当に今まで誰も一度も見たことがない「よく、こんなん考えるなあ」といった、宇宙怪物だったのだ。ストーリーもいい。抜群にいい。何と言っても話の展開を宇宙船の中に限定したのがよかったと思う。だからこそ、パーカーやブレットのハンドメイド産の電流を発する棒状の武器(名前あったっけ?忘れた)や火炎放射器が、エイリアンの血液が金属をも溶かす濃硫酸の成分を含んでいるものであることが、生きているのだ。そしてこれ は、宇宙船=城とか家に当たる、とも言えることで、ストーリーを考えたチームは相当、SF映画や怪奇映画を見ているのだと思う(65年のマリオ・バーバ監督の「恐怖の怪奇惑星」をパクったのではないか?という話は有名。小学校のころ、私はテレビのUHF局で見たけど傑作!ラストで出て来る吸血宇宙人の円盤が、上から見た 構図の描写になるのだが、何とコウモリの形になっているのだ!)。脚本はダン・オバノン&ロナルド・シャセット(シャセットはクレジットされていないと思う)が書いたのだが、製作のゴードン・キャロルやデビット・ガイラーそして、ウォルター・ヒルも当初から深く関与していた。ラストが三案あったのはその全員で考えたためで(笑)私個人としては、猫のジョーンズにエイリアンが寄生したのを知らずにリプリーがそのまま一緒に地球に帰還してしまうラストが怖くて、よかったのではないかと思う。
(後編につづく)
バルカン星のダースベーダー


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