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スターウォーズ「ジェダイの帰還」

さて、今回は「ジェダイの帰還」(以下「ジェダイ」)である。この「ジェダイ」は一般の映画ファンからも、SF映画ファンからも旧三部作の中では一番「ダメ」とされているが、私はそうは思わない。あの話の内容から考えて、むしろあれ以上まとめるのは無理だと思うのだ。残念ながら幾つかの「ダメ」と言われている点が目立ち過ぎてしまっているので印象が悪くなっていると思うのだが、その点はまた後で述べたいと思う。当時、私は予備校生であったがほとんど、予備校には行かず映画館や本屋、喫茶店に出没していた。その日もいつものように梅田をブラブラして、腹が減ったのでナビオ阪急に赴き、「古譚」でラーメンを喰い、「何か映画見よう」と思って上の階にある「北野劇場」で映画を見たのだが、何の映画を見たのかタイトルも内容も不思議な事に忘れたが、映画が始まる前の予告編で「ジェダイの帰還」(公開当時の邦題は「ジェダイの復讐」)の予告編を見たのだ。しかし、その予告編で流れたコピーを見てビックリした。「最高のおもしろさで送る完結編!お見逃しなく!」である。確かに間違ってはいないのだが、周囲のあまりSFや映画に関心がない普通の(笑)友人達からは、みな異口同音に「もう、終わるんやろ」と言われて、その度に私は「違うよ、最初は12作、作る予定やったんやけど、それが全9作になってん。今回の完結編と言うのは、その全9作のちょうど真ん中の4、5、6の三部作の完結編て言う意味やねん。」と説明した。後に全9作の製作予定は全6作となるのはご存知の通りだが、私と同じ経験をこのブログのエグゼクティブ・プロデューサーであるマキノ氏もされたと聞いた事がある。

そして遂に公開されたのだが、まず一回目を見て最初に感じた事は、宇宙空間であっちからこっちから戦闘機が飛んで来て、ビーム砲がビュンビュン飛び交って繰り広げられる、ニュー・デス・スター破壊作戦を決行する反乱軍対宇宙戦艦軍団の帝国軍の戦いは凄い!と思い嬉しかったがそれ以外は、う~ん、と言わざるを得なかった。そしてそれは、弟の面倒を見ると言う口実で親から巻き上げた金で見た二回目でますます、確信を得た。それがすなわち「ダメ」と言われている点なのだが、まず、惑星エンドアの一連のシーン、あれはいらないと思う。バイクのところとかC‐3POがイウォークにベイダーのマネを見せたりするところはおもしろいと思うが、子供の層の集客を狙ったのか少し幼稚かなと思った。また、ジャバ・ザ・ハットのアジトへハン・ソロを救出に行くところも、ジャバはルークの「ジェダイの術」が利かなかったので強そうだな、と思っていたがあっさり、レイアに首(?)を鎖で絞められて倒されてしまうし、旧「スターログ」の読者欄にも書いてあったがアジトに巣食う宇宙人たちは、昔の「東映変身怪人番組」に出て来る造形の怪人を彷彿させる出来の悪いものだった。音楽を演奏していた奴らも然りだ(ビブ・フォーュナは好きやけどね)。「帝国」の時にも書いたがボバ・フェットはすぐやられるし、他のバウンティ・ハンターの描写もないしねえ。皇帝を文字通りガードしているあの赤いエンペラーズ・ロイヤルガードは何をしに登場したのかさっぱりわからない。そして、一番「ダメ」だと感じたのがルーク対皇帝の戦いで、皇帝が指先から出すピカチュウの10万ボルトのような青い電撃(ピカチュウの10万ボルトは黄色やけど)は確かにダメージを与えるのだろうけれど、せっかく期待していた皇帝の武器?技?術?をあれだけしか見せないのはいただけないのではないだろうか?ルークの幾度かの「助けて」と言う叫びでダークサイドから「帰還」したベイダーが皇帝を持ち上げて放り投げるところも、いくら皇帝がベイダーの事を信用して油断していたとしても反撃がないのはおかしいと思う。まして、百五十歩ぐらい譲って放り投げられてそのまま落ちて行ったとしても、それぐらいで死ぬ存在とはとても思えない(新三部作を見るとますます、そう思うよ)。だけど、だけどである、私が「ダメ」だと述べた点は多分、この映画の一般的かつSF映画ファンが「ダメ」だと言っている点とほとんど同じだ思うが、その「ダメ」な点をもし丁寧に描くとすると当然、今のようにCGもないので時間もそして、コストも掛ってしまう。だから、ああいうふうにまとまってしまうのは仕方がないのだ。実際、ルーカスはローレンス・キャスダン(当初、単独、後にルーカスと共同)に頭を下げて脚本を頼んだと言う。そう、ルーカス自身も「ジェダイ」の脚本を書くのは至難の業だと自覚していたのだ。
そして、実は、この「ジェダイ」の特撮を完璧に描くことも至難の業であると言うことをルーカスは自覚していて、ILMの三人のスーパーバイザーがこの難局に挑む事になるのだが見事それを成し遂げた。三人のスーパーバイザーとはすなわち、リチャード・エドランド、ケン・ローストン、デニス・ミューレンの三人である。

例によってDVDは例の仕様で(笑)販売されています。えー私は・・・・・一応、持ってます(笑)
では、では、次回は「新三部作」を一気に語る予定です。それでは、さようなら。
(バルカン星のダースベイーダー)








 
 


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