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松竹2大カルトSF映画

さて、今回は「東映&松竹&日活編」であるのだが、まず、次回は「惑星大戦争」と「宇宙からのメッセージ」を取り上げるので、東映については、その時にしようと思う。が、「日活」なのだが、劇場用SF映画が唯一の怪獣映画である「大巨獣ガッパ」と、もう公開が終了しているはずの「ヤッターマン」の実 写版(松竹系の映画館で主に公開しているのは、配給を松竹と共同でしているためよ、念のため)以外は、全く製作していないのをすっかり忘れていた(笑)「ヤッターマン」は又、別の機会に取り上げたいので、日活については取り上げる映画がないのでスルーしたいと思う(笑)という訳で「松竹」である(笑)実は、松竹には2大カルトSF映画(って勝手に私が思っているという説もある)がある。「吸血鬼ゴケミドロ」と「昆虫大戦争」である。この2本は私ぐらいの年齢(って幾つやねん!)で関西で育った人なら、小学生のころ、大阪の朝日放送で毎年、夏休みになると必ずやっていた「夏休みこども映画大会」で必ず放映していたのをご存知だろ うと思う。他にも東映の「大忍術映画ワタリ」やアニメ映画「少年猿飛佐助」、「太陽の王子ホルスの大冒険」などなど昔のテレビ局はジャンルを問わず、本当に色々な、昔の映画をやっていたのだ。まあ、今みたいに、内容云々とか、放送禁止用語がどうのとか無かったからねえ・・・・。まあ、それは置いといて、最初は「昆虫 大戦争」である。ホロコーストの生き残りである白人女性のアナベル(ゴケミドロにも出演している、キャシー・ホーラン)が「全人類抹殺」という野望を抱き、人間の声による指令で意のままに動く、意志を持つ「昆虫」の生物兵器の話を軸に、東西冷戦が絡むというB級丸出しのストーリーである。が、子供のころに見たせいか 、昆虫が人間を刺す?食う?シーンは結構、痛そうで気色の悪い出来であったし、主人公の秋山を演じた川津祐介の痛そうで苦しそうな顔も、今もハッキリと覚えている。特撮は川上景司である。一般的には「ウルトラQ」の特撮が有名な人であるが、この人は昔から松竹の特撮をやっていた人だ。で、せっかくなのでストーリーを 、最初から、もう少し詳しく紹介すると(始めからそうせいや!)ベトナムへ向かう途中で、日本の阿南群島の上空を飛行していた、水爆を輸送中のアメリカ軍の戦略爆撃機が昆虫の大群に襲われ、乗組員がパラシュートで脱出する。爆撃機は墜落したが生き残った兵隊は、麻薬中毒の黒人兵のチャーリー以外、全員、謎の昆虫に刺 されて死んでしまう。島で昆虫採集をしていた秋山は、アナベルと情事の最中に、この事件を目撃し、チャーリーの腕時計を盗んで、それを売ろうとしたのを、アメリカ軍の調査団のゴードン中佐と軍医と警察に咎められ、アメリカ兵殺害の容疑で逮捕されてしまう。秋山の妻、ゆかりと、秋山が密かに昆虫を送った東京の科学者、 南雲が病院に収容されたチャーリーの証言から、アメリカ兵たちが、昆虫に襲われたのではないかと推理し、真相を究明したいと申し出る。アナベルに秋山の無実を証明するように依頼した南雲だったが、彼女はなぜか、証言を拒否する。秋山を雇って虫を集めさせていたアナベルは、実は、ホロコーストの生き残りで、そこでの悲 惨な体験から極度の人間嫌いになってしまい、挙句は全人類抹殺という途方もない野望を持っていたのだった。昆虫は彼女が繁殖させた殺人生物兵器だった。これに目を付けた共産圏の某国が、レストランの経営者のセボレー工藤と漁師の松永を通じて、アナベルの研究を援助していたのだった。 秘密を知った南雲は、病院を脱走したチャーリーが女医の純子に発した「ジェノサイド!」という言葉をヒントに自ら虫に刺され、その意味を知った。昆虫はアナベルによって「人間たちが起す核戦争の巻添えを喰うくらいなら人間なんか絶滅させてやる!」という意思を持たされていたのだった。不時着した水爆を狙って、某国 が動き出したのを知ったアメリカ軍は、昆虫のワクチンを作れる南雲を拉致し、水爆を遠隔操作で爆破させて、昆虫もろとも研究設備を破壊する事にした。心あるパイロットがゴードン中佐を拳銃で撃つが、爆破スイッチは瀕死のゴードン中佐の執念で押されてしまう。爆破を予見して上空へ避難していた昆虫たちは、島から立ち上 るキノコ雲を見ると一斉に、南雲が乗っていた飛行機に襲いかかった。飛行機は爆発し墜落した。昆虫から命がけでゆかりを守って死んだ、秋山の子供を産むために島を脱出したゆかりを除いて、事件の真相を知る人々はすべて死んでしまった。地球の運命は一体どうなるのか?と、ちょっと長くなってしまったが、映画はここで終 ってしまう(笑)期待しないで見ると十分、おもしろいので、よかったら見て下さい(笑)因みに、脚本は高久進である。後に東映で刑事ドラマや特撮、アニメや時代劇などを数多く書いた、有名な人である。
2本目は「吸血鬼ゴケミドロ」である。この5月4日に肺炎で、主演を務めた、シャンソン歌手の高英男氏が亡くなられた ので、ご存知の方も多いのではないかと思うが、元々、これは、「スペクトルマン」などのピー・プロダクションが、新たな特撮テレビシリーズとして「ゴケミドロ」を企画したのが始まりで、昭和42年に、白黒のパイロットフィルムを完成させた。その後、この企画は松竹に持ち込まれ、紆余曲折を経て翌年の8月、劇場映画「 吸血鬼ゴケミドロ」として公開されたのだ。但し、映画化に至るまでには、かなり大幅な変更がなされており、結果的にはゴケミドロという名称、及び人間の体内に侵入して自由に操る宇宙生物の能力のみが受け継がれた形となっていた。旅客機が、人里離れた岩山に不時着し、機内にとり残された10人の人間 たちが、血液を常食とする宇宙生物ゴケミドロに襲われる。気持ちがいいほどに醜い人間模様を描いた挙句、最後に生き残ったパイロットとスチュワーデスの2人も結局、生き残ることが出来ない。機内と同じことが、地球全体でも、起こっていたという驚愕のラストは実に衝撃的で、低予算でかつ、マイナー色は否定できないもの の、数少ない、和製SF怪奇映画の秀作として、私のような一部のファンには高く評価されている。脚本は先程の「昆虫大戦争」も担当した高久進と、推理作家として活躍していた小林久三。監督には、東映の映画とテレビで活躍していた、佐藤肇が松竹に招かれた。また、冒頭で触れたが、ゴケミドロに操られる吸血鬼、寺岡を演 じた主演の高英男、絵に描いたような強欲代議士、真野を演じた「必殺」シリーズの悪役でも有名な、北村英三、その代議士の提灯持ちをしながら、最後には裏切ってしまう会社重役、徳安を演じた、「仁義なき戦い」の山守義雄役が有名な、金子信雄など、俳優たちの熱演が印象深いが中でも、高橋昌也が演じた「宇宙生物学者」 の佐賀が乗客の中で一番、紳士的に行動していたにも関わらず、学者としての興味から、他人を宇宙生物の犠牲にすることに賛同してしまうシーンは、子供心に見ていてゾッとしたものだ。特撮はピープロの企画のせいか、当時のピープロの特撮スタッフがやっていたが、旅客機内部は実物大のセットを作ったというが、映画の最初で、殺し屋の寺岡 がオレンジ色に輝くUFOの中に入っていくのも、チャチと言えばチャチだが、幻想的な雰囲気でなかなかよかったし、寺岡の額が縦にパックリ裂けて、ゴケミドロが憑依するするシーンも、当時としてはよかったと思う。しかし、最近はこのような和製怪奇SF映画がメッキリ製作されるのが、少なくなってしまったのは寂しいか ぎりだと思う。この「吸血鬼ゴケミドロ」は比較的、DVDがレンタルできるのではないかと思う。また、別に宣伝するつもりではないのだが、パソコンがあってネットが出来る環境さえあれば、松竹オンラインで7日間、367円で見れるので機会があれば、ぜひ、見て下さい(笑)。
てなわけで、次回はマキノ氏との激論必至!?「惑星大戦争と宇宙からのメッセージ」です。

「真マジンガー~衝撃Z編~」を見ながらバルカン星のダースベイダー

 





 
 

 



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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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