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スーパーマン・リターンズ

という訳で、今回は「スーパーマン・リターンズ(以下、リターンズ)」である。この映画の製作ニュースが、当初伝わって来た時は、「X-MEN」のブライアン・シンガーが「X-MEN:ファイナルデシジョン」の監督を蹴ってまで監督をすると聞いて喜んだのだが、しばらくして、ふと考えてしまった。「確かに『X-MEN』は、監督自身のマイノリティが善悪に関わらず、ミュータントたちの物語に反映されて、見事な特殊効果と共におもしろかったのだが、果たして『スーパーマン』のマインドと合うのかな?」と。そして、その後、ストーリーは「1」のリメイクになるとか、主演のブランドン・ラウスは、クリストファー・リーブにそっくりだとか、「スーパーマン」でジョー=エルを演じた、故・マーロン・ブランドがデジタル出演するだとか、色々、ウワサというかニュースが聞こえて来て、いよいよ公開となり、映画を見ると、まず、J・ウィリアムスのあの曲に、立体アニメーションのタイトルが流れて来たのにビックリした。というか嬉しかった。「おおっ!」という感じだった(笑)嫌が応にも、期待する気持ちが高まった。
実際、スーパーマン=クラークが、宇宙から還って来て、地球の母であるマーサと再会をし、デイリー・プラネットに復職を果たして、ロイスが取材に乗り込んだ旅客機(やったっけ?)に連結されている、スペースシャトル、ジェネシス号の墜落危機を救うまでのシーンは、ほどよいテンポで、人物の紹介と事件と映画が始まってすぐのスーパーマンの活躍を描いていき、ファンなら喜ぶのは間違いなしのシーンだった。加えて、スーパーマンを演じるブランドン・ラウスも、ウワサ通り、クリストファー・リーブを更に男前(?)にした感じでいいと思ったし、ロイス・レーンのケイト・ボスワースも、マーゴット・キダーよりは可愛い感じがする。また、マーク・ステットンの特殊効果も、CGとすぐわかるのが少し難だと言えなくも無いが、歯切れよく見せていたと思う。特にスーパーマンの飛行シーンは、時代が進んだからと言ってしまえばそれまでだが、スピード感は、78年や81年版のそれとは雲泥の差であった。だが、私がいいと思ったのはここまでだった。なぜって、ここからリターンズは、スーパーマンとロイス・レーンのラブ・ストーリーになっていくからである。確かに、ケビン・スペイシーが演じているレックス・ルーサー(坊主頭!)のクリスタルを使っての、地球上の大陸を壊滅させようとする陰謀のシーン並びに、あいだあいだで、人々を助けたりするシーンと上手く絡ませながら、そのラブ・ストーリーを表すシーンを見せてはいるが、ロイスは編集長の甥と結婚して、一応、スーパーマンを忘れようとしているのに、スーパーマンはいつまでも、何か見ていて未練たらしい感じ(笑)がするのは私だけだろうか?ルーサーの陰謀で、災害が起きて人々を助けるシーンも、ロイスを無理に忘れようと行動しているように見えるのだ(笑、考え過ぎかな?)それに一番おかしいと思ったのは、5年も地球を離れていたせいで、ルーサーの裁判中、スーパーマンが証人として出廷できなかったので、ルーサーが早く刑務所を出てしまったことになってしまったことを、同僚のジミーからクラークは聞いたのにも関わらず、今更どうなると思ったのか(笑)わからないが、それに対して何の責任も感じず、行動も行わないのは不思議だ。もう、ロイスのことで頭がいっぱいだったのだろうか?「5年も宇宙へ行っといて(ロイスを)ほっといたら、しゃあないやろ!」と思うんやけど・・・。そして、我らのヒーローであるはずのスーパーマンは「ちょっとぐらい注意せいよ!」というスクリーンに向かって、心の中で(笑)叫ぶ私の声に、全然、耳を傾けずルーサーがいるクリスタルの力で造った孤独の要塞に赴いた結果、緑色のクリプトンナイトに動きを封じ込められ、ルーサーとその部下にボコボコにされて挙句の果ては、ナイフ状に尖らせたクリプトンナイトをルーサーに刺されてしまい、断崖から海へと落ちてしまうのだ。見ていて思わず「せやから言うたやろ!お前はアホか!」と、また、心の中で叫んだ私であった。で、どうなるのだろうか?と見ていると、情けないことに、ロイス&リチャード夫妻に助けられるのだが、そこはすぐに「さよならロイス」と言って飛び立ったのはヒーローとしてよかったと思う(笑)更にそこから、怒りに燃えたのかどうかわからないが(少なくとも見ていて、凄くスーパーマンが自分自身に対して、或いはルーサーに対する怒りが現れているようには、私には見えなかった。B・ラウスの演技が下手なのか?)例のクリスタルの力で出来た孤独の要塞を海中深くから、眼からのビームで穴を開けて潜っていき、要塞の底から持ち上げて宇宙の彼方に放り投げるのには、「なかなかやるのう」と感心した。しかし、要塞のあちこちに仕掛けて?培養?散布?してあったクリプトンナイトのせいで絶命してしまう。私は子供のころ、ジョージ・リーブスの白黒テレビ版「スーパーマン」もスーパー・ドックが登場するアニメ版「新冒険」も見ているが(に~んげんをこ~えった~お~とこ~♪の歌のやつね)スーパーマンが一時的にせよ、死んでしまうシーンを見るのは初めてだった。もっと子供のころに、このシーンを見れば、それなりに衝撃的だっただろうが、どうせ生き返るだろうと醒めた眼でしか見れなかったので、このシーンはあまりいいとは思えなかった。それよりも驚いたのは、ロイスの子供のジェイソンが、実は、スーパーマンとの間の子供だったということである。これにはビックリした。スーパーマンが「超人」のままで、ロイス・レーンとエッチしてたなんて!しかしそうなると、私的には「リターンズ」は、B・シンガーが「1」と「2」を解体して、新たに想を付け加えて構築したリメイク作であるという認識が強いのだが、シンガー自身は、「リターンズ」を冒険篇の続編として作ったということであるのだから、その流れから考えると、超人の力を持った子供を登場させるのは少し安易なのではないだろうか?まあ、物語としての見せ場は少ないかも知れないので、そういう新しい展開は必要なのかも知れない。ピアノで部下が圧死したのを知って、すぐに子供が、スーパーマンの子供かも知れないとルーサーが悟るシーンはよかったが。そのルーサーが、直接のシーンは無いが、燃料切れから無人島に不時着する事の顛末は続編を思わせるもので、いいと言えるかも知れないが、私としては少し不満である。できれば警察に引き渡すところまでを描いてほしかった。結果、私だけかも知れないが、ルーサーによる大陸の壊滅計画は阻止できたので、一応、物語としては終わりを告げるのだが、何となくまとまりが無い終わり方になってしまったような気がするのだ。疑問や問題は、続編で解明されるということなのだろうが、前にも書いたが、現在、棚上げになっている続編はどうなるのだろうか?こうなれば一刻も早い製作を希望する。現在、DCは、アメコミの映画化競争では、私は大嫌いだが「ダークナイト」という空前の大ヒット作があるものの、全体的には、完全にマーベルに差を付けられている状態なので頑張ってほしいと思う。ではでは、短く終われる時には終わるということで、これにて終了である。さて、次回はDVD発売記念の特別企画ではないのだが(笑)ダース・マキノ氏も大絶賛の「アイアンマン」である!それではみなさん、ごきげんよう、さようなら。

「バックス・バニー・ショー」を見ながら







 

 

 

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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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