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メトロポリス

SF映画を語る上で「2001年宇宙の旅」「禁断の惑星」と並びSF映画史上最強(古典SFとして)の作品として「メトロポリス」を挙げておかねばなりません。何がすごいかってこの映画が制作されたのが1926年ってことです。(なんと80年以上前)映画そのものについては80年前の時代を考慮して見ないといけませんが、ほとんど参考にする前例の無い時代にこれだけの作品を作りあげたのです。映画自体については多くの評論がでているので、それらに譲りますが、その後のほとんどのSF映画に影響を与えたことは誰もが認めるところでしょう。2001年宇宙の旅と同様に制作費はすさまじい額にのぼりwikipediaによるとエキストラだけでも36000人を越えています
一番すごいのはやはり美術です。時代的にはちょうどBauhausまっただ中で近代的デザインが大きく動いていた時代です。
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巨大セットやミニチュアを駆使して撮影された未来都市は圧巻です。ビルの間にかかる高架道路を走る無数の車は一台一台動かしストップモーションアニメで撮影しています。またバベルの塔を俯瞰で移すシーンは、まんまブレードランナーに影響を与えています。工場のセットもモダン。スチームパンクを彷彿とさせます。ドイツデザインの凄さを思い知らされます。
そしてなんと言っても忘れてはいけないのがアンドロイドマリア。「映画史上最も美しいロボット」と評されるこのロボットデザインはたしかに素晴らしい。C-3POに影響を与えたことで有名で、C-3POより素晴らしいとよく言われ、C-3POのデザインを悪く言ったりする輩もいていますが、これはベクトルがまったく違うので比べるのはお門違いだと思います。マリロボの恐ろしいまでの無表情と違い、ひょうきんなC-3POのそれは見る人にユーモラスを与え、まるで表情があるかのような豊かな造形美です。
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で、マリアのデザインですが、直線的な箱ロボしかなかった時代に、よくぞ曲線美を生かした、それでいてドイツ的な素晴らしいデザインが出来たものです。(絶対肩は動かないだろうという指摘はさておいて)未だにこのデザインを越えるロボットが登場していない事実は悲しいですが、やはりドイツデザインの凄さなのでしょうか。このマリアロボはマリア役の女優ブリギッテ・ヘルムが実際に中に入って演じています。このスーツを装着するのはさぞ大変だったことでしょう。

フィルムが散々切り刻まれて原型をとどめないこの映画ですが、1960年代から幾度となく修復が試みられてきましたが、それでも欠損部分が多い。しかし完全に破棄されてなくなったとおもわれていたシーンが2008年7月に発見され話題を呼びました。修復作業が進み、オリジナル版に近い作品が見れる日もそう遠いことではないでしょう。




     
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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

~東宝編~PART1・ゴジラシリーズ

さて、今回は、この連載がスタートして、初めて日本のSF映画に言及しようということにした。その第一弾が「東宝編、PART1・ゴジラシリーズ」である。現状の日本の映画界において、一番SF映画を製作しているのが、また、これからも製作をする可能性が高い、或いは製作して欲しいと思うのが「東宝」である。 理由は、昔から、プロデューサーの田中友幸氏 、本編監督の本多猪四郎氏、特撮の円谷英二の3人の故人が、協力して、情熱を持って(勿論、作品の完成度は別にしてね)数多くの、和製SF特撮映画を製作して来た事実と、現在は、要であった(と私は思う)川北紘一・特撮監督が数年前に独立をしてしまったものの、浅田英一、菊池雄一、神谷誠と言った3人の特撮監督など、一応、次の人材が、きちっと育っていることや、自前で特撮スタジオを持っていること、また、田中友幸プロデュ ーサーのころから続いて、今も「日本SF作家クラブ」と恐らく?多分?繋がりがあると思うからだが(それだけで判断してええの?(笑))その東宝でのSF映画の代表作は言うまでもなく「ゴジラ」である(笑、怪獣映画は、広い意味での、SF映画のジャンルに入ると思うねんけど)「ゴジラ」は現在のところ、ローランド・エメリ ッヒ版の「GODZILLA」 を除くと、28作品が製作されている(因みに故・田中友幸プロデューサーは当初、「ルーカス・フィルム」に「GODZILLA」の製作を打診したのだが、3D映画でなら作るという、ルーカス・フィルムの回答に激怒して断ったという話、知ってる?)。私が好きなのは「キングコング対~」「モスラ対~」「~対へドラ」 「~vsビオランテ」「~大怪獣総攻撃」「~ファイナル・ウォーズ」そして、メカゴジラが出るやつは例外なく好きなのであるが(笑)個人的な好みは別にして、無理があるかも知れないが、一番、SF映画として見てリアルだと思えるのは・・・・残念ながら、ない(笑)だが、先程、述べた、SF映画の広い意味でのジャンル の「怪獣映画」として見ると、おもしろいと思えるのは、恐らく、昔の作品ならば「キングコング対~」と「モスラ対~」で、今の作品で言えば「~大怪獣総攻撃」と賛否両論が大きく渦巻いた、「~ファイナル・ウォーズ」であろう。中でも、昭和37年に公開された「キングコング対~」は、邦画全盛時代に公開されたことも手伝ってか、観客動員数、1255万人を記録し、今だに破られずにいる、怪獣映画史上最大の大ヒット作となった。確かに、今見ると、アメリカ風に言う(笑)スーツメーション丸出し(仕方がないとわかっていてもコングの造形はいただけない。因みに、映 画評論家の石上三登志氏は、アメリカのコングはモデルアニメなので、モデルアニメのコングと着ぐるみのゴジラが戦うと思い、実際、見てガッカリしたと言う)なのと、以降、良くも悪くも、怪獣同士で戦う、ワンパターンを作ってしまったのは、どうしても否めないが、少なくとも、「東宝チャンピオンまつり」ではない、娯楽 としての「怪獣映画」を趣旨として作られていた時代に作られたその内容は、余程、怪獣映画が嫌いな人以外は別にして、怪獣映画の醍醐味がいっぱいで、おもしろいと思う。私はコングの体が電流を帯びた影響で、帯電体となってから、ゴジラと戦うところが好きである。それから、忘れてならないのが「~ファイナル・ウォーズ 」である。北村龍平監督(「ミッドナイト・ミート・トレイン」早く公開してくれよ!)の現在のところ、シリーズ最終作のこのゴジラ映画は、製作費20億、上映時間2時間5分の、残念ながら、興業成績は惨敗し、熱心な古いファンからは総スカンを喰らったが、今までのゴジラ映画では考えられない、型破りの内容の怪獣映画 であった。前半は、少しまどろっこしさを感じたし、CGを大量に使用しているのは、どうかと思うが(多分、一番、CGを使用している怪獣映画だと思うのだが、どうなのだろうか?)X星人を軸にした、多数登場する怪獣たちの物語を「幼稚」にならないよう、SFのテイストを意識した画面作りには、大変、感動した(テキサ ス・チェーンソー・ガイガン(笑)は良かったねえ)。ただ、「GMK・大怪獣総攻撃」のゴジラも、ゴジラの設定が、太平洋戦争で死んだ人間の怨霊であるという「異色作」であったりしたが、これが(今のところであるが)最終作と言うことが腑に落ちない。なぜ、もっと早くこういう「異色作」を登場させなかったのだろうか 。シリーズの中で、たまに、このようなものがあるとメリハリが効いて、非常にいいと思うのだ。そうすれば、一般的に言って、第3期に当たる、ミレニアム(ゴジラ)シリーズが衰退していった理由の「子供向けのストーリー」は自ずから、変わっていったのではないかと思う。そしてどうせなら、最終作は「怪獣映画」の王道を 往く「怪獣映画」であってほしかったと思うのだ。富山省吾プロデューサーが、一部の雑誌で「2013年にゴジラの復活」を行うような発言をしているが、果たしてどうなるのだろうか?「ゴジラ」や「怪獣映画」が大好きな私に取っては、早くどうまるのか知りたいところだ。勿論、復活するのを、その方法にもよるが、強く望 んでいる。という訳で、次回は「東宝編・PART2、ゴジラ以外の怪獣映画たちとSF映画たち」と題してお送りします。

「デイ・ウォッチ」を見ながらの、バルカン星のダース・ベーダー










     
     


テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

ZOMBIO・死霊のしたたり

さて、今回は「ZOMBIO・死霊のしたたり(以下「死霊」)」と「フロムビヨンド(以下「フロム」)」である。まず「死霊」がSFなのか?と言われる方がいらっしゃると思う(笑)確かに分類上は、ホラー映画に分類されると思うが、私に言わせると、これは立派なSFスプラッター変態ホラー映画なのである(笑、スプラッター変態ホラーは余計だ!と聞こえそうだが、でも昔は、欧米においては「SF映画」は「怪奇映画」の仲間であったのだよ)さてさ て、まずは「死霊」であるが、その前に、この「死霊」と「フロム」の共通点をおさらいしておこう。まず、原作者が「クトゥルー神話」で有名な、H・P・ラブクラフトである。「死霊」は「死体蘇生人ハーバード・ウェスト」、「フロム」は「彼方より」のそれぞれの映画化である(原作に忠実に映画化しているかどうかは・・ ・う~ん、やめておこう(笑))ラブクラフトのSF怪奇小説の映画化はこれまでにも、「襲い狂う呪い(TV放映タイトル「悪霊の棲む館」)」や「ダンウィッチの怪」「ヘルハザード」「ネクロノミカン」「ダゴン」などがあった。このうち、「悪霊の棲む館」と「ダンウィッチの怪」の2作品は、昔は、地方局などで、夜中に たまに、放映されていたりしたことがあったので、見た方もいらっしゃるのではないかと思う。そして、これらの映画化作品は内容に多少、不満はあるにせよ、どれもみんな、超駄作ではなかった(と思う(笑))それから、製作会社が「エンパイアピクチャーズ(「以下、エンパイア」)」で、監督がスチュワート・ゴードンであ る。スチュワート・ゴードンは、主な活躍先であった、この「エンパイア」が倒産してからは、めっきり監督作品が少なくなったが(最新作であると思う「マスターズ・オブ・ホラー」第2シーズンの「黒猫」はみんな見た?)私としてはディズニーの「ミクロキッズ」と「ジャイアントベビー」の原案と製作総指揮を手掛けてから 一気にメジャーになって、SF変態ホラー映画の旋風を巻き起こしてほしかったと思った(笑)「エンパイア」のことで、もう少し述べておくと、「エンパイア」は、80年代のAIPと呼ばれ、マニアックな一部のSFホラー映画ファンからは大いに期待されて、B級SF&ホラー&アクション映画を大量に生産するはずだ った。が、実際に製作されたのは企画された、何分の一かの本数であった。旧版「スターログ」誌に、かなりの本数の、その企画ポスターが掲載されたことがあったが、個人的には、サイボーグと思われる人間が、頭部を外して両手で持っている姿のポスターが印象に残った「デキャピトロン」が見たいと思った。それでは本題に入ろう。「死霊」は「エンパイア」の作品で唯一、日本で公開された (東映クラシックフィルム配給)作品である。(「2」と「3」は日本未公開、 ビデオ&DVDは発売されているが、現在は絶版かも知れない。因みに「死霊」と「フロム」は大阪の読売テレビで、いつごろだったか忘れたが2本立てで、確か、夜中に、放送されたと思うのだが、関西在住で覚えている方、いらっしゃいますか?)死体の蘇生を可能にする、液体の薬 品を発明した医学生が、実験を重ねるうちに、 死体がゾンビ化して暴れ出し、病院内で、地獄絵図(オーバーかな?)のようなスプラッター騒動が巻き起きる。ホラー映画を昔から、 見て来ている者なら理解できる、 怖さとコミカルさが、紙一重である、場面、場面を随所に挿入しながら、無理矢理、 相棒にし た、同じ医学生のケインの恋人メグを、 ウェストの液体蘇生薬を盗もうとして、 ウェストにスコップで(笑)頭部を切断されたヒル教授が、反対に液体蘇生薬を利用して、見た人なら、みんな言っている(笑)「マジンガーZ」 のブロッケン伯爵となりながら(笑) 裸にして想いを遂げようとする場面も、浅ま しいと言うか、羨ましいが(笑)ウェスト& ケインVSヒル教授のロボトミー・ゾンビ軍団の凄惨な戦いは、 この手の映画のシーンの白眉である(笑、ヒル教授の胴体から、大腸?小腸?が飛び出して、ウェストの首を締め付けるシーンはいいねえ!)そして、 そのシーンの最後に描かれる、ロボトミー・ゾンビと化 したメグの父親である学長が(名前忘れた)メグの叫びで正気を取り戻し、 メグを助けようとしてヒル教授の頭部を両手で押し潰すが、 後ろからヒル教授の胴体が、学長の頭部を締め付けるところは、 何度見ても素晴らしい構図であると思う(笑、やっぱり私は変態か?)だが、残念ながら映画として、キチッと成 立しているのはこの「1」だけで、「2」は首の下にコウモリの羽を付けて空を飛ぶ( 笑)ヒル教授(「1」で頭部を押し潰されたのに何で生きてんの?って思うけど(笑))が、フリークスの化物軍団を率いて、ウェスト&ケインに復讐を挑むが、いいのはスクリーミング・マッド・ジョージの特殊メイクだけでストーリーは、原題の「ブライド・オブ・リ ・アニメーター」にあるように「フランケンシュタインの花嫁」に対するオマージュとなってはいる(?)が、今ひとつであった。「3」は刑務所が舞台であるが、私は未見である。が、スプラッター度は低いということらしいので、今だにDVDをレンタルしようかどうか迷っている(笑)お次は 「フロムビヨンド」である。これも、東映クラシックフィルムが配給しようとしたらしいが、残念ながら日本未公開で、 ビデオのみが発売された(日本ではDVD未発売)、SF変態グロホラーの大傑作である(笑) SM趣味を持つ(笑)科学者ブリトリアス博士は、 この世界とは違う、異次元の世界を行ったり来たりすることが、できる装置を発明し、 異次元へ行ったまま戻ってこなくなるが、そこで、 奇怪な怪物の姿に変身できる力を身に付けた博士は、実は、 異次元からこの世界を支配しようと企んでいた。そして、 助手であ るクロフォードと、何の理由で登場したか忘れた(笑) 精神科医のカテリーナを、供だって、怪物に変身して異次元へ連れて行こうとするが、 二人は博士の屋敷から逃げることを決意し、何とか脱出に成功する、しかし 異次元を発生させる装置は誰の手を借りることなく、勝手に作動を始 めていた。そして・・・というス トーリーを低予算ながら4人も(!)特撮監督を起用して描いてい く。本国アメリカでは、アンレイテッドのDC版のDVDが発売 されているらしいが、公開当時(アメリカでは)は、グロいせいで、 かなりカットを強要されて公開したということで、 現時点で、長尺版を見られるのは日本だけらしいのだが、残念ながら、 それもビデオで のみの話で、しかも レンタルできるビデオ店も現在では少ないと思うが、 探して見るだけの価値は、私はあると思うので(笑)お薦めするしだいである。ブリトリアス博士が変身する、不気味な軟体ヌルヌル怪物は、特撮監督を4人も起用した割には、イマイチ出来が悪いかも知れないが、気持ち悪さから言えば、物体Xと唯一、タイマンを張れるのではないかと思うのだ(笑)また、当時、この映画のビデオを、マキノ氏の旧宅に持ち込んで、マキノ氏と一緒に、そのコントロール・ルームで見たのだが見ている最中に、マキノ氏のお父様である血車魔神斎卿が、映画を見て一言、「キ×ガ×の映画やな」と仰せられたのが、非常に懐かしい(笑)私にはいい思い出である(笑)とまあ、そんなこんなで、今回は終了である(笑)次回は「日本のSF映画~東宝編~」(仮題)です。

「ビー・ムービー」を見ながら
バルカン星のダース・ベイダー





     

テーマ : ホラー
ジャンル : 映画

宇宙戦争でETと未知との遭遇をした

さて、今回は「宇宙戦争でETと未知との遭遇をした」と題して、お送りしようと思う。言うまでもなく、この表題の3作の監督は全て、スティーブン・スピルバーグ(以下、スピルバーグ)である。何とかという(好きやねこの言い方(笑))映画評論家も言っていたが、スピルバーグは「特撮」が大好きな監督である。これは言い換えれば「SF映画」が好きだということにもなり、そして「SF映画」の中でも、宇宙人に纏わることを描くことが、特に「特撮」を生かすことができるジャンルに、漫画家の、故・石ノ森章太郎氏も言っていたようになると思う。が、その宇宙人を描く映画を違う内容で、しかも3作も手掛けているのは、世の中にはたくさん映画監督がいるが、スピルバーグ以外はあんまりいないだろう(もし、いたらごめんなさい(笑))。
 
 で、まずは「未知との遭遇(以下、未知との~)」である。現在、DVDで3バージョンが見れるこの映画は、私は「特別編」だけしか見ていないのだが、それまでどちらかといえば侵略モノが多かった、宇宙人が登場するSF映画の中でこれは、数少ないと言っていいぐらいの友好的な宇宙人を、リアリティを持って、かつ、感動的に描いていて、「スターウォーズ」とは、また違ったSF的な感動を与えてくれた。特に、フランソワ・トリュフォー演じる、ラコーム博士の指示で、地上から発せられた五音階のメロディーで、応答するように現れた大宇宙船マザー・シップとその内部のシーンは、一概に比較はできないが、今まではあってもチャチなセットを施しただけの、過去にあったSF映画の宇宙船の、その内部の描写と違って、イメージしたのはスピルバーグであると思うが、ダグラス・トランブルの特撮描写は「おおっ!」と叫ばせる、美しいものであった。だが、結局、「未知との~」は、その映画の中で言われていたかどうか忘れたが、第一種から第三種までの接近遭遇を描いているだけの地味な(笑)SF映画であるとは思う。「スターウォーズ」と同じ「SF映画」と思って見に行った日本の観客は、みんながみんなではないと思うが、ガックリしたという(なんぼ、同じSF映画でも、同じ映画だと期待するのはおかしいと思うんやけど、一般ピープルは仕方ないのかな?(笑))しかし、例え、この映画に映画的なカタルシスをあんまり感じなかったにしても、私はスピルバーグの全編を貫いている「やさしさ」に微笑まずにはいられない(笑)なぜなら、余程、SF映画が嫌いでは無い限り、ほのぼのとした、いい気持ちになれるのは間違いがないからである。
 
 お次は「ET」である。「もののけ姫」に抜かされるまで、日本における、洋画と邦画を合わせての興業収入No.1の座にいた、この映画は当時、私は、いつ見に行っても映画館が満杯で見るのに苦労した思い出がある。遂には高校の授業をサボって見に行ったのだ(笑)そうして苦労してようやく見れた感想は、やはり、スピルバーグらしい、やさしさに溢れた映画だなあと思ったことと同時に当時は、高校生であったにも関わらず、子供と見たかったなあと思ったことだ。後年、結婚して子供ができて、大きくなって、この映画を見せてやる機会があったので見せてやると、凄く喜んで見ていたので本懐を遂げたことになるのだろうが(少しオーバーかな?)カルロ・ランバルティがクリエイトしたETの造形は、見た人はみんな言っていることだが、最初は、気持ち悪いと思っていたが、段々、カワイク見えて来たのは不思議だった。この映画も現在は、82年公開のオリジナル版と2002年公開の20周年記念特別版があるが、私はやはりオリジナル版が好きである。「特別版」はエリオットたちを追い掛ける、警官の手に持つ拳銃とショットガンが消されていたが、凄く不自然な感じがした。ILMの特撮は可もなく不可もなくと言ったところだが、ETが乗るハロウィンのカボチャのような円盤はファンタジックさが良く出ていたと思うし、J・ウィリアムスのスコアは、いつもながら、一度聞けば忘れられないスコアである。また、ユニバーサルの当時の会長である、S・シャインバーグがスピルバーグに続編をしきりに要請していたが(笑)スピルバーグも「現代の古典として、一作限りとして、おいて置きたい」と、これまたしきりに拒否していたのは有名な話である。が、私は別に、ETが大人になったエリオットを訪ねて来る話とかにして、もう一作ぐらい作ってやればいいのにと(笑)思ったりもしたのだが、やっぱりあかんのかな?

 最後は「宇宙戦争」である。私の大好きな雑誌、「映画秘宝」の2005年度の読者映画ランキングで、ベスト2位とワースト2位を同時に取った(笑)この映画は、残念ながら私も映画が始まって数十分の、殺戮マシーン・トライポッドが現れて、破壊光線を逃げる人々や街に浴びせるところまでは良かったと思うが、後はトム・クルーズ演じる、港湾労働者のレイが、途中でティム・ロビンスが絡んだり、ちょっと捕まったりするとは言え、子供たちとただ逃げるだけで、SF映画的に盛り上がるところがなく、ガッカリであった。同じ監督で同じ主演者の犯人がすぐにわかる(笑)「マイノリティ・リポート」の方が、まだ、おもしろかったと思う。なぜ、トム・クルーズの主人公を港湾労働者にしたのだろうか?そのまま、53年版でジーン・バリーが演じた、フォレスター博士を演じさせた方が良かったと思うのは私だけではないだろう。だが、原作ファンには概ね、好評であったという。これも、なぜだかわからないが(笑)とにかく、この映画を製作するに当たってはトムとスピルバーグの力が必要だったそうだが、もう少し考えて作ってほしかったと思う(ILMとスタン・ウィンストンの特撮は、いつもながらの出来栄えで文句はないんやけど)。まだ、53年版「宇宙戦争」の続編であるテレビシリーズの、ビデオ発売タイトル「新・宇宙戦争」(CS放送タイトルは「エイリアン・ウォーズ」)の方がおもしろいというのだが、どうなのだろう?私は見ていないのでわかりません。誰か教えて下さい。以上、今回は「駆け足」で3本、行ってしまいました(笑)次回はもう少し、じっくり行って見ようと思います。という訳で次回は「ZOMBIO・死霊のしたたり&フロムビヨンド」です。

「聖戦士ダンバイン」と「伝説巨神イデオン」と「小さなバイキング ビッケ」を見ながら バルカン星のダース・ベイダー







 

 

 

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

アイアンマン(真のアメコミヒーロー)

「アイアンマン」はアメコミヒーロー物としての王道的映画です。意外にもそんなアメコミ映画は少ない。内容が暗かったり、主人公が悩んだり。そんなヒーローものは、はっきり言って必要無し!
主人公トニー・スタークは、あっけらかんと自分がアイアンマンだと公に公表しちゃうような主人公です。最高です。必至で正体隠すヒーローとは一線を画してます。天才学者で一人でパワードスーツ作っちゃいます。(ありえねぇ!)そうです、かつての日本のアニメのテイストです。天才科学者と熱血ヒーロー、それを一人で背負ってます。
 もうこれだけでこの映画は他に類をみない、傑作を臭わせます。よく考えてください。こういったあたりまえのヒーロー映画が最近ほとんど無かったのです。それをこのアイアンマンは取り戻してくれました。
で、マニアでも面白く見れるのはスーツの開発過程を丁寧に描いているからです。もうこれはメカマニアにはたまらないシーンです。アークコアとか訳の分からないオーバーテクノロジーなど気にもなりません。リアルに描写されるスーツに魅了されっぱなしです。もう最高です。完璧です。ケチの付けるところが無いです!(ケチの付ける所があれば教えてほしいです。)
 さて、そろそろ冷静に評論していきましょう(笑)。
まずこのアイアンマンという映画、まれにみる凄まじく完成度の高い超傑作映画です。アメコミ系の映画は等身大ヒーローがメインですが、スーパーマンは例外として、どれもこれも激しく超人として描きすぎていました。あまりに強すぎて観ていて冷めてしまうのです。(スパイダーマンやハルク等、迫力あるシーンを描きたかったのでしょうが、私に言わせれば興醒めです。)実際原作では本当に強いのでしかたないのですが、マンガやアニメを実写でそのまま描いてしまうとだめです。いくらスクリーンの中とはいえ、物理空間の中で物理法則を無視しすぎると、滑稽なシーンになってしまいます。その点、リアルさにこだわったジョン・ファブロー監督は偉いです。あり得ない程の無茶な演出はさけて存在感を際出させています。それにこの監督、CGがあまり好きではないそうで、できるだけCGを使用しないで撮影されています。なんでもかんでもCGにしてしまう最近の映画とは違います。そこでジュラシックパークやターミネーターなどの模型製作で名を馳せた、スタンウィストンスタジオががんばってくれてます。(スタンウィストンは惜しくもアイアンマンが遺作になってしまいましたが。)
 この映画のもう一つの主人公はパワードスーツなのですが、これがまたよく出来ています。見た感じあり得ないようなデザインなのですが、実際に可動できるようにデザインされています(着ぐるみという意味で)。トランスフォーマーの様に実際の車の部品を再構成してデザインしたのと違い(それはそれで凄い労力なのですが、見た目重視で機構はまったく無視されています)、各関節等、すべて破綻しないよう計算されています。
 アメコミにダークナイトのようなストーリーは必要なし!ダークナイトという映画にバットマンが登場する必然性が感じられない。しかしアイアンマンは違う。まずパワードスーツありきの映画です。それ意外はどうでもいいのです。つっこみどころ満載のストーリーなど日本の70年代特撮を彷彿とさせ好感度大。たとえばシリアスと思われたウルトラセンブンやキカイダーを今一度観てください。あまりのつっこみどころ満載にギャグドラマかと思えます。(これが70年代に本特撮の面白さの根源なのです。)アイアンマンは60年代の原作に70年代特撮の醍醐味、そして最新技術の特撮がうまくミックスされた傑作映画です。実にバランスが良い。
特撮や編集に詳しければ、この映画の完成度に驚愕するはずです。最近CGと特撮の区別がつかない輩が多くてこまったちゃんですが、この映画は実に上手く、両方をミックスさせていて、ある種、現時点での特撮の理想だと思います。(マキノ)







 

 

 

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

アイアンマン

という訳で今回は、マキノ氏も大絶賛の「アイアンマン」である。
「ジュラシックパーク」以降、映画界において、急激に進歩したCGは、それこそ、もう映画化できないものはないのではないか?と思わせるぐらい進歩を成し遂げた。そして、それはアメコミ・ヒーローの映画化に関しても例外ではなかった。初めて大量に、CGが導入されたアメコミの映画化は、私の記憶が確 かならば(料理の鉄人風に)「スパイダーマン」(当初のJ・キャメロン版が見たかったのは私だけか?)だと思うが、画面狭しと飛びまくる、スパイダーマン対グリーン・ゴブリンとの戦いは、デビッド・コープの優れた脚本とサム・ライミのアメコミファンとSF映画ファンの、ツボを押さえた演出で大ヒットした。「インタビュ ー・ウィズ・バンパイア」のクローディア役は良かったが、MJ役には不満が残った(あんまり可愛くない(笑))キルスティン・ダンスト以外は、私もおもしろいと思った。「スパイダーマン」の成功でアメリカ映画界はこぞって、コミックの映画化に注力し始め、それはそのまま、マーベル対DCの映画戦争に発展していく。が 、CG全盛時代の、現時点においてはマーベルが一歩リードしていると言っていいだろう。その理由は、みなさんもご存知のように、まず、すでに、色々な監督で色々なマーベルコミックが、ある一程のレベルを保ってDCより数多く映画化されている。また、その成功により、マーベルは、自前で映画製作会社を 設立したので、これからは、口出しされずに、あらゆる意味において、自由に製作することが可能になったので、自由に原作を映画化できることになった。事実、確かに大ヒットにはならなかったが、決して映画的には悪くない、私が大好きな「フェノミナ」からの大ファンであるジェニファー・コネリーちゃんが出ている、アン・ リー版の「ハルク」を一切なかったことにして(笑)製作された、ルイ・レテリエ版「インクレディブル・ハルク」(日本は「アイアンマン」と公開が逆になったけど、これはマーベルスタジオ製作の第2作ね)が公開された時は「そんなことするか!(笑)」とビックリした(ウワサによるとすでに、2作ある「ファンタスティッ ク・フォー」もスタッフ、キャストが全てリセットされて、また、一から製作されるという。スー役はジェシカ・アルバ以外は考えられへんぞ!)こんなことは、親会社にワーナーを持つDCでは当然、考えられないことだ。内容は別にして、例えば3人の監督に渡って行われた「バットマン」の映画化に関する一連の流れは誰もが 納得することだと思う。話は少し逸れるが、そのDCは、親会社のワーナーが、私は大嫌いな「ダークナイト」の超大ヒットで、アメコミは暗くなかったら受けないと(笑)思っているということで、3作目の「バットマン」もクリストファー・ノーランが監督をすると決まってはいるものの、大変困惑(笑)しているそうだ。いや 、ほんまに私もやめてくれ!と言いたい。で、「アイアンマンである」(笑)これまでと言うか、近年、マーベルで映画化された作品は、年代順に「ブレイド」(1998)、「X-MEN』(2000)、「ブレイド2」(2002)、「スパイダーマン」(2002)、「ハルク」(2003)、「デアデビル」(2003)、 「X-MEN2」(2003)、「パニッシャー」(2004)、「ブレイド3」(2004)、「スパイダーマン2」(2004)、「エレクトラ」(2005)、「ファンタスティック・フォー」(2005)、「X-MEN:ファイナルディシジョン」(2006)、「スパイダーマン3」(2007)「ゴーストライダー」( 2007)、「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」(2007)、「アイアンマン」(2008)、「インクレディブル・ハルク」(2008)の以上の数が間違っていなければ、18本である。私は「デアデビル」「パニッシャー」「エレクトラ」以外の15本を映画館で見ているが、マーベルスタジオ単独で製作された 「アイアンマン」と「インクレディブル・ハルク」の2本(今回は表題である「アイアンマン」との比較である。念のため)と、2本を除いた残りの13本を比べて見ると、ソツなくは仕上がっていると思うものの、今のところマーベルの映画化でベスト1の出来だと私が思っている「スパイダーマン」と比較すると落ちると思う。 CGというか特撮には文句はない。マーク1~3までのパワードスーツとそれに纏わるアクションは非常に素晴らしいと思うし、トニーがパワードスーツを装着して、空を飛び廻って喜ぶ子供のような姿は、私も男の子に生まれてよかった(笑)と感動した。これと「ターミネーター4」の仕事の途中で、惜しくも亡くなったスタン ・ウィンストン率いるスタン・ウィンストンスタジオが行った仕事は、相変わらず凄い仕事だと思う。キャストもいいだろう。ほとんど地で、トニー・スタークを演じたというロバート・ダウニーJrはカッコええと思うし、オバディア・ステインを演じたジェフ・ブリッジスも最初、演じる上で要請された、頭をハゲにするのを嫌 がったが、いざ、本番にはちゃんとハゲにしてくれたので(笑)よかったと思う。全体を覆っているストーリーの「タッチ」とかも明るくて好きだ(笑)だが、残念ながら物語の世界が狭いと思うのだ。私はコミックは読んでいないし、日本ではどのチャンネルかわからないが、BSで放映されたアニメ版も見てい ないので断言はできないのだが、恐らくスタジオ側は、コミックの(序章的な部分の)内容に忠実に映画化するのにこだわりすぎたのだと思う。だから、プロローグとして見るにはいいのだろうが一本の映画として見た場合は、単なる「内輪もめ」の話の印象が強くなってしまっているので「一本の映画を見た」 という満足感がないのだ。確かに、時代も現代だし(これはあんまり関係ないか?)マーク3のあれだけの「装備」では、あれ以上の強敵に対しても対抗できないので、あれぐらいの存在の「敵」でいいとは思うのだが(笑)せっかく映画にするのだし、特殊効果にも力を入れていたのだから、この際、コミックをいい意味で大きく 逸脱して、宇宙人や怪物と戦う話にしてくれたのなら、もっとおもしろかったのではないかと思う。まあ、純粋な(笑)原作ファンはあれで大満足していると聞くし、映画も正編で3部作、それに「アベンジャーズ」もあるのだから、今回は本当にプロローグ的な展開でよかったのだろう(笑)また、先程、記載した宇宙人や怪物と いった人類以外の強敵も見せてくれるかも知れない。その時はパワーアップしたマーク3に期待したいと思う(笑)最後に、この映画の、と言うよりこの映画以外でもだが、プロデューサーをしている、アビィ・アラドというオッサンが私は好きだ。理由は以前、NHK総合で、見た人もいるかも知れないが、アラドが日本の東京の 「まんだらけ」にやって来て映画化を検討する「コミック」を物色しているドキュメントをやっていたのだが(この時はスピルバーグと「甲殻機動隊」の実写化を進めていると言っていた)自社作品の映画化が成功していても、これから先も成功し続けていけるのか?ということに対して、非常に危機感を抱いていて、自国のみなら ず他国のコミックの映像化に対しても、非常に積極的なその姿には、日本の映画会社の連中、特に東映は反省するべきだと痛感した。それから、2010年か2011年か忘れてしまったが、CSの「アニマックス」がマーベルと契約して各ヒーローを、それぞれ13本ずつぐらいアニメ化をするという。その中には当然、「アイアンマン」もあるので期待したいと思う。
ではでは、次回は「宇宙戦争で、ETと、未知との遭遇をした」です。
それでは、みなさん、さようなら。

「仮面ライダーディケイド」を見ながら
バルカン星のダースベイダー







 

 

 

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

スーパーマン・リターンズ

という訳で、今回は「スーパーマン・リターンズ(以下、リターンズ)」である。この映画の製作ニュースが、当初伝わって来た時は、「X-MEN」のブライアン・シンガーが「X-MEN:ファイナルデシジョン」の監督を蹴ってまで監督をすると聞いて喜んだのだが、しばらくして、ふと考えてしまった。「確かに『X-MEN』は、監督自身のマイノリティが善悪に関わらず、ミュータントたちの物語に反映されて、見事な特殊効果と共におもしろかったのだが、果たして『スーパーマン』のマインドと合うのかな?」と。そして、その後、ストーリーは「1」のリメイクになるとか、主演のブランドン・ラウスは、クリストファー・リーブにそっくりだとか、「スーパーマン」でジョー=エルを演じた、故・マーロン・ブランドがデジタル出演するだとか、色々、ウワサというかニュースが聞こえて来て、いよいよ公開となり、映画を見ると、まず、J・ウィリアムスのあの曲に、立体アニメーションのタイトルが流れて来たのにビックリした。というか嬉しかった。「おおっ!」という感じだった(笑)嫌が応にも、期待する気持ちが高まった。
実際、スーパーマン=クラークが、宇宙から還って来て、地球の母であるマーサと再会をし、デイリー・プラネットに復職を果たして、ロイスが取材に乗り込んだ旅客機(やったっけ?)に連結されている、スペースシャトル、ジェネシス号の墜落危機を救うまでのシーンは、ほどよいテンポで、人物の紹介と事件と映画が始まってすぐのスーパーマンの活躍を描いていき、ファンなら喜ぶのは間違いなしのシーンだった。加えて、スーパーマンを演じるブランドン・ラウスも、ウワサ通り、クリストファー・リーブを更に男前(?)にした感じでいいと思ったし、ロイス・レーンのケイト・ボスワースも、マーゴット・キダーよりは可愛い感じがする。また、マーク・ステットンの特殊効果も、CGとすぐわかるのが少し難だと言えなくも無いが、歯切れよく見せていたと思う。特にスーパーマンの飛行シーンは、時代が進んだからと言ってしまえばそれまでだが、スピード感は、78年や81年版のそれとは雲泥の差であった。だが、私がいいと思ったのはここまでだった。なぜって、ここからリターンズは、スーパーマンとロイス・レーンのラブ・ストーリーになっていくからである。確かに、ケビン・スペイシーが演じているレックス・ルーサー(坊主頭!)のクリスタルを使っての、地球上の大陸を壊滅させようとする陰謀のシーン並びに、あいだあいだで、人々を助けたりするシーンと上手く絡ませながら、そのラブ・ストーリーを表すシーンを見せてはいるが、ロイスは編集長の甥と結婚して、一応、スーパーマンを忘れようとしているのに、スーパーマンはいつまでも、何か見ていて未練たらしい感じ(笑)がするのは私だけだろうか?ルーサーの陰謀で、災害が起きて人々を助けるシーンも、ロイスを無理に忘れようと行動しているように見えるのだ(笑、考え過ぎかな?)それに一番おかしいと思ったのは、5年も地球を離れていたせいで、ルーサーの裁判中、スーパーマンが証人として出廷できなかったので、ルーサーが早く刑務所を出てしまったことになってしまったことを、同僚のジミーからクラークは聞いたのにも関わらず、今更どうなると思ったのか(笑)わからないが、それに対して何の責任も感じず、行動も行わないのは不思議だ。もう、ロイスのことで頭がいっぱいだったのだろうか?「5年も宇宙へ行っといて(ロイスを)ほっといたら、しゃあないやろ!」と思うんやけど・・・。そして、我らのヒーローであるはずのスーパーマンは「ちょっとぐらい注意せいよ!」というスクリーンに向かって、心の中で(笑)叫ぶ私の声に、全然、耳を傾けずルーサーがいるクリスタルの力で造った孤独の要塞に赴いた結果、緑色のクリプトンナイトに動きを封じ込められ、ルーサーとその部下にボコボコにされて挙句の果ては、ナイフ状に尖らせたクリプトンナイトをルーサーに刺されてしまい、断崖から海へと落ちてしまうのだ。見ていて思わず「せやから言うたやろ!お前はアホか!」と、また、心の中で叫んだ私であった。で、どうなるのだろうか?と見ていると、情けないことに、ロイス&リチャード夫妻に助けられるのだが、そこはすぐに「さよならロイス」と言って飛び立ったのはヒーローとしてよかったと思う(笑)更にそこから、怒りに燃えたのかどうかわからないが(少なくとも見ていて、凄くスーパーマンが自分自身に対して、或いはルーサーに対する怒りが現れているようには、私には見えなかった。B・ラウスの演技が下手なのか?)例のクリスタルの力で出来た孤独の要塞を海中深くから、眼からのビームで穴を開けて潜っていき、要塞の底から持ち上げて宇宙の彼方に放り投げるのには、「なかなかやるのう」と感心した。しかし、要塞のあちこちに仕掛けて?培養?散布?してあったクリプトンナイトのせいで絶命してしまう。私は子供のころ、ジョージ・リーブスの白黒テレビ版「スーパーマン」もスーパー・ドックが登場するアニメ版「新冒険」も見ているが(に~んげんをこ~えった~お~とこ~♪の歌のやつね)スーパーマンが一時的にせよ、死んでしまうシーンを見るのは初めてだった。もっと子供のころに、このシーンを見れば、それなりに衝撃的だっただろうが、どうせ生き返るだろうと醒めた眼でしか見れなかったので、このシーンはあまりいいとは思えなかった。それよりも驚いたのは、ロイスの子供のジェイソンが、実は、スーパーマンとの間の子供だったということである。これにはビックリした。スーパーマンが「超人」のままで、ロイス・レーンとエッチしてたなんて!しかしそうなると、私的には「リターンズ」は、B・シンガーが「1」と「2」を解体して、新たに想を付け加えて構築したリメイク作であるという認識が強いのだが、シンガー自身は、「リターンズ」を冒険篇の続編として作ったということであるのだから、その流れから考えると、超人の力を持った子供を登場させるのは少し安易なのではないだろうか?まあ、物語としての見せ場は少ないかも知れないので、そういう新しい展開は必要なのかも知れない。ピアノで部下が圧死したのを知って、すぐに子供が、スーパーマンの子供かも知れないとルーサーが悟るシーンはよかったが。そのルーサーが、直接のシーンは無いが、燃料切れから無人島に不時着する事の顛末は続編を思わせるもので、いいと言えるかも知れないが、私としては少し不満である。できれば警察に引き渡すところまでを描いてほしかった。結果、私だけかも知れないが、ルーサーによる大陸の壊滅計画は阻止できたので、一応、物語としては終わりを告げるのだが、何となくまとまりが無い終わり方になってしまったような気がするのだ。疑問や問題は、続編で解明されるということなのだろうが、前にも書いたが、現在、棚上げになっている続編はどうなるのだろうか?こうなれば一刻も早い製作を希望する。現在、DCは、アメコミの映画化競争では、私は大嫌いだが「ダークナイト」という空前の大ヒット作があるものの、全体的には、完全にマーベルに差を付けられている状態なので頑張ってほしいと思う。ではでは、短く終われる時には終わるということで、これにて終了である。さて、次回はDVD発売記念の特別企画ではないのだが(笑)ダース・マキノ氏も大絶賛の「アイアンマン」である!それではみなさん、ごきげんよう、さようなら。

「バックス・バニー・ショー」を見ながら







 

 

 

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