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ターミネータ考察

「ターミネーター」という映画は筆者にとって特に強い思い入れのある映画です。というのも筆者は相当なロボットマニアであり、それまでのSFロボットで本当に満足いく作品は少なく、興醒めの着ぐるみロボットばかりでした。(「サイレントランニング」等、奇抜なアイデアの作品もありますが、しかしその動きはあまりに人間的すぎました。)だから大好きなスターウォーズですら、登場するドロイドにそれほどの思い入れはありません。

しかし、ターミネーターは着ぐるみなどではない内部メカそのものがデザインされたロボットでした。(アーマチュアそのものがロボットデザインというのが秀逸です)基本デザインは監督のキャメロンによるもので、まったくすごい監督です。筆者は毎晩夢に見るほどそのデザインに惚れ込んだものです。今にして思えばあんな骨格だけのロボトが機能するのか少々疑問ですが、当時としてはエポックメイキングだったわけです。

メカの露出、それは筆者にとってこの上ない至高の楽しみで、幼少の頃はキカイダーに興奮し(内部メカの露出という意味では世界初の完成されたデザインではないだろうか)、ウルトラセブンのロボット長官(第43話「第四惑星の悪夢」)に恐怖し、「がんばれロボコン」(頭部にメカが露出しているロボガリがお気に入り)にはしゃぎ、「ジャイアントロボ」でその重量感に圧倒されてました。そして加藤直之の絵に狂喜するのです。実在のロボットではホンダのP1(P2やASIMOは有名ですがその前身のロボット)がメカむき出しで好きです。

さて、傷ついたターミネーターが自分で修理するシーンもあり、その演出に感心しました。薄暗い部屋で動作不良を起こした腕をメスで切り開き修理します。また傷ついた細胞組織による眼球を取り出し、人工眼球を露出する演出もあります。メカをリアルに描くという意味においてこの当時としては画期的だったと思います。

作品としては、ターミネーターは超B級映画なるものを確率させたといっても過言ではないでしょう。B級映画なのにとてつもなく面白い、それが超B級映画なのです。

誤解を恐れず書いてしまうと、ターミネーターはB級製作だからこそ面白かったのかもしれません。B級の安っぽい雰囲気を逆手に取った雰囲気がフィルムノワールとして作品全体を良い方向に導いています。低予算で製作された、フレームレートを落としたぎこちない動きのターミネーターが逆に不気味な雰囲気を醸し出しています。やはりキャメロン監督は職人として天才肌です。悪条件をすべて利用しまくっています。うまい!

フィルムノワールとしてのターミネータが好きだった僕にとって、ただのアクションヒーロー化してしまったターミネーター2は「1」ほどの物ではありませんでした。映画として素晴らしいのは認めます。しかし、お金と技術をふんだんに使えば良い特撮など出来てあたりまえ。綺麗なCGよりも泥臭い手作り感のある特撮と低予算にまけない不屈の精神力がターミネータ-1を支えたのだと思います。

(マキノ)
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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

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