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~東宝編~PART2・ゴジラ以外の怪獣映画たち2

さて、前回の続きで、逆におもしろかったと思った、「空の大怪獣ラドン(以下「ラドン」)」と「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣(以下「ゲゾラ」)」である。東宝の昔の怪獣映画は、前回の「サンダ対ガイラ」や「フラバラ」もそうだが(ついでにガメラもそうだが(笑))関西圏で言うところの、10チャンネルである、読売テレビで、ほとんど見ていたのが実情だが、まあ、そんなことは置いておいて、どこが、おもしろかったかと言うと、まず「ラドン」だが、前半の、鋭利な刃物が凶器かと思わせる、謎の殺人事件から始まって、怪虫メガヌロンの恐怖を描く怪奇映画を思わせる描写があり、そしてラドンが出現してからは、53年前の映画とは思えない、テンポのよい展開で話が進み、また、ラドン自体も最初は、なかなか姿を現さず、ほとんど飛行機雲や影だけで表現 されていて、見せ方が非常に上手い。特撮もファンの間では、すでに有名だが、超音速で、空中を飛行機雲を出しながら飛ぶラドンを追撃する、F86Fセイバーとの攻防は、凄いスピード感に溢れている描写だし、阿蘇で記念撮影をするカップルを襲うラドンの影が、地形の凹凸の大きさに合わせて形を変えるのにはビックリした 。また、映画を見ていた観客から「あれは本当に壊しているいるのか?」と、本当に、問い合わせがあった(笑)飛行するラドンの衝撃波で「西海橋」がグニャリと折れて曲がってゆっくり崩れるという破壊シーンも抜群に良い。加えて、福岡市街地でのラドン対自衛隊の攻防で、有名な、崩れていくターミナルビルの中を人間が走 って行くシーン。「ガメラ2・レギオン襲来」の特撮でも行われた、合成では無く、ビルのミニチュアに鏡を仕込み、その鏡に演技をしている人たちの姿を映した という、当時の特撮レベルを考えると、確かに、故・円谷英二は凄いと思う(因みに、故・円谷英二は「SF」についても自分なりに考えてこだわりを持った人で「地球防衛軍」でミステリアンが地球人(日本人)と会話をするシーンで、会話をする前に、ムニョムニョという音をさせてから話をするのだが、故・星新一に「あれは 、地球の言語に翻訳しているのですね?と聞かれて、「気づかれましたか!」と答えたのは有名な逸話である)。そして、ラストのオネストジョンミサイルによる阿蘇の総攻撃でラドンが全滅する、悲愴感が漂う、その一連のシーンは怪獣映画屈指の名シーンで、最初に述べたように個人的には好みではないが(笑)東宝怪獣映画ベ スト5には、間違いなく入るだろう。一方、「ゲゾラ」である。ゴジラシリーズである「メカゴジラの逆襲」を除いて、故・本多猪四郎監督の最後の怪獣映画であり、昭和45年に円谷英二が亡くなってからの、最初の特撮怪獣映画である。故に、その特撮はショウ・ブラザーズ製作の「北京原人の逆襲」で有名な(笑)有川貞昌が 行った。が、一般的には評判が非常に悪い怪獣映画である(笑)恐らくZ級と言ってもいいだろう(私の愛すべき、Z級SF映画たちについては、いずれまた、取り上げようとは思っている)。なのに、なぜ、取り上げたのかと言うと、あの「金星ガニ」に通じているものがあると思うからである(それだけで取り上げるな!とか、 勝手に思っているだけだろ!と言う人もいると思うが(笑))見ていない人のために(こんなZ級映画のために、大きなお世話だと思うが(笑))ストーリーを少し紹介すると、宇宙侵略者ベムダー(不定形のアメーバ状生物の設定で、アニメーションで表現されていた)が、南の孤島、セルジオ島にやってきて、イカ、カニ、カメに乗り移って怪獣となり、地球の征服の準備を開始する。が、その孤島へ調査にやってきた、日本の生物学者たちは、島の人間たちと共に怪獣たちと戦う。というもので ある。宇宙生物が地球の生物に憑依して、更なる怪獣になるというのは、昭和45年当時の、特撮SF怪獣映画としては、凄く斬新な内容であったと言えるだろう(ホンマか?)ただ、脚本を「太陽にほえろ!」などで有名な、小川英が書いているのだが、正直に言って、子供心にも少し雑であった感は否めなかった(現地人がレジ ャーランド建設に賛成なのか、反対なのか、わからないといった描写などね、笑)しかし多少、強引であるとは思うものの、怪獣との戦いに超科学兵器を登場させたりはせずに(展開から考えると出しようが無いという説もあるが(笑))弱点を探して身近な道具や武器で戦うアイデアは、なかなか面白いと思うし、コウモリとフグ が伏線になっている(いや、ホンマなんですって!、笑)超音波が弱点という点もいいと思う。また、前半の「怪獣対人間」後半の「宇宙生物対人間」と「怪獣対怪獣」という飽きさせない構成に工夫を凝らしているのもいいと言えるだろう。(特撮は、特にこれと言って述べるところは無い(笑)強いて言えば、ゲゾラの足のピア ノ線による操演がいいというぐらいか?な?)因みにカメーバは、平成15年公開の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」で死体(?)で復活した。当時のファンでないとわからない描写に、思わずニヤリとしたが、一部のファンのみかも知れないが、モスラ何か出さんとカメーバをそのまま登場させれば良かったのだよ。また、ゲゾラも平成16年公開の「ゴジラ・ファイナル・ウォーズ」のオープニングで復活した。が、こちらはライブフィルムであったため、少々、残念であった。というわけで、ガニメだけが復活されていないので、ゴジラシリーズが再開された時にはチョイ役でもいいから出してやってほしいと思う(笑)最後に「ラドン」も「ゲ ゾラ」も熱狂的なファンは別にして、「一般的な人向け」の特撮怪獣映画としては多分、マイナーな映画だが、機会があれば、ぜひ、見てほしいと思う。「ゲゾラ」はわからないが「ラドン」は大きなTSUTAYAになら、DVDが置いているはずだ。
次回は「~東宝編~PART3・ゴジラ以外のSF映画たち」です。それでは、みなさん、ラ~リホ~(スーパースリー風に)

「死霊のえじき」と「バンビ」を見ながら
バルカン星のダース・ベイダー




 

 

 
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