スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

~東宝編~PART3•ゴジラ以外のSF映画たち

さて、今回は東宝におけるゴジラ以外のSF映画たちについてである。この稿の最初の回にも述べたが、現在のところ、日本映画界において「SF映画」を一番製作しているのは(ファンタジイも含めてね)東宝であるのは間違いないが、一番の傑作は何だろうか?熱狂的なファンであれば「地球防衛軍(以下「地球」)」 や「海底軍艦(以下「海底」)」「宇宙大戦争(以下「宇宙」)」になるのだろうが、私からすると三作共、古いということは抜きにして、確かにおもしろいとは思うが「地球」においては「モゲラ」は何をしに出て来たのか(笑) もうひとつ良くわからないし、「海底」は押川春浪の原作を忠実に映画化しているのかどうかは別にして、神宮寺大佐を演じた、故・田崎潤の一世一代の名演技は見ておいた方がいいと思うが、ムー帝国の突入時に、艦首から発射(やったっけ?)されたアトミック冷凍「砲」は別にして、使用した軍人たちのアトミック冷 凍「銃」は、こだわらなくてもいいのかも知れないが(笑)拳銃の方がしっくり来るような気がする。そして「宇宙大戦争」に至っては、ナタール人との決戦で、池辺良か、土屋嘉男か、誰か忘れたが(笑)地対空熱線砲を手で持って(やったっけ?2よ)撃つのはいいが、手で持てるぐらいの簡易的なモノに、宇宙をビュンビュン 飛ぶ円盤を持つ宇宙人が負けるのか?と思ってしまうのだ。では、そんな文句ばかり言っている(笑)私ことバルカン星のダース・ベイダーがいいと思っている東宝SF映画は何かと言うと、まずは「ガス人間第一号」である。マッド・サイエンティストによる人体実験で、肉体をガス状に変化できるように改造された男が、愛する日本舞踊の家元のために、その能力を使って、次々と犯罪を犯していく、という言わずと知れた「変身人間シリーズ」の第3弾であるこの映画は、上映された昭和30年代に、こういう事件がもし起きれば、多分、このような展開になるのではないかと いう感じがよく出ているシリーズ最高傑作である。確かに今見れば、全体的に古さを感じるだろうが、「トワイライトゾーン」や「アウターリミッツ」が好きな人間には堪らない、SFオムニバス・ドラマのテイストに溢れているそのストーリーは、現在では、CGであれば簡単に描くことはできると思うものの、今の日本ではナントカ人間と言えば、すぐにフリークス系を発想する貧困な輩が多いので、恐らく二度と製作することはできないだろう。特に、この映画は、他にもあるかも知れないが、通常の怪獣映画や特撮映画のように本編と特撮が、はっきりと分かれているのではなく、本編部分のフォローに特撮を使用した映画で、成功している映画という意味でも特筆に値する。それに、あちこちの雑誌でも言われていることであるが、何と言っても、ガス人間の水野を演じた、土屋嘉男と藤千代を演じた、八千草薫の演技は必見である。藤千代の性格を、あやふやに描いている脚本に難がある、と言った批評も何かの雑誌で昔、読んだが、そんなことはないと思う。また、有名なラストは涙なしでは見れないだろう(って、私は「なし」で見ました(笑))この「ガス人間第一号」を初めて、私が知ったのは、オールド・特撮ファンには非常に懐かしい 、ケイブンシャ刊の「原色怪獣怪人大百科」(昭和46年版)であるが、見たのはやはりテレビで、大阪の朝日放送である。もう、何十年前の話だろうか(笑)当時は同じ週に上記の「地球」や「海底」「宇宙」も、すでにビデオでは見ていたが、なぜか放送されたので、かじりつくようにテレビを見ていた。まあ、それはともかく、ちょっと大きいレンタル店にはDVDが置いてあると思うので未見の方はぜひ、見て頂きたいと 思う。そして、もう一本は純粋なSF映画と呼ぶには厳密に言うと、少し抵抗があるが「ノストラダムスの大予言」である。五島勉のベストセラーを元にした、説教臭いことで有名な(そんなん、ホンマにおもろいのか?)この映画は当時、小学生だった私及び同級生の間で、大変、話題になり、どうしても見たい映画であった。折 しも忘れはしない、(フジテレビ系列の)関西テレビの夜8時ぐらいから、これのスペシャル番組があって、その中で出て来た、浜辺にある小舟の中で抱き合う、黒沢年男と由美かおる(エッチな小学生やねえ)そして不気味な岸田今日子の予言の声が、子供心に強く印象に残ったのも手伝って、親に「連れて行って欲しい」と頼ん だのだが、どうしても無理だったたため、下校時に校門の外で映画館のオッサンが配っていた割引券をもらって(当時はこういう慣習があったのだ)親に黙ってひとりで見に行ったのだ。で、見た結果は、丹波哲郎が「ノストラダムスの予言」を通して、人類の危機を切実に訴えるだけ、訴えて、滅んでしまうと言う(笑)ものであったが(特撮も、本編も、それなりに頑張ってたと思う(笑))その、丹波哲郎の一人三役は、やっぱり丹波哲郎だったし(笑)確かに例の成層圏 の放射能が、降下したために、ニューギニアの原住民が被爆し、頭がおかしくなり、探検隊を食おうとして襲うシーンは、子供心にも強烈であったし、ラストの核戦争後に、生き残るのはいいが、放射能で奇形児となった二人の子供が、空腹を満たすために一匹のミミズを取り合うシーンも、「反対」に出来がいいために大変、気持ちが悪い印象を残すこととなった。ご存知のように、この映画は、この二つのシーンに来た抗議の影響で当初は、その言われていたシーンを完全にどうかは忘れてしまったが、削除し、修正したフィルムで上映を行っていたが、ビデオとLD発売に関しては、修正版を元に発売をする予定であったものの、最終的には国内は 販売が中止となり、海外のみ発売されることになった。また、テレビ放送も地上波、衛星放送を問わず、放送禁止作品になってしまった。そして、それが、逆にカルト化された映画となってしまい、幻の映画になってしまった。が、めったにないが、地方の映画館などで、ごく、たまにやっていたりするので、「ぴあ」などでチェックしてみては、どうだろうか?と、何やら少し中途半端になってしまった感じがするが、今回はこれまでとしよう。次回は「日本のSF映画~東映、松竹、日活編(仮題)」です。それでは、皆様、さようなら。
子供と「ウォーリー」を見ながら、バルカン星のダース・ベイダー








     
     
スポンサーサイト

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

作品名
月別アーカイブ
clock
プロフィール
マキノ
SFをこよなく愛するペーパークラフトクリエイター
リンク
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。