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~東宝編~PART2

さて、 今回は、「ゴジラ」以外の怪獣映画たちを取り上げようと思う。言うまでもなく、「ゴジラ」以外の怪獣映画の最大の傑作は「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)(以下「バラゴン」)」と「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(以下「サンダ」)」の二大怪獣映画であろう。(有名な話だが)東宝は、昭和37年公開の「キングコング対ゴジラ」のキングコングに続いて映画化に際しての、海外のキャラクター版権を獲得したのはフランケンシュタインであったが、当初の映画化作品の企画は「ガス人間第一号」の続編としても企画された「フランケンシュタイン対ガス人間」である。そこから、ゴ ジラと戦わす「フランケンシュタイン対ゴジラ」となって最終的に「バラゴン」となった。この「バラゴン」を初めて私が見たのはテレビ放送で見たのであったのだが、「怪獣映画」と共に「怪奇映画」も子供のころから大好きだった私は、フランケンシュタインと言えば、当時は本や雑誌だけしか見たことがない、ボリス・カーロ フのフランケンシュタインだったが、フランケンシュタインと怪獣が戦うという発想がスゴイと思った(まさか、巨大化したフランケンシュタインが、怪獣と戦うとは思わなかったが、巨大化は「怪獣映画」や「ウルトラマン」を見ていたせいか、違和感はなかった)。また、古畑弘二が演じるフランケンシュタインも、子供心に大変怖かった。特に記者たちのカメラのフラッシュを浴びて、恐怖心から巨大化していくその姿は、日本が行った割には、フランケンの顔とすれば、なかなか良く出来ていた顔のメイクアップと共に忘れられない。それとラストで、実は「海外版」ではなくテレビ放送版のみに登場した大タコが、子供心に「なぜ、大タ コがフランケンを湖に引っ張り込む理由があるのか?」その大タコの真意がわからず(今も、私はわからないが(笑))何とも言えない大タコの恐怖に襲われた(笑)また、後年、謎は解明されるが「あのタコは本物やろか?」と悩み続けた(笑)。そして、この映画で特筆すべきことは、まず、(東宝と) ベネディクト・プロとの合作のせいで、原案がアメリカ人のせいか、ドイツのベルリンから、Uボートで日本の広島まで、フランケンシュタインの心臓が、運ばれて来るが、アメリカの原子爆弾の投下で行方不明となる。しかし、その心臓は不死身のクローン人間として、すでに甦っていた。という昭和40年に合作と は言え、日本が製作したことを考えると、SF的にも早かったと思う設定と、ファンの間ではあまりにも有名なことなので、ご存知の方が多いのではないかと思うので恐縮だが、怪獣の体長を約20メートルにすることで、ミニチュアとの対比にリアルさを出していることと、バラゴンが人間を食べるという怪獣にしていることだ。これは、つまりは、この映画をスタッフはターゲットを当然、「大人」にしている証拠であり、故に「怪奇」と「怪獣」が融合した「怪奇怪獣映画」に仕上げたかったのだろうと思う。結果、現 在見ても十分に怖い、怪奇怪獣映画の傑作となった(因みに人間が巨大化して敵と戦うもので、私が好きなものは、映画では無いが、テレビの特撮版「ジャイアント・ロボ」の第25話「宇宙吸血鬼」で描かれたロボ対ドラキュラン(人間では無いが(笑))である。ドラキュランが持つ、剣と楯まで巨大化していたが(笑) 「フランケンシュタイン対地底怪獣」で、リアルで怖い、怪獣映画の成功を収めた(多分(笑))東宝が放った、フランケンシュタインの第2弾が「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」である(正確に言うと、日米合作怪獣映画としての、「フランケンシュタイン対地底怪獣」「怪獣大戦争」に続く第3弾になる)前作の「フランケンシュタイン対地底怪獣」の設定と登場人物を微妙にアレンジして製作された、その内容は、前作で、山と海の二つに散ったフランケンの心臓が(そんなシーンは無いのだが(笑))クローンのフランケンシュタインの怪獣、サンダとガイラとして、それぞれ甦るが、あることがきっかけで 、二匹が戦うことになるというものであった。オープニングの夜の嵐の海の中でガイラが、大タコと戦うシーンも怖かったが、何と言っても 特筆するのは、前半の大クライマックスである、東宝自衛隊のメーザー殺獣光線車による「L作戦」である。怪獣映画が嫌いな人は「何でそんなごっついもん、自衛隊が持ってんねん」という疑問があるらしいが(笑)本物の自衛隊の協力もあっての、その作戦準備から着々と始まり、やがてガイラ攻撃へと至るリアルな描写は、私が日本のジョン・ウィリアムスだと思っている、伊福部昭大先生が奏でる、怪獣映画楽曲の名曲中の名曲「L作戦のマーチ」と相まって、大興奮必至の名シーンになっている(嘘だと思う人は見 て下さい(笑))残念ながら、現在は「バラゴン」も「サンダ」もその内容と描写と一部のセリフから、地上波では放送は不可能であるが、DVDは発売されているし、CSでは放送されることもあるので機会があれば、まだ、見ていない人はぜひ、見てほしいと思う。
この二作以外にも、勿論、東宝は怪獣映画を製作している。私が見ておもしろくなかったものは、せっかくドゴラのイメージデザインを小松崎茂が担当したものの、予告編以外は、ほとんど本編で怪獣が活躍しないという信じられない展開が凄い(笑)「宇宙大怪獣ドゴラ」(これ以降、東宝は「オリジナル一匹怪獣」が登 場する怪獣映画を製作しなくなるのだが、そうなったのは誰のせいでもない。きちっと脚本を精査しなかった会社のせいだ)と差別的な描写や内容が無いのにも関わらず、無理矢理こじつけた理由で、つい何年か前までDVDが発売されなかった「大怪獣バラン」(見ると大したことはない(笑))それとマダム・ピラニアやドクタ ー・フーと言ったキャラクターやメカニコングとゴロザウルスの造形はよかったものの、話がイマイチおもしろくなかった「キングコングの逆襲」である。それから、私は見ていないが、て言うか見れないのだが(笑)同じくこじつけた理由でDVDが発売されない「獣人雪男」(厳密に言うと怪獣ではないが)も雑誌などの紹介でし か知らないが、大したことはないと思う。それから、怪獣映画ファンには言うまでもないことなのだが、「怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス」は「東宝配給」の映画ではあるが、製作は円谷プロであるので、ここでは除外した。念のため。では、逆におもしろかったのは(個人的には好みでは無いのだが(笑))「空の大怪獣ラドン」と「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」である。と、突然で唐突だが(笑)ここからは、また、次回に、ということにしようと思う。が、最後にひとつだけ(笑)「怪獣映画」に「アンチ・テーゼ」や「ドラマト ゥルギー」を持ち込むのは、私は、断固として反対である。素直に「怪獣映画」として「娯楽映画」として楽しみたいと思う。と言うことで(何回も言うな!)次回は「東宝編PART2・ゴジラ意外の怪獣映画たち2」です。

アニメ版「ハイランダー」を見ながら、バルカン星のダース・ベイダー




 

 

 
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