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エイリアン2

さてさて今回は、「エイリアン2」である。前作の「エイリアン」が、世界中で大ヒットしたので、当然、第2作目が企画されたわけであるが、ウォルター・ヒルを始めとする、プロデューサーたちは、絶対にヒットさせなければならないということで「自分たちの思い」と「会社からの命令」を含めて考えて、慎 重に監督を選んだのが、ジェームズ・キャメロンであった。その結果、ご存じのように映画は大ヒットしたのだが、マキノ氏のような、「1」が好きなファンからは総スカンを喰らってしまった。確かに、「1」の好きなファンの言うこともわかる。あんなに、バンバン登場させるというか見せてしまうと、エイリアンが持 つ「神秘性」が無くなってしまうからだ。ねえ!マキノ氏!、しかし、「2」の方が好きだと言うファンの「アプローチが違うから」、と言うことも理解できる。「1」の「宇宙ではあなたの叫びは誰にも聞こえない」に対して「2」は正に、対異星人の白兵戦を描いた「今度は戦争だ!」であるからだ。で、私はどないや ねんと言うと、冷静に「2」を見た場合、見ている時はおもしろいが、「SF&ホラー映画」として見た場合は残念ながら、そのディテールの差から、「1」の方に軍配が上がると思う。その前に私は157分の、いわゆる完全版を基に話を進めることを、初めにお断りしておくが、まず、「2」は「1」より、57後の世界なのである。なのに、あの、第二次世界大戦の兵士のような、「宇宙海兵隊」の出で立ちは何なのだろう?もう少し、まともな宇宙服のような戦闘服は無いのだろうか?武器にしても、マシンガンのお化けのような、M56スマートガンか何か知らないが、鉛で出来ている弾丸など いつまでも使うのだろうか?相手は異星人なのに、だ。光線銃(レイガン)の方がシックリ来ると思うが。それに、今ですら、すでに、ピストルで原子爆弾が撃てる時代が来ると言われているのに、わざわざ軌道上からの核攻撃というのも解せない(結局、出来なかったけど)。エイリアンを倒せるかどうかわからんが、生物のみを殺傷できる中性子爆 弾を知らんのか?核融合炉と同じ仕組みになっていると言う、環境システムの施設も、57年後の世界やったらクリーンなエネルギーで制御できると思うし、軍人と民間人だけで出発して、科学者を連れて行かないのも、よくわからない。みんな科学者並みに頭がよければ別だが、不測の事態が起きればどうするのだろうか?初代「 ウルトラマン」に出て来た、岩本博士のような人を連れて行けば、あの「宇宙恐竜ゼットン」を倒した「マルス133(これ、試作品やったんでっせ!)」のような爆弾を即席で作ってくれて助けてくれるかも知れないではないか。飛行機?戦闘機?爆撃機?を遠隔操作せな、あかんかったにしても、非常用で携帯できて操作できる もんぐらいないのか?ビショップも、わざわざ、あんな、「ダイ・ハード2」のジョン・マクレーンみたいにパイプ(やったっけ?)の中を這って行くようなことせんでも、57年も経ってるんやから、ジェット噴射で空を飛べるぐらいなってなかったら、あかんと思うよ。「ロケッティア」て、いつの時代の話か知ってる?そうそ う、忘れてた。あの、リプリーとニュートと海兵隊が乗ってた装甲車も、あれでは納得できません。レーザービームまでとは言いませんが、ミサイルかバルカン砲ぐらい発射しろよ、て思います。あれでは、さっきの「2」じゃなくて「1」の「ダイ・ハード」とか「西部警察」に出た装甲車とほとんど同じです。東宝自衛隊なんか 、遥か昔の60年代に、「メーサー殺獣光線車」とか持っているのにです。でも、ホンマに嫌やったのは(笑)あの、クイーン・エイリアンだ。キャメロンが自らデザインしたのもあって、威厳さがあって強そうだが、エイリアンを蜂か蟻のような存在にしてしまうのは、何か下等な感じがするのだが、どうだろうか?やはり、その 正体は謎のままにしておいた方が、よかったのではないかと思う。
最初の方にも書いたが、確かに、見ている時はおもしろかった。ドレイクが、エイリアンを撃ったのはいいが、血液が跳ね返ってきて、顔面や戦闘服が溶けるところや、寄生されている住民の腹部から、チェスト・バスターが出てきて仕方なく殺すのはいいが、大事な「赤ん坊」を殺されたと知って「ウォーリアー」たちが 一斉に襲ってくるところ、一体、エイリアンが何匹おるかわからないという恐怖を表している、動体探知器の存在やバリバリ撃ちまくって、弾丸がみるみるうちに激減していくセントリーガンの発砲描写。バークの策略で医務室に閉じ込められた、リプリーとニュートのフェイス・ハガーとの死闘。それに、クイーンが尻尾でビショ ップの背中を突き刺して体液を撒き散らし、両腕で体を引き裂くシーンから始まる、方や子供を死守する、リプリーのパワーローダー対、方や子供を殺された怒りに燃える、クイーン・エイリアンの大肉弾戦!(パワーローダーが歩いて響く足音が、旧版「新造人間キャシャーン」のブライキング・ボスのロボット軍団の、響く足音 と似ていると思ってるのは俺だけや!)最初の方にも書いたが、見ている時は、即ち、SFアクション映画として見ればいいとは思うのだが、「エイリアン」の続編として見ると、今一つか二つではないかと思う。当のキャメロンも「リドリー・スコットには敵わない」と言っているで、仕方がないのかな、と思わないでもない。だが 、しかし、「ターミネーター1&2」であれだけ、SFマインドを見せてくれた彼のことである。この「エイリアン2」でも彼なりのSFマインドを見せてくれようとしていたのではないかと思うのだ。とすれば、そこは、「ターミネーター」をスマッシュヒットさせたものの、プロデューサーたちとすれば、少し不安な部分があったの で脚本作りに介入し、誰でもわかる、普通の(笑)SFアクションに仕上げていったのではないかと思うのだが、私の考え過ぎだろうか?(キャメロンが脚本を書いた「ランボー2・怒りの脱出」でも、最終的にスタローンが書き換えて全然、違う趣旨の映画になったのは有名)そして、「エイリアン2」は、そのチャチな宇宙船の描写にも関わらず、他の特撮シーンが優秀であると判断されたのか、ロバート&デニス・スコタック兄弟とスタン・ウィンストンとジョン・リチャードソンは、アカデミー視覚効果賞を受賞するのである。また、この「2」からエイリアンシリーズは、どんどん悪くなっ ていくのである。個人的にはそう思う(笑)

当時、旧雑誌「宇宙船」で「エイリアン2」の公開時に「エイリアン2」は原題が、「ALIEN2」でなく「ALIENS」だから「ALIEN³」の方を「エイリアン2」にしなければならない、とあったのだが、何を言わんやである。そんなもん、普通に映画を見る人たち に取っては2本目が「2」で3本目が「3」なのである。マニアは、たまに訳のわからんことを言うので困る。えっ?お前もそうや!って、ごめんなさい。というわけで、当然、次回は「エイリアン³&4」になると思いきや、「トワイライトゾーン」にしようかなと思いますが、さて、どうなることやら・・・・・。
(バルカン星のダース・ベイダー)







 

 
 


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エイリアン2の海兵隊が使う銃は銃弾ではありません。
あれ、レールガンらしいから。
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