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アイアンマン(真のアメコミヒーロー)

「アイアンマン」はアメコミヒーロー物としての王道的映画です。意外にもそんなアメコミ映画は少ない。内容が暗かったり、主人公が悩んだり。そんなヒーローものは、はっきり言って必要無し!
主人公トニー・スタークは、あっけらかんと自分がアイアンマンだと公に公表しちゃうような主人公です。最高です。必至で正体隠すヒーローとは一線を画してます。天才学者で一人でパワードスーツ作っちゃいます。(ありえねぇ!)そうです、かつての日本のアニメのテイストです。天才科学者と熱血ヒーロー、それを一人で背負ってます。
 もうこれだけでこの映画は他に類をみない、傑作を臭わせます。よく考えてください。こういったあたりまえのヒーロー映画が最近ほとんど無かったのです。それをこのアイアンマンは取り戻してくれました。
で、マニアでも面白く見れるのはスーツの開発過程を丁寧に描いているからです。もうこれはメカマニアにはたまらないシーンです。アークコアとか訳の分からないオーバーテクノロジーなど気にもなりません。リアルに描写されるスーツに魅了されっぱなしです。もう最高です。完璧です。ケチの付けるところが無いです!(ケチの付ける所があれば教えてほしいです。)
 さて、そろそろ冷静に評論していきましょう(笑)。
まずこのアイアンマンという映画、まれにみる凄まじく完成度の高い超傑作映画です。アメコミ系の映画は等身大ヒーローがメインですが、スーパーマンは例外として、どれもこれも激しく超人として描きすぎていました。あまりに強すぎて観ていて冷めてしまうのです。(スパイダーマンやハルク等、迫力あるシーンを描きたかったのでしょうが、私に言わせれば興醒めです。)実際原作では本当に強いのでしかたないのですが、マンガやアニメを実写でそのまま描いてしまうとだめです。いくらスクリーンの中とはいえ、物理空間の中で物理法則を無視しすぎると、滑稽なシーンになってしまいます。その点、リアルさにこだわったジョン・ファブロー監督は偉いです。あり得ない程の無茶な演出はさけて存在感を際出させています。それにこの監督、CGがあまり好きではないそうで、できるだけCGを使用しないで撮影されています。なんでもかんでもCGにしてしまう最近の映画とは違います。そこでジュラシックパークやターミネーターなどの模型製作で名を馳せた、スタンウィストンスタジオががんばってくれてます。(スタンウィストンは惜しくもアイアンマンが遺作になってしまいましたが。)
 この映画のもう一つの主人公はパワードスーツなのですが、これがまたよく出来ています。見た感じあり得ないようなデザインなのですが、実際に可動できるようにデザインされています(着ぐるみという意味で)。トランスフォーマーの様に実際の車の部品を再構成してデザインしたのと違い(それはそれで凄い労力なのですが、見た目重視で機構はまったく無視されています)、各関節等、すべて破綻しないよう計算されています。
 アメコミにダークナイトのようなストーリーは必要なし!ダークナイトという映画にバットマンが登場する必然性が感じられない。しかしアイアンマンは違う。まずパワードスーツありきの映画です。それ意外はどうでもいいのです。つっこみどころ満載のストーリーなど日本の70年代特撮を彷彿とさせ好感度大。たとえばシリアスと思われたウルトラセンブンやキカイダーを今一度観てください。あまりのつっこみどころ満載にギャグドラマかと思えます。(これが70年代に本特撮の面白さの根源なのです。)アイアンマンは60年代の原作に70年代特撮の醍醐味、そして最新技術の特撮がうまくミックスされた傑作映画です。実にバランスが良い。
特撮や編集に詳しければ、この映画の完成度に驚愕するはずです。最近CGと特撮の区別がつかない輩が多くてこまったちゃんですが、この映画は実に上手く、両方をミックスさせていて、ある種、現時点での特撮の理想だと思います。(マキノ)







 

 

 

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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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