スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スターウォーズ帝国の逆襲

と言うわけで、今回は「スターウォーズ帝国の逆襲」(以下「SW」と「帝国」)である。この映画は製作に実に3年近く費やされたのだが、当時、中学生だった私は「やっぱりええもんは作るのに時間が掛かるんや」と、ひとりでわかったような事を言っていた。上映が始まるとまず、えっ!と思った。そう、劇場で見た人ならばわかるのだが、例のオープニングタイトルが日本語なのである!なので、これは日本語吹き替え版なのか!?と一瞬、愕然としたが、惑星ホスでのシーンを見てホッとした。この惑星ホスのシーンのロケ部分はノルウェーで撮影したのだが、何と言ってもやはり、AT-ATスノーウォーカーの戦闘シーンが特筆に値するであろう。反乱軍がシールドを張ったのに「どこから入って来るねん」という話はあるが、実際に象をアニメートしたフィルムを基にしてミニチュアで製作を行った動くその姿に「こんなごっつい兵器がある帝国には勝たれへんぞ」と思うと共に全然チャチさを感じさせないその出来にフィル・ティペットの職人気質を感じたのであった。
のちに「レイダース・失われた聖櫃」で流用される惑星ダゴバに登場するヨーダの造形はよかったものの残念ながら、どう見ても私にはヨーダがそんなに強そうには見えなかった(やっぱり油すましでしょ!そんでもってR2-D2とケンカをするところは爆笑!)また、ヨーダがオビワンの幽体(これってなんやったっけ?)に「こいつ(ルーク)には修行は無理だ」というシーンで「私もそうでした」と反論するところがあるが、一瞬、ファンのあいだでも話題になったが私もルークの父親はオビワンだと思った。
そしてそして、ジャガイモで作った小惑星帯に逃げるために突っ込んで行くファルコン号と追い掛けるタイ・ファイターの迫力ある追撃シーンは、どう見ても小惑星帯はジャガイモには見えないシーンであった。一部にはスニーカーも映っているらしいが。そしてそしてそして、スターデストロイヤーでダースベイダーが、バウンティーハンター共にファルコン号捕獲についての説明をしているシーンで私はロボットの賞金稼ぎIG-88にスゴイ期待をしていたのだが、描かれるのはボバ・フェットだった。それでも割とカッコよかったので期待していたのだが、「ジェダイの帰還(復讐やないやろ!以下「ジェダイ」)」であっけなくやられたのはガッカリだった。だが、惑星ベスピンのマット・ペインティングのクラウド・シティはもっとガッカリした。と言うよりこの映画で一番嫌なシーンだった。あの、マット・ペインティングはあかんでしょ!(笑)ディズニーのマット・ペインティング部門のトップだったハリソン&ピーター・エレンショウ父子がやったのに信じられらいぐらい下手だった(まあ、東映の宇宙刑事シリーズなどの「スーパーイラスト」(笑)よりはマシやけど)。しかし、このクラウド・シティで描かれるダースベイダー対ルーク・スカイウォーカーのライト・セーバーの戦いは、当時の何かの本にも書いてあったがせっかくチャンバラスタイルでやるのだから、日本から殺陣師を読んで殺陣をつけた方がよかったのではないかと私も少しは思ったが、なかなか興奮させてくれる戦いであった。これはエピソード4でケノービ対ベイダーの戦いでアニメーターのミスでライトセーバーが時々、光らなくなるのがそのままフィルムになり、取り返しがつかなくなってしまった事に対してのリベンジで入念にエフェクトを施した事も要因だと思う。
「帝国」が今のところトップで「SW」サーガの中で人気があるのはそのストーリーと演出(もちろん本編、特撮共)が優れているからである事は周知の通りであるが、脚本を書いたリー・ブラケット(ローレンス・キャスダンと共同)は「キャプテン・フューチャー」を書いたSF作家、エドモンド・ハミルトンの奥さんであるが、実は当初の脚本通り、映画化はされていない。それはリーが急に亡くなってしまったことで脚本を最後まで単独で完成できなかったせいであるが、当初の脚本の中に登場する「溶岩の海に浮かぶ鉄の城」などは見たかったなあと思う。監督のアービン・カーシュナーは「2作目に強い」と言われているルーカスの師匠的な人であるが、脚本しだいでその力量が発揮できたりできなかったりするので、正に「帝国」はドンピシャだったのだ。また、カーシュナーはスタッフやキャストの心情をよく理解していたと言うが、それは「帝国」において当たり前の事なのだが、スタッフがカーシュナーの指示や意見を聞いていたのに対して「ジェダイ」のスタッフは監督のリチャード・マーカンドの指示や意見を聞かずルーカスに指示や意見を求めていた事からもその高い信頼性がわかり、その力もあって「帝国」が傑作になった要因のひとつとも言えると思う。
特撮はリチャード・エドランドとイギリスから「スペース1999」「サンダーバード」のブライアン・ジョンソンを招き、二人をスーパーバイザーに据えて、デニス・ミューレンをエドランドの下に置きILMのスタッフを統括する形を作った。これはエドランドが当時、「レイダース・失われた聖櫃」に関わっていたからであるが、彼らの仕事ぶりには本当に驚嘆するばかりである。
DVDは例によって初公開版が収録されている2枚組のリミテッドエディションが発売されているが、えー私は前回に言ったように色々な仕様で発売された分を全て所有していますが、この「帝国の逆襲」は鑑賞用にもう1枚所有しています。ダースベイダーだけ見たい時、名作SF映画が見たい時、戦争がしたくなった時、仕事で落ち込んだ時など広く活用しています。最後に音楽について少し語るのを忘れていました。音楽のジョン・ウィリアムスは78年公開の「SW]に続いて、79年公開の「スーパーマン」で再びその感動的でダイナミズム溢れるヒーローの旋律を聞かせてくれましたが、「帝国」では「ダースベイダー(帝国)のマーチ」は一度、聞けば忘れられない重厚で強烈な悪の旋律を謳った名楽曲だと思います。幸い、「SW」全6作は全て音楽を彼が担当したので本当によかったと思います。
では、そういう事で次回は「ジェダイの帰還」です。みなさま、お元気で、さようなら~♪ 「AVP2」を見ながら。
(バルカン星のダースベイダー)






     

スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

補足

文中に『ジャガイモで作った小惑星帯』とあるが正確には小惑星帯のミニチュアの中にILMスタッフが遊び心で、ジャガイモを1個こっそり忍ばせていた。正確にはジャガイモとスニーカー。
AT-ATがシールドを張ったホスに降下できた理由は、包み込むタイプのシールドではなかったのでシールドの端からくぐり込む事が可能、よってそこからエコー基地までAT-ATで歩いてこなくてはいけなかったわけです。

実はこの件、旧「スターログ」の読者欄でかなり物議をかもした話題だった。そしてその時もマキノ氏が、言っていたような「傘状になっているから~」の理由が最も有力な説として 言われていたのだが・・・・・。う~ん(笑)そういう説明を、スノーウォーカーに乗ってた、帝国軍のやつでも言うとったら、ええねんけど、「帝国の逆襲」でも、その「特別編」でも、そんな説明やシーンは、なかったような気がするねんけど、記憶が間違ってたらすんません
作品名
月別アーカイブ
clock
プロフィール
マキノ
SFをこよなく愛するペーパークラフトクリエイター
リンク
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。